2021年1月14日(旧暦では2020年12月2日)
1月5日に見つけたマキバタヒバリ は10日ほど経ちましたが、まだ滞在しています。全国的にも珍しく沖縄や石垣島でもほとんどお目にかかる機会はないのでこのまま春まで越冬してくれるとうれしいですね。
沖縄的珍鳥のヒバリは、昨年の11月上旬からの長逗留。数は多少減りましたがそれでも6羽が元気に過ごしています。さえずりが聴けるころまでいてくれるのを期待しています。
こちらも沖縄的珍鳥のケリも昨年からの越冬モード。タゲリは昨年10月後半ごろからぞくぞくと石垣島を通過していき、今季はすでに100羽ほど見ています。不思議と全て幼鳥です。
ツグミやシロハラ、アカハラは越冬組も安定して同じポイントで見られるようになっています。珍ツグミはまだですが、冷え込みが続けばあれやこれや入るのを期待です。
シマアカモズも渡りの時期からはずっと少ないですが、それでも農地を回れば1日に数羽は確認できます。
マキバタヒバリ
越冬モードのマキバタヒバリ。鳥まで距離があり、気温も上がり陽炎が発生して写真がぼけぼけ。
マキバタヒバリ
多少はマシかと思えば、肝心のマキバタヒバリはあちらも向いている…。^^;
ヒバリ
ヒバリは6羽滞在。写真には3羽写っています。6羽とも全て第1回冬羽です。
タゲリ
ケリ
シマアカモズ
シマアカモズのオス第1回冬羽。シマアカモズは成鳥から幼鳥までバリエーションに富んだ個体が越冬しています。
アカハラ
ツグミ
ツグミのメス第1回冬羽。上のアカハラと共に5羽が田んぼで採餌していました。
2021年1月14日(旧暦では2020年12月2日)
沖縄への飛来が少ないマガモがいました。昨年の12月上旬にも見ているのですが、写真が撮れたとのは今冬初。美しいオスでした。
数日前から滞在のコハクチョウも相変わらず同じ田んぼでのんびりと採餌。警戒心がないので散歩する人たちのアイドル的存在になっています^^
水路にはコガモやヒドリガモ、ハシビロガモなどがたくさん休んでいました。
マガモ
コハクチョウ
コハクチョウはイグサの田んぼに浮かびながら雑草を食っていました。背中にはテントウムシが乗っています。
コガモ / ハシビロガモ / ヒドリガモ
2021年1月11日(旧暦では2020年11月28日)
昨日からコハクチョウが滞在中。警戒心のない個体でとなりでトラクターが走ってても全く気にしていませんでした。散歩の人などにも無反応。コハクチョウの餌があるのか心配です。
石垣島には現在、サカツラガン5羽の群れとヒシクイ、オオヒシクイ、マガン合わせて12羽の群れが滞在中なのでどちらかに合流すると安心なのですが…。
クロツラヘラサギは5羽がマングローブ内で休んでいました。今冬はここが彼らのねぐらのようです。
コハクチョウ
ことし生まれの幼鳥。本来なら、来年の春の渡りまで家族と暮らすはずなのですが、なんらかの理由ではぐれてしまったのでしょう。
クロツラヘラサギ
2021年1月8日(旧暦では2020年11月25日)
今冬の石垣島は猛禽類の越冬が大変多いです。きょうのハイイロチュウヒのほかに チュウヒ や オオノスリ 、越冬3年目となる 暗色型サシバ 、チョウゲンボウ、 チョウセンチョウゲンボウ 、ハイタカ、オオタカ、ハヤブサなど。
留鳥のカンムリワシやリュウキュウツミ、ここ数年で数を増やしているカタグロトビいるので大変賑やかで楽しいですね。
ハイイロチュウヒ
いきなり目の前に現れたハイイロチュウヒの幼鳥。あっという間に飛び去ってこれしか撮れず…。^^;
2021年1月7日(旧暦では2020年11月24日)
新年最初のバードウオッチングで見つけたマキバタヒバリ は今日も健在でした。このまま石垣島で越冬してほしいですね。
タヒバリやムネアカタヒバリの群れと一緒に行動していました。タヒバリ属3種の混群は姿をまったく消すこともあるのですが、そこは餌場に執着するタヒバリ属でしばらくすると舞い戻ってきます。
マキバタヒバリは一番、草に潜る傾向が強く、飛んでシャッフルされるたびに探し出すのが大変ですが、そこが面白いでもありますね。
マキバタヒバリ
きょうもいたマキバタヒバリ。第1回冬羽かな。ある図鑑には黒ずんだ爪が識別に使えると書いてありますが、きょう見た限りではタヒバリもムネアカタヒバリも爪が黒ずんだ個体が普通にいますね…。^^;
マキバタヒバリ
タヒバリなどにくらべると白っぽいマキバタヒバリですが、背面しか見えないと白さが目立ちません。
マキバタヒバリ
マキバタヒバリ
こんなかんじで草の中にいることが多いマキバタヒバリですが、根気よく探せば見つかります。
マキバタヒバリ
マキバタヒバリ
マキバタヒバリ
タヒバリ
ムネアカタヒバリ
ツメナガセキレイ
ホオジロハクセキレイ