日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2021年5月22日(旧暦では2021年4月11日)

子どもたちが起きる前に近所の林道を一回り。キンバト2羽とアカショウビン4羽に出会えました。

キンバト

暗い林道でキンバトのメス。

キンバト

オオバギの種子をくわえるキンバト。この時季のキンバトはたいてい裂開したオオバギを食っています。

リュウキュウアカショウビン

リュウキュウアカショウビンのメス。オスもすぐ近くにいました。

カンムリワシ

若いカンムリワシ。公園内を縄張りにする警戒心のない個体です。

Category: 野鳥
2021年5月22日(旧暦では2021年4月11日)

石垣島は、繁殖鳥たちのベストシーズンに入っています。最近、忙しくて久しぶりの更新となりました。^^;

キンバトは子育て真っ盛りのようで雌雄が餌を取っては巣へ運んでいました。

リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズクは抱卵中のペアが増えてきています。

リュウキュウキビタキも繁殖中ですが、こちらはどこにん巣を作っているのか全く分かりません。

エリグロアジサシも繁殖のため渡ってきました。この日は、8羽が海上を飛ぶのを確認しました。

キンバト

キンバトのメス。羽毛がかなり擦れています。クロツグをかき分けて入るようなところに営巣するので、繁殖期には傷みやすいのでしょう。オスはそれほど擦れていませんでした。

キンバト

キンバトのメス。地面地落ちて裂開したオオバギの黒い種子を食っていました。

リュウキュウコノハズク

リュウキュウコノハズクのオス。ツル性の植物が絡み合ったところに巧妙に隠れていました。現在、営巣中と思われる場所を含めて5カ所でリュウキュウコノハズクを観察中。

リュウキュウアオバズク

新規ポイントのリュウキュウアオバズク。これはオス個体。このペアの巣の目の前にはアカショウビンが巣を掘っていました…。アカショウビンの方が先に巣だったらアオバズクに襲われそうです…。^^; アオバズクは4カ所で営巣中。

リュウキュウキビタキ

リュウキュウキビタキのオス第2回夏羽。さえずりながら縄張り内を移動していました。

エリグロアジサシ

今季初のエリグロアジサシ。毎年繁殖する海岸の海上を飛び回っていました。石垣島のアジサシは、コアジサシ、オオアジサシ、エリグロアジサシ、ベニアジサシの順で飛来します。尖閣諸島で繁殖するオオアジサシ以外は石垣島の沿岸で繁殖します。

Category: 野鳥
2021年5月15日(旧暦では2021年4月4日)

あるアカショウビンを撮ってたら「なんだか見たことがあるぞ」となって自宅に帰って過去の写真を探してみたら、やはり似た個体を2013年に撮影していました。ただ、8年も前となるとはたして同じ個体なのかどうなのか疑問が湧きます。

リュウキュウアカショウビン

いい感じの枝にとまっていたリュウキュウアカショウビンのメス。

リュウキュウアカショウビン

反対を向くと、おやわずかに部分白化。見たことがある気がして自宅に戻って過去のデータをあさってみました。

リュウキュウアカショウビン

こちらの個体が上のアカショウビンと同じエリアで2013年に撮影したもの。白い羽毛の位置が似ていますね。

リュウキュウアカショウビン

今回撮影した個体の拡大。同じような位置の羽が白化していますね。

リュウキュウアカショウビン

上と同じ個体ですが左を向くと過去の他の個体にも似ている気が…。

リュウキュウアカショウビン

それがこの2013年に撮ったこの個体。こちらはオスですが、後頸の羽毛の感じが特徴的で似ています。

カンムリワシ

アカショウビンと餌場を共有していたカンムリワシ。お互い干渉はなし。

Category: 野鳥
2021年5月15日(旧暦では2021年4月4日)

渡りのシーズンもすっかり終わり、特に田んぼには寂しい限り。この日の平田原はアオアシシギ1羽とウズラシギ2羽、セイタカシギ8羽、コチドリ2羽のみの確認で終了。

ウズラシギ

ウズラシギ。まだ冬羽を残しています。

アオアシシギ

アオアシシギ。古い幼羽が残っているので第1回夏羽へ換羽中。

コチドリ

コチドリのオス夏羽。

セイタカシギ

セイタカシギのメス夏羽。

Category: 野鳥
2021年5月14日(旧暦では2021年4月3日)

八重山、石垣島の夏の小鳥と言えばリュウキュウキビタキでしょうか。この時季、鳴き声は聞こえるのですが姿はなかなか見せてくれませんが、根気よく探せば枝でさえずる姿を拝めます。このオスのリュウキュウキビタキは、縄張りの見回りなのか、さえずっては枝を変えて移動していました。

アカショウビンはどこに行ってもいます。警戒心の薄い個体なら長時間の観察も可能です。もちろん観察、撮影する車内の人影が見えないような簡易的なブラインドを利用したりしますが…。

カンムリワシは現在抱卵中のペアがほとんどで田んぼやサトウキビ畑でめぐりあう機会は減りましたが、林道などでは遭遇します。

リュウキュウキビタキ

リュウキュウキビタキのオス。人に対する警戒心はそれほど強くないですが、藪の中で生活しているので声だけ聞こえて姿が見えないことが多いです。

リュウキュウキビタキ

リュウキュウキビタキはキビタキと違い、三列風切まで白斑が入り込んでいます。

リュウキュウキビタキ

喉の色はリュウキュウキビタキが黄色なのに対してキビタキはオレンジ色がかっています。

リュウキュウキビタキ

初列風切以外は夏羽に変わっているリュウキュウキビタキ。

リュウキュウキビタキ

わずかな時間ですが、少し開けたところにも出てきました。

リュウキュウアカショウビン

この時季は、公園や林道などでアカショウビンに高確率で出会えます。

カンムリワシ

キノボリトカゲを捕まえたカンムリワシ。

Category: 野鳥