県道沿いのキンバト
林縁部の道路はキンバトの餌場になっています。繁殖期最盛期の5月下旬ごろから観察しやすくなっており、今季初の幼鳥も確認できました。今年は何月まで観察できるでしょうか。
歩道上で落ちた木の実を拾うキンバトのメス成鳥。
今年生まれのキンバト。わずかに幼羽が残っています。
林縁部の道路はキンバトの餌場になっています。繁殖期最盛期の5月下旬ごろから観察しやすくなっており、今季初の幼鳥も確認できました。今年は何月まで観察できるでしょうか。
歩道上で落ちた木の実を拾うキンバトのメス成鳥。
今年生まれのキンバト。わずかに幼羽が残っています。
台風で巣が壊れて保護し、段ボールで自作した人工巣とともに親元へ帰し、5羽のうち1羽が巣立ったアカショウビン の続き。翌日の28日には2羽目が巣立ちました。
さらにその翌日の29日に3番目が巣立ち。残る2羽は30日も巣立ちなし。なかなか巣立ちませんね。^^;
31日になって残る2羽が巣立ち、無事に5羽すべてが巣立ちと相成りました。
7月27日に巣立ちしたヒナの3日目の姿。羽毛を覆っていたさやも取れてかわいらしさに磨きがかかっています。^^
1番目が巣立った翌日の28日午後4時半ごろに2番目も巣立ち。頭部の羽毛はまだ白いさやに覆われています。
1番目に巣立ちのヒナ。少しずつ動き回るようになりました。
上と同じ個体。多少開けた場所に出てきて餌を持ってくる親に鳴き声とともに存在をアピール。
7月29日。5羽いた巣に残るのは2羽のみ。27、28、29と毎日、1羽ずつ巣立ちましたが、30日は1羽も巣立たず。31日にやっとこの2羽も巣立ちました。
今季、3羽目となるハシブトアジサシが飛来しました。 前回の2羽 とはことなり鷹揚な個体で目の前を軽快に飛び回っていました。
台風6号でコロニーが全滅したエリグロアジサシは再繁殖に挑戦するようで岩礁を変えてその上を飛び回っています。
今季初のオオバンが田んぼに飛来。島内では 越夏個体が2羽 いますが、それとは別エリア。
海岸のソリハシシギや田んぼのヒバリシギも少しだけ増量。
防波堤近くを飛び回っていたハシブトアジサシ夏羽。
エリグロアジサシは繁殖のやり直し。
今季初の渡り個体のオオバン。
ソリハシシギは海岸に少しずつ増えてきました。成鳥夏羽後期。
ヒバリシギ第1回夏羽。
7月1日に発見したリュウキュウアカショウビンの巣 が台風6号の襲来により7月23日に損壊。嫌な予感がしていたので、台風ということもあり仕事を早めに切り上げて巣を見にいってみると、ヒナ5羽が暴風雨の吹き付ける巣外に放り出されてしまいました。
丈の伸びた草むらの中から全てのヒナを救助。体温が低下して元気がないので急いで自宅へ連れて帰り、洗濯物の乾燥部屋で乾燥と保温。しばらくすると元気を取り戻したようなので餌やりにチャレンジ。
アカショウビンのヒナは警戒心が強く、餌付けるのは難しいと聞いていたので部屋を暗くしたまま、食欲をそそらせるために親鳥が餌を持ってきたときに出す鳴き声を真似てみると「ピョッ、ピョッ」と餌を欲しがるような仕草が見られました。台風なので餌を買いにも行けないので冷凍庫にあったムール貝を与えてみると5羽のうちの2羽が勢いよく食ってくれました。
そこからは1時間おきに日付が変わって午前3時ごろまで給餌。全てのヒナが競うように餌を食うようになりました。その間に翌朝、営巣木にひっかける人工巣を段ボールで工作しました。
翌日は午前6時ごろから給餌。親鳥がすぐに給餌してくれるとも限らないので目一杯ムール貝を食わせました。
午前10時半、バードウオッチングガイドのスポッターさんと師匠に手伝ってもらい、折れた営巣木へ人工巣を設置。ヒナ5羽を投入して待つこと1時間ほどでやっと親鳥の給餌が確認できました。これで一安心。
人工物に興味を持ってカラスがやってこないか一抹の不安もありましたが、無事に人工巣設置から4日目の27日午後に巣立ち第1号を確認することができました。
死ぬほど大変なのでヒナの保護はなるべくしたくないですね…。^^;
** 追記 **
1羽目が巣立ってから4日後、保護してから8日後の 7月31日夕方には、5羽全てが無事に巣立ち ました。
7月19日、孵化して10日程度たったヒナ。この時点でどうもヒナが5羽ほどいそうだと判明。
母親。
甲虫を運んできた親鳥。
台風6号で営巣木が折れ、巣外に放り出されたヒナ5羽を23日午後6時26分に救出。
救出してから5時間後。加温と除湿器2台による乾燥でしっかり座れるぐらいに元気を取り戻した。
人工巣を設置した7月24日。最初は警戒していましたが、ヒナの餌を催促する鳴き声に耐えきれず給餌を開始。
人工巣の全景はこんな感じ。明らかに怪しい…。^^;
人工巣本体はこんな感じ。
獲物を運ぶアカショウビン。
獲物は大きなバッタのようです。
SONY α1 のオートフォーカスはすごいですね。小鳥が正面に向かってくるシーンでもピントを外しません。
人工巣を設置してから3日目、巣立ちの1日前。ヒナの羽もずいぶん生えそろいました。
撮影は自動車の窓ガラスを20センチほど開けた上で目隠しをしています。
ガムテープが滑るのか、空中給餌。
7月27日。そろそろ巣立ちしてやろうかと外を眺める時間が増えてきましたアカショウビンのヒナたち。
救助してから5日、親元に帰してから4日でついにアカショウビンの巣立ち!! 巣立ち第1号は上で顔を出している2羽のどちらでもない個体でした。
まだ枝には止まれないようで地面を歩きながら移動。巣に残る4羽も元気そうです。すべてが巣立つには2〜3日かかると思われます。
まだ7月というのにアカアシシギの幼鳥が登場です。ずいぶん早いですね。
田んぼにはアカアシシギ以外にもアオアシシギやタカブシギ、セイタカシギなどがいました。
海岸にはオオメダイチドリ20羽ほどの群れやソリハシシギ、トウネン、シロチドリ、チュウシャクシギなどが滞在中です。
アカアシシギ幼羽から第1回冬羽へ換羽中。
アカアシシギも増えてきて複数箇所で十数羽を確認。
アオアシシギ夏羽後期。
ソリハシシギ夏羽後期。
オオメダイチドリ冬羽へ換羽中。
オオメダイチドリ冬羽。
チュウシャクシギ冬羽。