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名護岳でサシバの渡り

2016年10月16日

今季、2度目のタカの渡りを名護岳の天上展望台で見てきた。家を出るのが少し遅れたので、現地に着くと、すでに名護岳の麓からもサシバのタカ柱が見える。これは、出遅れたなと思いながら林道を展望台まで上がり午前8時20分ごろ到着。

早速、北に見える尾根に双眼鏡を向けてみると、数十羽のサシバのタカ柱ができていました。今日はたくさん飛びそうな予感。^^

結局、午前10時まで観察して600羽ほどカウントできました。ダブルカウントはほぼないはず。アカハラダカも何羽か渡って行きました。しかし、ほとんどの群れがかなり遠くを飛ぶのでなかなか写真に収められない…。

前回、たくさん渡っていたエゾビタキは一羽も見当たりませんでした。

帰りは、金武の田芋畑に寄ってみると、ここにも数羽のサシバがいて、田んぼで獲物を捕まえて長旅の疲れを癒し、越冬地を目指すさらなる旅に備えているようでした。

サシバの成鳥が真上を通り過ぎますがかなりの高度があります。

サシバの幼鳥。日本で春に生まれた幼鳥は、秋には遥か南の越冬地を目指す旅に出ます。

アカハラダカのメスも渡りました。アカハラダカの渡りは先月にピークを迎えています。

画角に入りきらない群れ。60羽ほどのタカ柱でした。

これも高い。あっという間に南へ飛び去りました。

サシバのランデヴー。

サシバの群れが現れるとやんばるの森の中で休んでいたサシバが追いつこうと必死に上昇します。

二つの群れが一つのタカ柱になる。

サシバの成鳥と幼鳥。

ツミに襲撃されるサシバ。ツミがサシバの尾羽に噛みついています。

ツミがサシバの背後をとり蹴りを入れています。

金武町の田んぼで獲物を探すサシバ。両足とも泥だらけです。

こちらのサシバも田んぼで獲物探し。沖縄本島など南西諸島で越冬するサシバもいます。