三角池にソリハシセイタカシギ3羽とクロツラヘラサギ11羽
2017年11月17日(旧暦では2017年9月29日)
自宅から近い、豊見城市与根の三角池にソリハシセイタカシギが3羽入りました。前日、友人と「今年はアボセット入んないねー」などと話していたのでうれしさも3倍です。^^
夕方、通ると3羽ともまだ滞在していました。ことしもソリハシセイタカシギが三角池で越冬してくれるのを願っています。三角池に3羽ものソリハシセイタカシギが同時に飛来するのは、おそらく初めての記録だそうです。
沖縄では過去、具志干潟にソリハシセイタカシギ7羽が同時に入ったこともあるそうです。
クロツラヘラサギは「J15」と「E24」を含めて11羽が三角池で休んでいました。10年連続で毎年沖縄にやってくる J15 は、10日ほど前に今季初確認。 昨年は、11月8日に確認 しました。今年もほぼ同時期の飛来です。
E24は、2011年に韓国で幼鳥時代に標識をつけられたオスの個体で、ことしの3月には、泡瀬干潟で怪我をして弱っているところを釣り人により保護、同5月に漫湖水鳥・湿地センターで放鳥されたクロツラヘラサギです。
三角池にソリハシセイタカシギ3羽飛来しました。
美しいソリハシセイタカシギ成鳥のシンクロ。
しかし、近づきすぎると喧嘩に発展します。^^;
こちらでは成鳥(右)と幼鳥の喧嘩。
ソリハシセイタカシギは、喧嘩といっても翼で相手を叩いたりくちばしで噛み付いたりする程度で大怪我には至らない。
今年もやってきたクロツラヘラサギの「J15」。保護されて以来、10年連続の飛来で13歳になります。
こちらはクロツラヘラサギの「E24」沖縄本島で越夏しました。ことしで6歳。
クロツラヘラサギの非常に若い個体。
クロツラヘラサギは、よくお互いを羽繕いします。
Category:野鳥
関連記事
- フラッグ付きのアカアシシギとセイタカシギ(2017年9月18日)
- シギ、チドリ秋の渡り順調に進行中(2018年8月7日)
- 泡瀬でダイシャクシギ(2018年12月29日)
- 沖縄では比較的珍しいウミネコとヨシガモほか(2019年1月29日)
- リュウキュウアカショウビン巣立ち(動画あり)(2014年7月22日)
- リュウキュウアカショウビン巣穴掘り(動画あり)(2014年4月24日)
- アオバズク間も無く巣立ち(2018年6月29日)
- 三角池でクロツラヘラサギと今季初のオオバン(2017年10月18日)
- コグンカンドリ、オオアジサシなど海辺の野鳥たち(2015年6月7日)
- セッカの子育て受難(後日全滅)(2016年5月12日)