チュウシャクシギのようなアオアシシギのような、聞きなれない鳴き声が上空から聞こえて来たと思ったら、コシャクシギが4羽目の前に舞い降りました。こんなことがあっていいのか!?
コシャクシギは、石垣島でも何度か見たことはあるのですが、はるか100メートル彼方にいるのを双眼鏡で見たことがあるだけで、実質、ライファーみたいなものです。^^
向こうからこちらへどんどん近づいて来たりと愛想の良いコシャクシギたちでした。昨年もここの環境なら必ずコシャクシギが入ると睨んでいた場所なので4羽のコシャクシギを双眼鏡で見たときはかなり興奮しました…。^^; 島の南側で海に面した牧草地や草地にはコシャクシギ以外にもいろいろな渡り鳥が休憩してそうです。
ツバメチドリの渡りも順調に進んでいるようで、今日も20羽ほどの群れと10羽ほどの群れ、数羽の群れをそれぞれ確認した。
コシャクシギは、草むらを歩きながら虫を捕まえていた。
春の渡りで越冬地から繁殖地へ北上して行く途中の野鳥たちが毎日のように入れ替わり立ち替わりで沖縄へ立ち寄ってくれます。
人参畑には、ツバメチドリが6羽、海岸には、オバシギ6羽、ホウロクシギ2羽など色々なシギチが羽を休めに舞い降ります。オバシギを6羽の群れで見たのは初めて。大抵1羽か2羽ぐらいでした。
ホウロクシギは、オバシギを撮り終えて帰ろうとしたら鳴き声が聞こえるので双眼鏡で探してみると2羽が餌探しをしていた。今年初のホウロクシギでした。
キアシシギやキョウジョシギ、セイタカシギ、ダイゼン、ムナグロなども夕日に照らされながら次の渡りへ備えて餌探しに勤しんでいた。
嬉しいことにオバシギは6羽の群れでいました。美しい夏羽に変わっています。
今日は、糸満市の農耕地を軽く回ってきました。 昨日はうるま市でたくさんのミフウズラを見ました が、今日の糸満でも5羽観察できました。石垣島より沖縄本島はミフウズラが見やすいですね。私は行ったことがありませんが、宮古島もミフウズラが見やすいそうです。
その他には、ツバメチドリの十数羽の群れやムナグロの数十羽の群れ、シマアカモズ数羽などがいました。 先日、撮影した白いスズメ もいました。^^
チュウシャクシギはどこの海岸に行ってもいますね。
ミフウズラのメス。ミフウズラのポイントに着いた直後に土砂降りにたたられましたが、雨が小降りになると草むらから出てきました。近すぎたので、少し向こうに行ってもらいました。^^;
畑でスズメの群れがいるところには、必ずと言ってよいほどミフウズラが現れるのは何故なんだろう…。
沖縄本島へ異動になってから半年。会社の送別会で石垣島に戻ったついでに24、25日の2日間、久しぶりの石垣島バードウオッチングを楽しんできました。やっぱり石垣島は野鳥の宝庫です。^^
数が多いので、 この田んぼ、畑、牧草地編 と 林道、森林公園編 と 特別編カタグロトビ の三つに分けて掲載します。
今回は、リュウキュウヨシゴイやツバメチドリなど石垣島の田んぼや畑、牧草地などで観察できる野鳥です。
リュウキュウヨシゴイは、沖縄本島にも生息するのですが、数が少なく撮影するのはなかなか大変。石垣島では、平田原で4個体を観察、撮影できました。しかも沖縄本島と違って、八重山産は警戒心が薄く撮影も楽勝です。
秋の渡りも始まりつつあるようで、田んぼにはアカアシシギやジシギ、クサシギ、タカブシギ、アオアシシギなどが入っていました。
ツバメチドリは年中観察できます。今回は、ツバメチドリの餌場となっている牛種子牧場で撮影です。入れ替わり立ち代り常に数羽が牧草の上を素早く飛び回り、獲物となる昆虫を捕まえていました。すっかり冬羽に変わっていました。
歩行者に驚いて飛び上がったリュウキュウヨシゴイのメス。
沖縄本島南部にてシベリアハクセキレイ!! と思って撮影しましたが、よく見るとホオジロハクセキレイの冬羽から夏羽へ換羽中のようです。ハクセキレイの亜種の識別は難しいですね。^^;
一昨日のムナグロが1羽もいなくなりましたが、本日、見に行くと数十羽いました。違う群れが入ったのか?
ツバメチドリ は全て抜けていましたが、糸満市に数羽いました。
三角池にはセイタカシギぐらいしかいません…。^^;
シベリアハクセキレイと思いきやホオジロハクセキレイの冬羽から夏羽へ衣替え中。
カタグロトビ遭遇率100パーセントです。^^
今日は、師匠が先日の場所でスタンバイ、私は遊撃手として牧草地帯を車で探しました。すると遠くに何やら獲物を襲う鳥影が。双眼鏡でのぞいてみると、お目当てのカタグロトビでした。すぐに師匠に電話して、二人で駆けつけるとスプリンクラーの上でクマネズミを食っていました。しばらくして飛んでしまったのですが、午後6時に戻ってきて、ねぐら入りも確認できました。どちらの場所も 先日の頻出ポイント より離れたところでした。
餌場とねぐらゲットです。^^
他は、チョウゲンボウ3羽とハヤブサの幼鳥1羽、サシバなど猛禽類が多く観察されました。また、クロハラアジサシはあちこちの牧草地で数羽の群れが観察されました。赤土地帯では、ムナグロ40羽とツバメチドリ30羽の群れも確認できました。
ほんの2時間でこれだけ観察できる石垣島を、あらためて素晴らしいと実感。^^
明日からは、鹿児島へ取材なのでカタグロトビとはしばらく会えません…。
おや、遠くに何かいるぞと思ったら、カタグロトビがクマネズミをつかんで飛んでいるところでした!!