2022年1月24日(旧暦では2021年12月22日)
正月にカメラを持たずに見つけ、その後も何度か見ているのですが、写真におさえる機会がなかった越冬トラフズクをやっと写真に収めることができました。
沖縄県内では 3年前に金武で見つけて 以来の出会いでした。沖縄本島の個体は毎年、越冬のため渡ってきています。石垣島のトラフズクも来年、再来年と来てくれるといいですね。
トラフズク
トラフズクは、そこそこ近い枝に止まってくれました。
トラフズク
最初、トラフズクを見つけたときは、こんな感じ。遠かったです。
トラフズク
地面に降りたトラフズク。写真は撮れませんでしたが、同じエリアにコミミズクもいました。
トラフズク
雨の中、キョロキョロしながら獲物を探していました。獲物はネズミかカエルか?
リュウキュウコノハズク
トラフズクは沖縄で見られるフクロウの仲間では最大級ですが、こちらは一番小さいリュウキュウコノハズクです。
2022年1月15日(旧暦では2021年12月13日)
石垣島に日本産ツクシガモ属全種が滞在しています。全種といってもアカツクシガモとツクシガモの2種類ですが…。^^;
オニアジサシも1羽だけですが、越冬中です。
アカツクシガモ
場所を変えながら滞在1カ月以上となったアカツクシガモの成鳥メス。
アカツクシガモ
相変わらず警戒心はありません。このアカツクシガモはほかのカモの群れには入りたくないようです。
ツクシガモ
滞在2週間を超えたツクシガモのメス第1回非生殖羽。
ツクシガモ
こちらのツクシガモはハシビロガモやキンクロハジロの群れと行動していました。
キンクロハジロ
キンクロハジロ
オニアジサシ
2022年1月13日(旧暦では2021年12月11日)
今季19羽目となるカンムリワシの幼鳥を発見。例年並みの個体数が確認できています。
田んぼでムネアカタヒバリやコホオアカを見ていたらハヤブサが上空を通過しました。こちらを横目に通り過ぎて、カモの方へ向かいましたが狩りは失敗したようです。
同じ田んぼを縄張りとするサシバの幼鳥と成鳥が縄張りの境界で激突。最初は成鳥が余裕を見せていましたが、つかみ合いになると幼鳥が終始優勢でした。
カンムリワシ
ハヤブサ
ハヤブサ
サシバ
サシバ
突如始まった肉弾戦。詳しくは下の動画をご覧ください。
サシバ
サシバ
枝ごとつかんでいるようでこの状態がしばらく続きました。
サシバ
雄叫びを上げる幼鳥(手前)。この後、2羽がからまったまま落下して、成鳥が遁走しました。
2022年1月13日(旧暦では2021年12月11日)
林道でズグロミゾゴイの幼鳥に遭遇。座って見ているとこちらへ寄ってきて2メートルほど横を通り過ぎました。ズグロミゾゴイは警戒心の弱い個体が多いです。
越冬中のクイナに最近、よく会います。この日は、バンやタシギの群れていました。
田んぼにはムネアカタヒバリ、コホオアカ、ハクセキレイなどが多くいます。シベリアジュリン、ノゴマ、ミヤマホオジロ、キマユホオジロも滞在中ですが藪の中にいて姿を見るには、なかなか根気が入ります。
ツグミが再び増えてきました。シロハラ、アカハラ、トラツグミもいますが、こちらも根気がないと写真には収められませんね。^^;
ズグロミゾゴイ
ズグロミゾゴイの幼鳥。警戒心がなさすぎてノネコ被害が心配になります。
ズグロミゾゴイ
クイナ
バンとクイナ。大きさはバンより小さく、タシギより大きい感じ。
クイナ
羽繕いするクイナ。警戒心は強いですが、待てば見られます。
コホオアカ
今季は数え切れないぐらいあちこちで見るコホオアカ。
ムネアカタヒバリ
ハクセキレイ
セキレイの仲間ではハクセキレイが一番少ないかもしれません。一番多いのはもちろんツメナガセキレイ。
ツグミ
ツグミは11月に相当数が通過した感じですが、年が明けて1月になるとふたたび見るようになりました。
2022年1月13日(旧暦では2021年12月11日)
今季2羽目のヨシガモを確認。 昨年の11月7日に飛来した25羽のマガン は1羽も脱落することなく滞在中。ヒシクイ1羽も加わって26羽の大所帯になりました。警戒心もそれほどなく観察しやすいです。別の場所には単独のヒシクイも滞在中。こちらは警戒心強め。
ヨシガモ
幼羽から第1回繁殖羽へ換羽中のヨシガモのオス。ボロボロすぎですね。^^;
マガン
滞在2カ月となるマガンは成鳥と幼鳥合わせて25羽。
ヒシクイ
上のマガンの群れに合流したヒシクイ。たまにマガンにどやされていました。
ヒシクイ
別の場所の単独ヒシクイ。物陰に隠れて撮ったのですが、すでに警戒中。