2015年5月9日(旧暦では2015年3月21日)
なんと、10メートルも離れていないところにコノハズクが2ペアいました。いつも、斜面の上から背中が見えていたコノハズクがいたのですが、その個体のペアのメスのようです。
いつも不思議に思っていたのが、ふつう昼間に鳴くコノハズクは「ホッ ホッ」とふた声しか鳴かないのですが、ここのコノハズクは昼間でも数十秒「ホッ ホッ、ホッ ホッ…」と鳴いていました。近くに他のペアがいるからお互いプレッシャーをかけているのですね。きょうは、両ペアのオス(姿は見えませんでしたが)が鳴き交わしていました。
リュウキュウコノハズク
こちらは、羽繕いをしたりして落ち着いていました。メスです。
このメスの奥にオスのコノハズクがいますが、鳴き声しか確認できず。^^;
リュウキュウコノハズク
上の個体のすぐ近くにいたコノハズクのメス。
こちらのペアのオスも上と同じく声だけ…。
2015年5月7日(旧暦では2015年3月19日)
盛大にさえずっているリュウキュウキビタキがいました。^^
三脚にカメラを据えてじっとしていると私の頭上に来たりしていました。成鳥にしては警戒心の薄いリュウキュウキビタキでしたが、 昨年のリュウキュウキビタキ のように動画が撮れるほど同じ場所でさえずってはくれませんでした。^^;
リュウキュウキビタキ
藪の中でさえずることが多いのでなかなか撮れないリュウキュウキビタキですが、このオスは、林縁の枝まで出てきてさえずっていました。^^
本土のキビタキとの違いは、鳴き声と喉から胸の色、背中の色です。本土のキビタキの鳴き声は複雑ですが、リュウキュウキビタキは「フィーフィー」と単純です。また、リュウキュウキビタキはキビタキのように喉にオレンジがかったところがなく、喉から股の間まで鮮やかな黄色です。そして、本土のキビタキの背中が黒いのに対し、リュウキュウキビタキはオリーブ色がかった黒で少しくすんでいます。
リュウキュウキビタキ
一生懸命さえずっています。背中のオリーブがかった黒が見えます。
2015年5月7日(旧暦では2015年3月19日)
アカショウビンが求愛給餌をしていましたが、ことしは近くに他のペアの縄張りがないからか、あまり情熱的ではありません…。^^; 3回ほど観察できました。
アカショウビンの数自体も例年より少ないような気がします。
リュウキュウアカショウビン
一応ヤモリをくわえてオスのアカショウビンがやってきたのですが、結局メスに渡さず自分で食ってしまいました。メスのアカショウビンはねだっているんですがねー。^^;
リュウキュウアカショウビン
2015年5月6日(二十四節気の立夏、旧暦では2015年3月18日)
仕事の合間に時間が空いたのでアカショウビンを見に行きました。^^
途中で、昨日弁当をくれた島外のバードウォッチャーが来たので交代しました。その後、求愛給餌をしたのだろうか…?
リュウキュウアカショウビン
ちょっと驚いて頭がボサッっとなったアカショウビン。
リュウキュウアカショウビン
露出失敗しました。でも、現像で2段下げてなんとか救出。
2015年5月5日(旧暦では2015年3月17日)
この時季にしては寒い一日でした。ホタルの出もいまいち。野鳥の方は、八重山では珍しいアカモズがいました。
アオバズク、コノハズク、アカショウビンは営巣の準備に入っています。サンコウチョウは鳴き声をあちこちの藪から聞こえるのですが、姿は見せず。リュウキュウキビタキも同じような状況です。
チュウダイズアカアオバト
緑肥の植物? 実を数十羽の群れのズアカアオバトが食っていました。緑に見事に溶け込んでいます。
チュウダイズアカアオバト
アカモズ
ムクドリ
まだ、ムクドリがいました。シロハラ、アカハラ、ツグミなどは渡ってしまったようです。
リュウキュウアカショウビン
夕方は、アカショウビンの求愛給餌を2時間以上待ったのですが、結局見られず…。^^;