日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2016年7月4日(旧暦では2016年6月1日)

先日、巣から顔を覗かせていた2羽のアオバズク のうち、どうも片方は巣立ったようで巣には1羽しか残っていませんでした。明日の昼にでも巣立ちビナを探してみよう。

午後8時に今夜最初の獲物を持ってきました。40分の間に6回という頻度で獲物をヒナへ運び、午後9時ごろには給餌を終了しました。最後の方は、ヒナの食い気がなくなり、なかなか餌を受け取らないような状況でした。なかなか狩り上手なアオバズクのペアです。^^

残っているヒナも今日明日中には巣立ちそうな感じでしたが、今夜は、妻の昆虫採集に付き合わないといけないので午後9時には引き上げました。

リュウキュウアオバズク

ずいぶん成長しました。

リュウキュウアオバズク

午後8時に1回目の餌を持ってきました。獲物はカナブンか何かのようです。

リュウキュウアオバズク

次はガを持ってきました。

リュウキュウアオバズク

次もガ。ここのアオバズクはガやバッタ、ハラビロカマキリ、セミなど多彩な種類の獲物を運んできます。ゴキブリは一度もなかった。

リュウキュウアオバズク

午後9時ごろからはいつものパターンで、2羽で巣穴をずーっと見てます。

リュウキュウアオバズク

こちらは3日前に撮った別の場所のアオバズク。こちらもそろそろ巣立ちしていると思われます。

Category: 野鳥
2016年7月4日(旧暦では2016年6月1日)

シロチドリが3ペアほど営巣していました。孵化後数日のヒナも何羽か見られました。途中、海水浴客の飼い犬がシロチドリの営巣エリアに乱入していましたが、偽傷行動する親鳥を追いかけ回すだけでヒナに被害は出ませんでした。

シロチドリ

とても小さなシロチドリのヒナ。孵化後数日経っていると思われます。砂浜を走ったりもしていました。

シロチドリ

親鳥とツーショット。

シロチドリ

この2羽のシロチドリが偽傷などをしてヒナを守っていたのですが、両方ともメスですよね? シロチドリのオスは子育てに参加しない?

p.s. この時期、羽の磨耗が激しくオスメスの区別がつきにくくなるそうです。左側の個体がオスだそうです。見分けポイントは側胸のラインが黒いところだそうです。バードリサーチの方に教えていただきました。

シロチドリ

砂浜の日陰に座っていると5〜6メートルのところまで寄ってきます。

シロチドリ

カメラのシャッター音に反応して少し首を伸ばすシロチドリ。

ミサゴ

シロチドリの営巣エリアの上空をミサゴが飛んでも親鳥たちは無視でした。襲わないと知っているんですね。

砂浜の穴からこんなのが現れました。ツノメガニ。

Category: 野鳥
2016年7月4日(旧暦では2016年6月1日)

三角池に、クロツラヘラサギが3羽いました。シギチは見当たりません。

クロツラヘラサギ

連日、真夏日が続く沖縄ですがクロツラヘラサギまだいます。^^;

クロツラヘラサギ / 足環・フラッグ付き

こちらはS80の足環がついたクロツラヘラサギ。背中に装着されているのはGPSロガーと思われます。

アオサギ

アオサギはボラを見事に仕留めていました。

Category: 野鳥
2016年6月29日(旧暦では2016年5月25日)

自宅から一番近く、一番警戒心の薄いアオバズクの営巣を夜、観察してきました。^^

現場に到着が午後9時半を回っていたので、給餌タイムは終了していました。観察していた午後11半ごろまでの約2時間、親鳥は2羽とも巣の近くに止まり、中のヒナをずーっと見守っていました。アオバズクってこんな行動しましたっけ?^^;

ヒナはたまに顔を出す程度でした。確認できたのは2羽です。あと、4〜5日で巣立ちでしょうか。

リュウキュウアオバズク

営巣している樹洞を見つめるオスと思われる個体。

リュウキュウアオバズク

上と同じ個体。コノハズクと違い、アオバズクはオスとメスでかなり体格差があります。

リュウキュウアオバズク

こちらはメスのアオバズク。オスより一回り大きい感じ。やはり、巣の中を興味深そうに覗き込んでいます。

リュウキュウアオバズク

一番大きく育っているヒナ。巣立ちまで、あと数日はかかりそうですね。

リュウキュウアオバズク

こちらは次男坊。まだまだ白い綿毛が目立ちます。アオバズクもコノハズクもこの白い綿毛に覆われているころが一番かわいいですね。^^

Category: 野鳥
2016年6月25日(旧暦では2016年5月21日)

アオバズクの3営巣地を巡回してきました。二つはオスもメスも外にいたのでヒナは大きくなっていると思われます。一つは、オスのアタックが激しくてメスを探すことができませんでした。 カラスにはアタック するのを何度も見たことがありますが人間にこんなにアタックが激しい個体は初めて見ました。^^; このアオバズクはカラスにも相当激しくアタックしているようで、巣の近くにはカラスの羽が数枚落ちており、近くのカラスも懲りているのか全くアオバズクを攻撃しません。

どの営巣も1週間以内には巣立つと思います。親子揃った姿が見られるといいのですが。

リュウキュウアオバズク

こいつが気性の荒いオス。恐ろしかった…。^^;

リュウキュウアオバズク

こんな感じで襲撃してきます。

リュウキュウアオバズク

こちらは一番穏やかなアオバズク。オスです。

リュウキュウアオバズク

上のアオバズクのペア。抱卵に疲れたのかボロボロ。^^;

リュウキュウアオバズク

こちらのアオバズクも人は大丈夫。

リュウキュウアオバズク

メスはなかなか探せませんでしたが、変なところにいました。これ、写真を撮る場所がないだけで、丸見え。丸見えすぎて探すのに苦労した。^^;

上のペアのねぐら下に落ちていた残骸。アカハラでしょうか?

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