日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2017年3月11日(旧暦では2017年2月13日)

J15が昨年の11月8日に初確認 されて以来、4カ月以上たったクロツラヘラサギたち。三角池やその周辺、豊崎あたりで過ごしていた群は最大19羽ほどいましたが、現在は8羽ほどがまだ滞在中。

12月24日に確認されたJ10の足環をつけたクロツラヘラサギは単独で餌探しに忙しそうでした。夏羽にも変わりつつあるようで、胸のあたりや冠羽に少し黄色味がかってきた。

クロツラヘラサギ / 足環・フラッグ付き

胸のあたりの冠羽がやや色付いてきたクロツラヘラサギ。

クロツラヘラサギ / 足環・フラッグ付き

クロツラヘラサギは、浅瀬を走りながら自慢のくちばしで獲物を捕まえていた。

クロツラヘラサギ / 足環・フラッグ付き

時には、完全に顔を水没させて獲物を探していた。

クロツラヘラサギ / 足環・フラッグ付き

クロツラヘラサギとダイサギは、小さな堰を利用して獲物を捕まえていた。近くにはカワセミも。

Category: 野鳥
2017年3月7日(旧暦では2017年2月9日)

沖縄本島も春の渡りの季節に向けて野鳥の移動が始まった模様。冬には見られなかったツグミやアカハラが増えて、田んぼには、タヒバリの小さな群れも入っていた。4月下旬から5月上旬の渡りの最盛期まで何が現れるか楽しみ。^^

1月15日に初めて確認したミヤマガラス もまだいた。マガンは、昨年の 11月に見た群れ12月に見た群れ とは違うと思われる個体が1羽だけやってきました。

他には、留鳥のリュウキュウコノハズクやシロハラクイナ、ヒバリシギ、タカブシギなどの春の渡り組が少し見えました。コチドリは、夏羽になった個体もいた。

リュウキュウコノハズク

リュウキュウコノハズク。リュウキュウオオコノハズクの餌場にやってきました。肝心のリュウキュウオオコノハズクは現れず。^^;

ミヤマガラス

まだいたミヤマガラス。滞在2カ月になった。

マガン

単独のマガン。どこからやってきたのだろうか?

アカハラ

沖縄本島では、かなり珍しいアカハラも複数羽が飛来していた。

ツグミ

ツグミも沖縄本島では珍しく、冬にはほとんど見かけなかった。春の渡りのシーズンになったらあちこちで遭遇。

タヒバリ

タヒバリは6、7羽の小さな群れをつくって田んぼを飛び回っていた。

タヒバリ

警戒心の強いタヒバリが多い中、この個体は目の前で観察、撮影できた。

シロハラ

シロハラは、やんばるから新都心までどこにでもいる。

シロハラクイナ

シロハラクイナは、4個体ほど観察できた。どれも警戒心が強い。

ヒバリシギ

ヒバリシギの群れも増えてきた。

コチドリ

コチドリも夏羽をちょこちょこ見かけるようになりました。

Category: 野鳥
2017年3月5日(二十四節気の啓蟄、旧暦では2017年2月7日)

きょうは、二十四節気のひとつ啓蟄でした。虫がうごめく啓蟄らしく暖かい一日でした。

奄美や八重山、本土などからヤツガシラの話題が聞こえてくるようになったので沖縄本島でも見つけられないかとそれらしいポイントを回ってきましたが見つけられず。代わりに沖縄本島では非常に少ないアカハラを見つけることができました。近くにはシマアカモズもいた。八重山にはたくさんいるシマアカモズも沖縄本島では、なかなか見ることができない野鳥です。

シギチの渡りも始まっているはずなのですが、タカブシギやタシギ、ミユビシギぐらいしか確認できなかった。

猛禽では、サシバの数がかなり減っていた。繁殖のため、本土に渡る個体が出てきたようだ。 先日のチョウセンチョウゲンボウらしき個体 は換羽が進んでいた。全体の色がかなり淡いのと、背中の黒斑が少ないのでチョウセンチョウゲンボウでいいのかな?

アカハラ

沖縄本島では初めての確認となったアカハラ。シロハラは、掃いて捨てるほどいるんだけどアカハラは非常に少ない。

アカハラ

探し求めていたアカハラは、道路沿いのなんでもない芝生にいました。^^;

シマアカモズ

アカハラと同じ芝生には、シマアカモズもいた。こちらも沖縄本島では珍しい鳥。

チョウゲンボウ

チョウセンチョウゲンボウなのか普通のチョウゲンボウなのか。

チョウゲンボウ

チョウゲンボウにしては背中の黒斑が少ないと思うのだがいかに。

タカブシギ

春の渡り北上組でしょうか? タカブシギも増えてきた。

タシギ

タシギは、多い場所では数羽が固まって休んでいた。

ハクセキレイ

ハクセキレイは、20羽ほどの群れが芝生で餌をとっていた。

Category: 野鳥
2017年2月28日(旧暦では2017年2月2日)

セアカモズを2月7日に発見してから20日が過ぎました。みすぼらしかった尾羽は綺麗に生えそろったようです。それ以外は、あまり変化は見られなかったが、しきりに羽繕いをしていた。換羽がかゆいのかな?

動画は、4Kで撮影してみました。画質は最高ですが、ファイルサイズが大変に大きく扱いにくいですね…。^^; きょうもさえずりを聞かせてくれたのですが、風の音や工事の音など環境音がやかましかったので音無しで編集しました。

Wikipedia によると舳倉島、香川県、与那国島に次いで4例目、手元の図鑑によると舳倉島、四国、九州、与那国島などで記録があると記載。ネット上の情報では2013年3月、神奈川県での観察例もあるようだが、そちらはシマアカモズの誤認だったようだ。

セアカモズ

いい枝に止まってくれたセアカモズ。

セアカモズ

毎日見に来るわけでは無いが、あまり警戒されなくなってきた。

セアカモズ

セアカモズの後ろ姿。

セアカモズ

超トリミングでドアップ。

セアカモズ

きょうは見つけるのに苦労し、30分以上かかった。餌取りはせずに、この藪の中でリラックスしていた。

このセアカモズ、頭をかくときは必ず口が開いてしまうようです。^^;

Category: 野鳥
2017年2月27日(旧暦では2017年2月1日)

サトウキビ畑にビンズイが7羽いました。松林でしか見たことなかったけど、畑にも来るんだね。

30メートルぐらい離れたところで農作業をしていたが気にする様子もなく餌を探していた。

ビンズイ

近かったビンズイ。10メートルぐらいかな。

ビンズイ

サトウキビとビンズイ。なかなか無い絵面だ。^^;

Category: 野鳥