日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2023年11月11日(旧暦では2023年9月28日)

ベニバト2カ所で4羽、コムシクイはあちこちの茂み、ヨシゴイも昨年に続き好調で頻繁に見られます。ムクドリの群れは、多い順にカラムクドリ、ムクドリ、ホシムクドリ、インドハッカ。数日前まではギンムクドリとバライロムクドリも一緒にいましたが、分裂してしまったようです。ミドリカラスモドキも6羽交じっています。

ガン、カモもぼちぼち増えて来ました、数の多いコガモやハシビロガモ、ヒドリガモのほかにヨシガモやメジロガモ、シマアジ、マガン、カリガネなども確認されています。

オオバンも10月末に初認して以来、どんどん増えています。田んぼのシギは数を減らしてセイタカシギ、オジロトウネン、タシギ、アオアシシギ、コアオアシシギ、アカアシシギ、クサシギ、イソシギなど。

ベニバト

ベニバトは幼鳥を初確認。

ベニバト

ベニバトのオス。この時期、キジバトの群れにはたいてい交じっていますので探してみてください。

ベニバト

飛ぶベニバト。尾羽先端の白い部分が目立ちます。

コムシクイ

コムシクイはあちこちで鳴き声が聞こえます。メボソムシクイは少なめ。オオムシクイはまだ確認できず。

コムシクイ

上と同個体の反対側。

コムシクイ

この場所は2羽のコムシクイが滞在中。

ヨシゴイ

ヨシゴイ幼鳥。3羽が同時に出現していました。リュウキュウヨシゴイも遠くに確認。

カラムクドリ / ムクドリ

カラムクドリのオスとムクドリ。

カラムクドリ

カラムクドリの幼鳥。

ホシムクドリ

ホシムクドリは20羽ほど。

クロハラアジサシ

クロハラアジサシの幼鳥が1羽だけ残っています。

シマアジ

シマアジ2羽。気温が高くて大気のもやもやがひどいです。

コガモ

コガモはたくさん。警戒心のない個体もいます。

オジロトウネン

オジロトウネン第1回冬羽。

オジロトウネン

オジロトウネン冬羽。

オオバン

オオバンも数羽の群れ。これからどんどん増えます。

カイツブリ

カイツブリも渡り組が増えて来た。

Category: 野鳥
2023年11月4日(旧暦では2023年9月21日)

仕事帰りにキセキレイ50羽とツメナガセキレイ20羽ほどの群れが、ねぐら入り前の大集合をしていたので、交じり物を探しているとイワミセキレイが1羽いました。ふつうは林道に生息するのですが、まさかサトウキビ畑でイワミセキレイに出会えるとは驚きです。

この日の翌日にも同じ場所でキセキレイの群れに交じっていたので、昼間はどこかの林道にいるものと思われます。同じ群れにハクセキレイ1羽もいました。このままキセキレイたちと越冬してくれるとうれしいですね。

ベニバトは2羽が滞在中ですが、カタグロトビやハイイロチュウヒ、ハイタカなのが毎日、やってくるので落ち着かない様子です。なぜかシマアカモズもベニバトやキジバトと行動していましたが、猛禽が恐ろしいからなのでしょうか。

イワミセキレイ

サトウキビ畑でイワミセキレイに合うという貴重な体験ができました。ねぐらは他のセキレイととるようです。

イワミセキレイ

2日連続で同じ場所でねぐら入りしていたので越冬に期待。

ベニバト

ベニバトのオス2羽はキジバトの群れに入っています。

シマアカモズ

ベニバト、キジバトと行動するシマアカモズ。ほかの小鳥たちも猛禽が多くてピリピリしています。

タシギ

ついにジシギはタシギのみになってしまいました。

Category: 野鳥
2023年11月1日(旧暦では2023年9月18日)

今季はなかなか数が伸びないベニバトですが、やっと複数羽で入りました。これで6羽目ぐらいの確認です。

カタグロトビは最近、成鳥2羽、幼鳥1羽と複数羽で現れます。この日は2羽が田んぼを乱舞。小鳥たちを蹴散らしていました。

カンムリワシは今年の幼鳥は少なめですが、成鳥との出会いはだんだん増えて来ました。自宅からも鳴き声がよく聞こえます。

農耕地には小鳥も飛来。ムネアカタヒバリ、ツメナガセキレイ、アトリなどを確認。アトリは今季初の撮影となりました。

ベニバト

ベニバトのオス2羽。数日前にはメスも滞在していました。

ベニバト

猛禽類が何羽かいついており、ベニバト含めて落ち着かない様子でした。

カタグロトビ

カタグロトビ成鳥。ペアと思われる2羽で電線に止まっていた。ここの個体は、車やバイクが通ったぐらいでは逃げないようになりました。

カンムリワシ

自宅近くのカンムリワシ。

アトリ

今季初撮影のアトリ。2羽がムネアカタヒバリなどと行動を共にしていました。

ムネアカタヒバリ

ムネアカタヒバリも増えて来ました。

マミジロツメナガセキレイ

マミジロツメナガセキレイとツメナガセキレイはごちゃ混ぜで滞在。幼鳥は識別が難しいです。

コサギ

コサギ幼鳥。汚れなのか色彩変異なのか。

Category: 野鳥
2023年10月27日(旧暦では2023年9月13日)

一時は、見るのが難しくなっていたセイケイですが、この日からまた見やすくなって来ました。出現率を悪くしていた原因のハイイロチュウヒの姿が見えなくなったからかもしれません。

仕事が40分も待たされたので、腹いせに田んぼに寄ったらちょうどセイケイが農道を歩いていました。

セイケイを見るために石垣島に来ている知り合い数名に連絡して、みんなで見ることができました。「見えた!! 来た甲斐があった!!」と喜んでくれると、なんだかこちらも嬉しくなりますね。^^

セイケイ

農道を歩きながらこちらへ向かってくるセイケイ。

セイケイ

茂みに入ってしばらくするといつもの場所へ米を食いに現れました。

ジャワアカガシラサギ

ジャワアカガシラサギは、アマサギやチュウダイサギの群れの周りでトンボやバッタを食っていた。

アマサギ

すっかり冬羽のアマサギ。田んぼにいるのは、これとチュウダイサギ。

アカアシシギ

アカアシシギは十数羽の群れが滞在。

オジロトウネン

オジロトウネンは少ないですが、こちらも逗留中。

コチドリ

コチドリ第1回冬羽。田んぼで一番多いチドリです。

Category: 野鳥
2023年10月25日(旧暦では2023年9月11日)

石垣島に滞在中のセイケイ の田んぼにハイイロチュウヒが数日前から現れるようになり、現場を荒らしまくっています。友人らも何人か石垣島にセイケイを見にやって来ていますが、警戒して出が悪くなっているので苦労しています。

レンカクも滞在中。こちらは平和に過ごしています。シマアジは2週間ほど前から何度も確認しているのですが、やっと写真に記録できました。

今季初となるマガンとホオジロハクセキレイも確認しました。

田んぼにはエリマキシギやハマシギ、アオアシシギ、コアオアシシギ、ヒバリシギ、トウネン、タシギ、セイタカシギなどのほかに、コシアカツバメやノビタキ、ツメナガセキレイ、キセキレイ、ムネアカタヒバリ、コホオアカなどもいてにぎわっています。

ハイイロチュウヒ

警戒心の全くないハイイロチュウヒの幼鳥。非常いアグレッシブに狩りを行う個体で、風切羽の上面が泥で汚れています。

ハイイロチュウヒ

急降下してコウライキジにちょっかいをかけていました。

ハイイロチュウヒ

ハイイロチュウヒが田んぼを低く飛び回るたびにシギや小鳥たちはパニック。セイケイも大慌てで茂みに隠れてしまいます。

ハイイロチュウヒ

何かに標的を定めてホバリングするハイイロチュウヒ。

カタグロトビ

ハイイロチュウヒが飛び回っていると、この田んぼを縄張りとするカタグロトビの親子がスクランブル発進していました。上の個体が幼鳥で下が親鳥。

レンカク

逗留中のレンカク幼鳥。

シマアジ

コガモの群れにいたシマアジ。

マガン

今季初のマガンは2羽到着。

クロハラアジサシ

大きなギンヤンマを捕まえたクロハラアジサシ。飛行の名手も鳥には敵わないようです。

コシアカツバメ

コシアカツバメ幼鳥。10羽程度の群れが田んぼを飛び回っていました。

コシアカツバメ

こちらも幼鳥。

ノビタキ

ノビタキのメス。島内複数箇所に飛来しています。

ホオジロハクセキレイ

今季初のハクセキレイは亜種ホオジロハクセキレイでした。毎年、ホオジロハクセキレイが最初に到着します。

バン

部分白化のバン幼鳥。

エリマキシギ

エリマキシギの幼鳥。手前がオスで奥がメス。

スズメ

部分白化のスズメ。このエリアのスズメは部分白化などの色彩変異個体がよく見つかります。

Category: 野鳥