2017年11月28日(旧暦では2017年10月11日)
石垣島でカンムリワシの成鳥、幼鳥とも見られました。カタグロトビも健在でしたが、今回は写真はなし。
初日のカンムリワシは、成鳥しか見られませんでしたが、2日目には複数羽の幼鳥を観察できました。やはり八重山に来たらカンムリワシは外せませんね。
カンムリワシの幼鳥は、縄張りを持っている成鳥と違い、毎年、現れる場所が変わります。今回も、石垣島の野鳥ガイド「スポッター」さんの案内でカンムリワシの幼鳥を何羽か見ることができました。毎回お世話になっており、感謝です。
シマアカモズはやはり、沖縄本島なんかより断然多かった。綺麗なオスの成鳥も複数羽撮影できた。
石垣島シリーズ(11月26日〜27日)
石垣島でバードウオッチング(ベニバト、色彩変異キジバトなど田んぼ編)
石垣島でバードウオッチング(カンムリワシ、シマアカモズ編)
石垣島でバードウオッチング(珍鳥ハイイロオウチュウ編/動画あり)
カンムリワシ
カンムリワシ幼鳥の急降下。ブレーキをかけ始めているので小翼羽がピンっと立っています。
カンムリワシ
カンムリワシ
カンムリワシ
カンムリワシ
カンムリワシ
予想外の飛び出しだったのでオートフォーカスの設定が1点になっており、急場しのぎのマニュアルフォーカス。ちょっとピントが甘い…。^^;
カンムリワシ
カンムリワシ
カンムリワシ
これから本格的な冬が来ると幼鳥の救護個体が増えます。また、車が増え交通事故に遭う個体も多くいますが、立派な成鳥になることを願ってやみません。
カンムリワシ
こちらのカンムリワシは、片目を患っているかと思いましたが、目を閉じているだけでした。
カンムリワシ
ただ、餌が十分に取れていないのか、少し元気がない様子でした。
カンムリワシ
雨が上がった隙に羽を乾かしに来たカンムリワシ成鳥メス。
シマアカモズ
シマアカモズ
シマアカモズ
カンムリワシのすぐ横にいたシマアカモズ。お互いに興味はないようだった。
2017年11月28日(旧暦では2017年10月11日)
2カ月ぶりに石垣島に1泊2日の日程で行ってきました。来月も石垣島に行ってきます。^^
張り切って那覇発の朝一便で到着すると石垣島は雨が降っていて、鳥の気配が全くない…。それでも午後になると降ったり止んだりの空模様になりました。稲刈りした後のキジバトの群れには、ベニバトが複数羽入っていました。オスの幼鳥とメスの幼鳥2羽の合計3羽です。
同じ群れには、色彩異変を起こした変な色のキジバトが混ざっていました。最初見たときは、栗胡麻のレース鳩かと思いました。しかし、よく見てみると顔が明らかにキジバトのもの。たまに色合いが微妙に違う個体もいますが、ここまで変な色のキジバトは初めて見ました。
もう一羽は、全体的に色が薄く、褐色が強いリュウキュウキジバトの中にいるとその白さが余計に目立ちました。美白キジバトです。
ベニバトとは違う田んぼには、マガンとキンクロハジロがそれぞれ1羽ずついました。
石垣島シリーズ(11月26日〜27日)
石垣島でバードウオッチング(ベニバト、色彩変異キジバトなど田んぼ編)
石垣島でバードウオッチング(カンムリワシ、シマアカモズ編)
石垣島でバードウオッチング(珍鳥ハイイロオウチュウ編/動画あり)
ベニバト
ベニバトのオス幼鳥。幼羽から第1回冬羽に変わりつつあります。ベニバトはいつ行ってもいるし、幼鳥もいるので石垣島内で繁殖していたりしないかな?
ベニバト
ベニバトのメス幼鳥。こちらも第1回冬羽に換羽しつつあります。
リュウキュウキジバト
キジバト / リュウキュウキジバト
こちらは全体的に白っぽいキジバト。隣のリュウキュウキジバトと全く違います。
ベニバト
ベニバトとキジバトの大きさ比べ。一回り以上小さいです。
コウライキジ
マガン
マガンが1羽。オオヒシクイも島内にいるらしいけど見つけられなかった。
キンクロハジロ
2017年11月22日(二十四節気の小雪、旧暦では2017年10月5日)
今日は、二十四節気の一つ小雪。本土では寒さが増して雪がちらついたところもあるようですが、沖縄は、半袖で過ごせる一日でした。
そんな中、グラウンドの芝生にソリハシセイタカシギが3羽舞い降りて餌探しに勤しんでいました。 先日、三角池で見つけた3羽 を最近見なくなっていましたが、こんなところに移動していたとは…。ソリハシセイタカシギがグラウンドにいるなんて、小雪の珍事でしょうか。^^
3羽のソリハシセイタカシギは、大雨で水浸しになった土の中から逃げ出してきたミミズを捕まえているようでした。
ほかには、チュウダイサギやアカアシシギ、コアオアシシギ、ムナグロ、シロチドリなども獲物を求めて芝生に集まっていました。
ソリハシセイタカシギ(アボセット)
グラウンドの短く刈り込まれた芝生にソリハシセイタカシギ成鳥。
ソリハシセイタカシギ(アボセット)
3羽のソリハシセイタカシギがいた。左が幼鳥、右の2羽は成鳥。
ソリハシセイタカシギ(アボセット)
水浸しのグラウンドでミミズを捕まえたソリハシセイタカシギ。
ソリハシセイタカシギ(アボセット)
フェンス越しで撮影していましたが、一番近い時は、10メートルほどまでやってきた。
アカアシシギ / ソリハシセイタカシギ(アボセット)
ソリハシセイタカシギ(アボセット)
ソリハシセイタカシギ(アボセット)
たまに口を大きく開いていた。嘔いているようにも見えた。
ソリハシセイタカシギ(アボセット)
ミミズを捕まえた左の個体を追いかける若いソリハシセイタカシギ。
ソリハシセイタカシギ(アボセット)
ソリハシセイタカシギ(アボセット)
ソリハシセイタカシギ(アボセット)
ソリハシセイタカシギ(アボセット)
芝生の上のソリハシセイタカシギなんて繁殖地でもない限りなかなか見られないので親の仇のようにシャッターを押してしまった…。^^;
2017年11月19日(旧暦では2017年10月2日)
毎年、沖縄市の沖縄こどもの国にやってくるキンクロハジロを見てきました。まだ飛来数は少なく、キンクロハジロ8羽でした。
これからどんどん増えて、最終的には、キンクロハジロ数十羽の群れになります。
来園者がやるコイの餌に餌付いているのですが、まだ渡ってきたばかりで警戒心が強く、池の奥の方に固まっていました。
キンクロハジロ
キンクロハジロ
キンクロハジロのオス(左)とキンクロハジロのメス。
2017年11月17日(旧暦では2017年9月29日)
自宅から近い、豊見城市与根の三角池にソリハシセイタカシギが3羽入りました。前日、友人と「今年はアボセット入んないねー」などと話していたのでうれしさも3倍です。^^
夕方、通ると3羽ともまだ滞在していました。ことしもソリハシセイタカシギが三角池で越冬してくれるのを願っています。三角池に3羽ものソリハシセイタカシギが同時に飛来するのは、おそらく初めての記録だそうです。
沖縄では過去、具志干潟にソリハシセイタカシギ7羽が同時に入ったこともあるそうです。
クロツラヘラサギは「J15」と「E24」を含めて11羽が三角池で休んでいました。10年連続で毎年沖縄にやってくる J15 は、10日ほど前に今季初確認。 昨年は、11月8日に確認 しました。今年もほぼ同時期の飛来です。
E24は、2011年に韓国で幼鳥時代に標識をつけられたオスの個体で、ことしの3月には、泡瀬干潟で怪我をして弱っているところを釣り人により保護、同5月に漫湖水鳥・湿地センターで放鳥されたクロツラヘラサギです。
ソリハシセイタカシギ(アボセット)
ソリハシセイタカシギ(アボセット)
ソリハシセイタカシギ(アボセット)
ソリハシセイタカシギ(アボセット)
ソリハシセイタカシギ(アボセット)
ソリハシセイタカシギは、喧嘩といっても翼で相手を叩いたりくちばしで噛み付いたりする程度で大怪我には至らない。
クロツラヘラサギ / 足環・フラッグ付き
今年もやってきたクロツラヘラサギの「J15」。保護されて以来、10年連続の飛来で13歳になります。
クロツラヘラサギ / 足環・フラッグ付き
こちらはクロツラヘラサギの「E24」沖縄本島で越夏しました。ことしで6歳。
クロツラヘラサギ
クロツラヘラサギ