日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2018年6月8日(旧暦では2018年4月25日)

午前と午後に2カ所のサンコウチョウの子育てを観察。

午前中に見てきた方は、 昨日は、オスは一切給餌に来ませんでした が、きょうはメスと同じぐらいの頻度でやって来ました。どういう風の吹き回しなんだろう? しかし、昨日と同じようにやはり、第三者のメスの個体がいるようです。なんでそうなっているのかよく分かりません。

ここのペアは、オスはガ、メスはオオジョロウグモを捕まえていた。巣立ちは11日か12日かな。

午後に見に行った方は、昨日よりヒナの動きが活発になっていた。巣立ちは10日か11日になりそうです。

6月10日追記

2巣とも10日の午前中に無事に巣立ちました。

リュウキュウサンコウチョウ

サンコウチョウのメス。オオジョロウグモを持って来た。

リュウキュウサンコウチョウ

オス親が持ってくるのはガが多かった。

リュウキュウサンコウチョウ

ここの巣立ちは11日か12日でしょう。

リュウキュウサンコウチョウ

親鳥が餌を持って帰ってくるとヒナたちは大きな口を開けて大騒ぎ。ヒナの声もよく聞こえるようになってきました。

リュウキュウサンコウチョウ

こちらは喉の羽が目立つようになってきました。巣立ちは間も無くですね。

リュウキュウサンコウチョウ

オス親が大きなクモをヒナに与えた。

リュウキュウサンコウチョウ

メス親もクモを持ってきた。

リュウキュウサンコウチョウ

ヒナたちは、時折、巣内で伸びをしたりしていた。こうなると巣立ちは間も無くです。

Category: 野鳥
2018年6月7日(旧暦では2018年4月24日)

先日の 都会で子育て中のサンコウチョウ に続き、きょうは公園で子育てするサンコウチョウを発見しました。オス親は全く給餌に現れませんでした。その代わり、メスがもう1羽いて、巣の周りをうろついていました。最初は、メスタイプのオスかと思ったのですが、実母と思われる方の個体が、他方を追い回していたのでそうでもなさそう。どういうことなんだろう?

雨上がり、公園内のサンコウチョウが営巣しそうなポイントを探していると暗い藪の中に巣を発見。4羽のヒナが元気に育っていました。日齢も先日のサンコウチョウのヒナたちと同じぐらいでしたので来週半ばの巣立ちでしょう。

目線の高さに巣を構えているので、ヒナたちの様子がよく見えます。暗い環境なのでシャッタースピードが1/30ぐらいです。^^;

リュウキュウサンコウチョウ

目線の高さで非常に観察しやすいサンコウチョウの巣。4羽のヒナが元気に口を開けて餌をねだっている。獲物は黒いオオジョロウグモ。

リュウキュウサンコウチョウ

獲物のほとんどがオオジョロウグモでした。

リュウキュウサンコウチョウ

ガもたまに持って来ましたが、種類までは分からず。

リュウキュウサンコウチョウ

好条件で観察できるので、ぜひ、巣立ちまで見届けたいなー。

Category: 野鳥
2018年6月7日(旧暦では2018年4月24日)

アオバズクの営巣6カ所のうち近場の2カ所を見て来ましたが、まだ、抱卵中のようでした。きょうの那覇の最高気温は33.2度と真夏の気温でした。樹洞の中は、もっと暑いのでしょうね。

公園のペアは、例年通りだと7月上旬の巣立ちです。もう片方のペアは、 昨年、大雨で卵がダメになってしまった ので、ことしこそは、可愛いヒナを見せてくれることを期待です。^^

リュウキュウアオバズク

住宅地にほど近い場所で営巣しているアオバズクのオス。ここは、樹洞が人の背より低い場所にあるので抱卵しているメスの姿が見えます。

リュウキュウアオバズク

雨が上がって公園のアオバズクを見に行くと、濡れ鼠になっていました。^^; こちらは、3年連続で子育てに成功しています。

Category: 野鳥
2018年6月6日(二十四節気の芒種、旧暦では2018年4月23日)

沖縄は、スーマンボースー(小満芒種)真っ只中なのですが、雨が降りません。ことしも空梅雨に終わるようです。昨年はも空梅雨でしたが、期間終盤、台風並みの大雨もあり アオバズクの営巣が一つダメに なりました。ことしはそれすらなく暑い日々が続いています…。^^;

数日前に見つけたサンコウチョウの営巣。ヒナが4羽かえっていました。ヒナの成長具合から予想すると巣立ちは6月11日の早朝でしょう。

このペアはオス親が餌を運んでくる頻度がかなり高かった。普通は、メス親の方が子育てに一生懸命なのですが、よくできたオスだ!! オスばかり餌を持ってくるので動画に映るのもオスだけ。^^;

ヒナに持ってくる獲物は、オオジョロウグモばかりでした。生まれて4〜5日たつとこれぐらいの餌も食えるようになります。

リュウキュウサンコウチョウ

子育てに協力的なオス。

リュウキュウサンコウチョウ

メスは、かなり大きなクモを持って来た。

リュウキュウサンコウチョウ

餌を与えたオスがしばらく巣の中を見つめている。ヒナが糞をするのを待っているのです。

リュウキュウサンコウチョウ

しばらくすると、ヒナが大きな糞をした。サンコウチョウは、ヒナがした糞は親鳥が持ち去って捨てます。

リュウキュウサンコウチョウ

下から見るとサンコウチョウの尾羽のつくりが分かります。

リュウキュウサンコウチョウ

メスの尾羽は他の鳥とあまり変わらない。

Category: 野鳥
2018年6月6日(二十四節気の芒種、旧暦では2018年4月23日)

海岸では、コアジサシとシロチドリが抱卵中。

コアジサシの巣の横には、木の枝が突き立ててあった。誰かが踏まないようにと目印をつけたのだろう。

シロチドリの巣は二つ。両方とも抱卵中でした。

海岸近くの防風林では、シロガシラの巣立ち直後と思われるヒナがいた。イソヒヨドリのヒナは巣立ち後、しばらくたっているようでこちらを警戒することも覚え、親鳥について回っていた。

ウグイスは、藪の中を3羽ほどの巣立ちビナが親鳥について回っていた。かなり深い藪で写真は撮れず。 母島で見たハシナガウグイスのヒナ たちは全く警戒心がなかったんだけど、沖縄のウグイスは警戒心が強い。

ヒヨドリの巣立ちビナもあちこちで見られた。

沖縄は、海も山も子育て真っ盛りです。^^

シロチドリ

シロチドリ抱卵。卵は三つ。

シロチドリ

今年も沖縄は空梅雨のようで、晴天の暑い日が続きます。観察するこちらも暑さに参っています。^^;

シロチドリ

サンゴのかけらの上にシロチドリの卵が三つ。散歩の人も歩く海岸なので踏まれないか心配。

コアジサシ

獲物を探すコアジサシ。ペアの片方は、抱卵中。

シロガシラ

巣立ったばかりのシロガシラのヒナ。

シロガシラ

まだ、警戒心はほとんど芽生えていない。

イソヒヨドリ

イソヒヨドリはヒナを3羽連れていた。巣立ち後、数日が経過しており、自由に飛び回って親の後をついていた。

Category: 野鳥