アカアシチョウゲンボウとサシバ
2018年10月10日(旧暦では2018年9月2日)
4日ほど前に沖縄本島南部で発見されたアカアシチョウゲンボウを探してきました。当初の場所より北西へ1キロほど離れた農耕地でネズミやトンボなどを捕まえていました。畑を右手に見ながら集落内の道路を走っていると100メートル以上離れた電線に何か止まっています。これはと思い双眼鏡でのぞいてみると青灰色が美しいアカアシチョウゲンボウの成鳥オスでした。
農業用道路を入って数十メートルまで近ずいて撮影。農家の人の軽トラックが真下を通ってもアカアシチョウゲンボウは飛び立ったりせず警戒心が薄いようでした。
しばらくすると畑の中のガジュマルに止まりました。農家の人の善意で農道に車を止めさせてもらいしばらく撮影。畑の主が農作業に入ると再び電線へ飛んで行きました。
サシバも近くの農耕地に何羽かいましたが、獲物を捕る環境が違うからか、アカアシチョウゲンボウとサシバが干渉するようなことはありませんでした。
トンボを狙って飛び出しました。アカアシチョウゲンボウの狩りは一瞬でした。
畑の真ん中のカジュマルで休むアカアシチョウゲンボウ。農家の人が車外に出ても逃げなかった。
翼下面はモノトーン。お尻の辺りはオレンジ色を帯びています。
アカアシチョウゲンボウの成鳥オスの背面は美しい青灰色。
足から尻にかけては足と同じ朱色。爪は白色。
ネズミを捕まえたアカアシチョウゲンボウ。遠かったー。^^;
大気が揺らいでぼやっとした写真を量産していましました。^^;
尾羽を広げた。尾羽はチョウゲンボウと同じ12枚か?
サシバのオス成鳥。他のサシバを追い払って威嚇していました。
上の個体に追い払われた方のサシバ。農耕地に結構な密度でサシバがいました。渡り組と越冬組でしょうか。
Category:野鳥