2021年4月6日(旧暦では2021年2月25日)
今年も石垣島の夏のアイドルでバードウオッチャーあこがれのリュウキュウアカショウビンの季節がやってきました。
2月下旬には鳴き声を確認し、3月半ばにはバンナ公園近くで姿も確認されていましたが、3月末ごろから徐々に数を増やし、4月に入ると例年通り、一夜にしてドカンと増えました。
数日前からは、自宅からもアカショウビンの鳴き声は聞こえてきます。^^
石垣島のアカショウビンは、5月ごろのピークをメインに4月から9月ごろまで楽しめます。繁殖が終わってからの7月以降は美しい姿も子育てに疲れてボロボロになるので前半がお勧めですね。
リュウキュウアカショウビン
リュウキュウアカショウビン
上と同個体。警戒心の弱い個体で観察、撮影が楽です。
リュウキュウアカショウビン
こちらはオス個体ですが、藪から出てきてくれないのでこんな写真しか撮れず…。
リュウキュウアカショウビン
リュウキュウアカショウビン
アカショウビンが獲物を捕まえる場面も何度かありましたが、暗い環境なのでよく見えず…。^^;
2021年4月6日(旧暦では2021年2月25日)
雨の中、ミヤマホオジロのオスが飛来しました。かなり疲れた様子で車両が横を通過しても逃げず、動きも緩慢でした。
シベリアアオジのオスが牧草地の農道にいましたが、姿はチラチラ見えるものの草むらに入ってばかりで写真には納められず…。
ミヤマホオジロ
ミヤマホオジロのオス成鳥。冬羽から夏羽へ移行中。旧羽がずいぶんすれすれな個体です。
ミヤマホオジロ
公園内の通路でセンダングサの種子を食っていました。
2021年4月3日(旧暦では2021年2月22日)
昨日、石垣島に現れたブロンズトキ19羽の大群 は引き続き滞在中。これまでブロンズトキは籠抜けとか言われたり、そう記載した図鑑もあったりしますが、今回の飛来で修正されることを願います。
ブロンズトキ
ブロンズトキ
背が高くなってきた水稲の間を歩きながら餌を探していました。
ブロンズトキ
泥に深々とくちばしを差し込み、獲物を探すブロンズトキ。
ブロンズトキ
一番左の個体は、他の個体に比べると鮮やかさにかけるので若い個体と思われます。
ブロンズトキ
ブロンズトキ
ムラサキサギ
2021年4月3日(旧暦では2021年2月22日)
春の渡りが本格化してきた石垣島ではツバメチドリの100羽以上(カウント不能)の大群が到着しました。ほとんど夏羽に換羽してあの美しい姿をことしも見せてくれました。
ベニバトも4羽到着。キジバトの群れにまじって農地で採餌していました。
海岸のシギ、チドリもにぎやかになってきており、オオメダイチドリやメダイチドリ、キョウジョシギなどが続々と到着しています。
ツバメチドリ
雨覆はまだ冬羽ですが、ほとんど夏羽の様相のツバメチドリ。ちょうど大群が海上から到着する場面に出会えました。
ツバメチドリ
ツバメチドリ
このツバメチドリはハナムグリの仲間をくわえています。
ツバメチドリ
ベニバト
ベニバトのオス。キジバトより二回りは小さいですね。
ベニバト
ベニバトのメス。オス1羽とメス3羽の合わせて4羽がいました。
2021年4月2日(旧暦では2021年2月21日)
なんと石垣島に19羽のブロンズトキが大挙して押し寄せました!! 2019年6月には単独でしたが、今回は群れでの飛来となりました。複数羽での飛来の記録は沖縄本島などでもありますが、さすがに19羽の群れは過去最大です。春の珍事ならぬエイプリルフールの珍事です。^^;
群れの中には若い個体も混じっており、成鳥との違いも見ることができました。ミサゴが上空を通過すると驚いて飛び上がるのですが、これだけの個体数がいると羽ばたきの音がしっかりと聞こえました。
群れで鳴き交わしもするので貴重な鳴き声を聞くこともできました。
4月1日のエイプリルフールでの飛来となり、連絡を受けた人たちは信じられないようでしたが、マジです。^^
ブロンズトキ
ブロンズトキ
左の個体は旧羽が見えており、顔つきも幼いので若いブロンズトキと思われます。
ブロンズトキ
ブロンズトキ
ブロンズトキ
群れで同じ方向に歩きながら採餌していました。日本とは思えない光景です…。^^;
近くで農作業をしている人がいても気にしないようでした。