日々の記録。主に沖縄県は石垣島の自然を写真で紹介します。

リュウキュウヨシゴイの戦い、オグロシギ、タマシギほか

2021年6月6日(旧暦では2021年4月26日)

家族4人で1時間に満たない時間ですが、久しぶりに田んぼでのバードウオッチングをしてきました。息子は現れる鳥すべてを「鷲!!」と大喜びでした。

残念ながら石垣島唯一の鷲のカンムリワシには出会えませんでしたが、繁殖期を迎えているリュウキュウヨシゴイのオス2羽とメス1羽が入り乱れて繰り広げるバトルを観察できました。

きれいな婚姻色に染まったオレンジ色のリュウキュウヨシゴイたちがまもなく刈り取りが始まる黄金色の稲穂の上を飛び回っていました。

台風3号が通過して天候が荒れたのでオグロシギ2羽が入りました。飛翔能力の高い大型シギは、海上が荒れでもしないとなかなか石垣島には降りてくれません。セイタカシギも10羽程度いました。

この田んぼで繁殖しているタマシギのオスが一羽でいました。子育ては終わったのでしょうか。

ほかにも色彩変異で赤褐色になったスズメやベニバトのオスとメスに会えました。

リュウキュウヨシゴイ

リュウキュウヨシゴイのオス。婚姻色が出ています。

リュウキュウヨシゴイ

上のリュウキュウヨシゴイを見ていたら、オスとメスのリュウキュウヨシゴイが近くに降り立ちました。真ん中がメスで両サイドがオスです。右の2羽がペア。

リュウキュウヨシゴイ

しばらくにらみ合いが続いていましたが、ついに右のオスが左のオスに飛びかかりました。下に写っているのは先制攻撃を仕掛けたオスとペアになっているメス。

リュウキュウヨシゴイ

メスのリュウキュウヨシゴイ。こちらも婚姻色が出ています。

オグロシギ

オグロシギ2羽。右は第1回冬羽から夏羽、左は冬羽から夏羽へ換羽中。

セイタカシギ

セイタカシギ成鳥メス。

タマシギ

タマシギの成鳥オス。