工業地帯の公園でシマアカモズ、アカガシラサギ、コムクドリなど
2018年10月2日(旧暦では2018年8月23日)
工業地帯のど真ん中にある目立たない公園で探鳥。渡りの時期は意外と鳥がいます。
駐車場に車を止め、雑草が伸び放題の遊歩道を歩くとすぐにシマアカモズの幼鳥が見つかりました。ベンチに腰掛けてしばらく見ていると、なんとギンヤンマを捕まえました。地面のバッタを捕まえる場面にはよく遭遇しますが、素早く飛び回るトンボを捕まえるとは知りませんでした。シマアカモズは4個体確認。今年はモズが多そうだ。
公園内の水場にはアカガシラサギがいた。警戒心が非常に強く、通行人があるたびに驚いて飛び回っていました。
アコウやカジュマルには実を食べにコムクドリやムクドリ、シロガシラなどが集まっていた。
遊歩道にツミの羽が散らばっているので付近を探してみると頭がなくなったツミの死体がありました。何かに襲われたのだろうか。
他に今季初のチョウゲンボウとシロハラ、キセキレイをそれぞれ1羽ずつのほか、越冬地へ南下途中のサンコウチョウも確認しました。
なんとシマアカモズ幼鳥がギンヤンマを捕まえた!!
シマアカモズは、トンボの足は食いたくないようで、1本ずつ抜いて捨てていた。
トンボの上半身を食いちぎって丸呑み。
遥か遠くを飛ぶアカガシラサギ。工業地帯でアカガシラサギに会えるとは思いませんでした。
アコウの実に集まるシロガシラ。
コムクドリの成鳥オス。ムクドリの群れに混ざっていた。
ツミの亡骸。
近くの砂浜をのぞくとエチオピアが打ち上げられていた。まだ元気にピチピチ跳ねていたので捕まえて沖に投げたら泳いでいった。エチオピアは沖縄では天ぷらなどにして食します。大変うまい。
Category:野鳥