日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2016年1月2日(旧暦では2015年11月23日)

今日は、久しぶりに早起きして島の北までドライブがてらヤツガシラを探してきました。

結果、ヤツガシラを4羽探し出せましたが、どれも警戒心が強いこと…。特に、伊野田で見つけた個体は数十メートル離れてても写真を撮らせてくれませんでした。^^;

毎年、ヤツガシラが越冬する場所にはまだ渡ってきていませんでした。

他は、カンムリワシやサシバ、チョウゲンボウなど猛禽と、シロハラ、アカハラ、ツグミなど。

ヤツガシラ

目の下に少し傷のあるヤツガシラ。綺麗な芝生の上を歩き回っていました。

ヤツガシラ

匍匐前進で近づいて撮りました。^^; ヤツガシラの方は、なんだろうと背伸びをしてこちらを見ていました。

ヤツガシラ

このヤツガシラも警戒心が強かったー。^^;

Category: 野鳥
2016年1月7日(旧暦では2015年11月28日)

大浜海岸では、潮が満ちてムナグロやダイゼン、キアシシギなどが岩礁の上で休んでいました。近くのムナグロのねぐらの芝生では、怪我をしたムナグロが1羽いました。

キアシシギ / ダイゼン

ダイゼンとキアシシギの群れ。

ダイゼン / ムナグロ

ムナグロとダイゼン。

ムナグロ

左の翼が折れたムナグロがいました。電線にでも当たったのでしょう。

Category: 野鳥
2016年1月7日(旧暦では2015年11月28日)

昨年の10月からのカタグロトビ。年が明けて2016年も元気にしていました。最大3羽が同じ場所にいたのですが、今日は1羽だけでした。相変わらずカラスとカタグロトビは犬猿の仲でした。

警戒心の強いカタグロトビですが、今日は、サトウキビ畑の向こう側にいたので、長靴に履き替えて畑と草むらの間を背の高いサトウキビに隠れながらカタグロトビに接近することができました。^^ おまけにカタグロトビの鳴き声も聞くことができました。

近くでは、ミサゴが求愛飛行をしていました。石垣島では繁殖の記録はないので、春になればどこかへ渡る個体なのでしょう。

カタグロトビ

久しぶりのカタグロトビ。特徴的な赤い目もなんとか写りました。^^

カタグロトビ

かっこいいですね。

カタグロトビ

カラスに追われたカタグロトビがかなり近くを横切って行きましたが、逆光気味なのが残念…。^^;

カタグロトビ

一番近いカタグロトビ。近すぎて無理な体勢で撮影したので、腰にきました…。

カタグロトビ

広いサトウキビ畑の向こうに見つけたカタグロトビ。840mmのレンズで写してこの大きさでした。中央に小さく写っているのが見えますか?

Category: 野鳥
2016年1月9日(旧暦では2015年11月30日)

那覇に所用でいったついでに通称「三角池」に雨の中寄ってみたら、ソリハシセイタカシギが1羽いました。^^

他に、カモ類やシギチもいるのですが、とにかく人を恐れませんでした。石垣島とは大違い。

ソリハシセイタカシギ(アボセット)

たまにミサゴが上空を旋回すると驚いて飛び出していましたが、三角池からは出ないようでした。

Category: 野鳥
2016年1月10日(旧暦では2015年12月1日)

牧草地ではチョウゲンボウが獲物を探してスプリンクラーの上などに止まっています。体が小さく、動きも速いので撮影がなかなか難しい部類。最近、ニコンから出たD5は一点一点のフォーカスポイントがかなり小さいらしいので、小さな被写体でも抜けたりしないのでしょうか? 気になります…。^^;

チョウゲンボウ

獲物を見つけると素早く飛び出します。チョウゲンボウは、初速から速いです。

チョウゲンボウ

草むらの中の獲物をキャッチ。地面で食ってしまいますので、何を捕まえたか分かりませんでした。

Category: 野鳥
2016年1月12日(旧暦では2015年12月3日)

崎枝の水田地帯にクロツラヘラサギとヘラサギとオオヒシクイが集合していました。^^ 道が悪いのであまり入りたくない感じの田んぼです…。

5羽のオオヒシクイは警戒心がかなり強いです。数日前、イノシシ狩りの人や猟犬が入っていましたが、戻ってきたようです。

クロツラヘラサギ / ヘラサギ

ヘラサギとクロツラヘラサギ。ヘラサギの方がクロツラヘラサギより一回り大きいです。

ヘラサギ

ヘラサギ幼鳥。幼鳥だからかクロツラヘラサギの後を追って常に一緒に行動していました。

クロツラヘラサギ

クロツラヘラサギ。島内に3羽ぐらいいるようです。

ヒシクイ

5羽のオオヒシクイが田んぼに舞い降りてきました。^^ カルガモに続いてやってきました。

Category: 野鳥
2016年1月18日(旧暦では2015年12月9日)

昨年の10月に交通事故で保護されたカンムリワシのオス成鳥が野生復帰するので取材に行ってきました。かなりの怪我だったそうですが、3カ月かかって無事に放鳥です。

好き嫌いが激しいのか、強情なのか知りませんが断食を決め込み、なかなか自分で餌を食べようとせず、2カ月間に及ぶ強制給餌を行っていたそうですが、ある日、ハブを与えたら自分で食べたそうです。^^;

そんな手の焼けるカンムリワシは救助された場所の近くにあるフアナン橋にちなみ「ふぁなん」と命名。右の足に緑地に「P」の文字が記された脚環を個体識別のため装着しています。

カンムリワシ / 足環・フラッグ付き

気の荒いカンムリワシで、係りの人に噛みつきまくっていました。^^;

カンムリワシ / 足環・フラッグ付き

牧草地を越えて反対側の林へ一直線に飛んで行きました。

Category: 野鳥
2016年1月31日(旧暦では2015年12月22日)

1月28日から異動により那覇市民になりました。2〜3年後には、再び石垣島に戻ります。それまでは、沖縄本島にお寄りの際はみなさんご連絡ください。

さて、沖縄本島のお手軽探鳥ポイントの沖縄県豊見城市の「三角池」を覗いてまいりましたらツクシガモやソリハシセイタカシギ、ヘラサギ、クロツラヘラサギ、ユリカモメなどが観察できました。人間を恐れないので、近くでじっくり観察できます。

他には、コガモやハシビロガモなどカモ類やセイタカシギ、アオアシシギなどシギ類、サギ類などが所狭しと生息しており、時折ミサゴもやってきて池の上空を旋回していました。近くの水路ではカワセミもいました。豊見城市民の方は市の宝と話していました。^^

ツクシガモ

ツクシガモ。近くでじっくり観察できます。ミサゴがやってくると上空を気にしながらさらに近くに寄ってきます。

ツクシガモ

ツクシガモは伸びをしたり、昼寝したり終始リラックスしていました。

ソリハシセイタカシギ(アボセット)

ソリハシセイタカシギはセイタカシギの群れで休んでいましたが、ミサゴに驚いて飛ばされましたがすぐに戻ってきました。

ソリハシセイタカシギ(アボセット)

セイタカシギと一緒に行動して採餌するソリハシセイタカシギ。

ミサゴ

ミサゴは上空を旋回して何度か池に飛び込むそぶりを見せたのですが、そのまま海の方へ飛び去りました。

ユリカモメ

ユリカモメがポツンと休んでいました。

カワセミ

石垣島では警戒心の強いカワセミも沖縄本島では簡単に撮らせてくれます。^^

カワセミ

沖縄本島ではカワセミは繁殖しているのでしょうか?

ヘラサギ

ヘラサギは終始寝ていました。クロツラヘラサギもやってきたのですが、カメラをしまった後でしたので、写真はなし…。^^;

Category: 野鳥