ハイイロガン、カンムリワシ幼鳥、オニアジサシほか
Nov. 20, 2022(旧暦では2022年10月27日)
10日ほど前に現れたハイイロガン。現在石垣島には、ハイイロガンのほかにカリガネ、マガン、ヒシクイ、コハクチョウ、クロヅルと南の島らしくない鳥たちが滞在しています。
カンムリワシの幼鳥は今シーズン9個体目となりました。非常に活発な個体で、水田や採草地で獲物を捕まえていました。
数日前からオニアジサシも飛来。例年、しばらくは滞在しますが、越冬まではなかなかしないです。海岸には、メダイチドリやシロチドリ、コチドリ、ムナグロ、キアシシギ、アオアシシギ、キョウジョシギなどが数を増減させながら滞在中です。
ハイイロガンは昨年末、沖縄本島で5羽の群れ を見ていますが、石垣島では初めての出会いとなりました。
田んぼに飛び込んだカンムリワシの幼鳥。狩りは失敗?
見晴らしのよいところから獲物探し。
警戒心のない個体で、目の前の電線にやってきました。
カンムリワシのメス成鳥。2009年に救護されている個体の「キッキ」で右足に赤い標識がついています。
砂浜で休むオニアジサシ。
飛び立ちましたが、狩りはせずにどこかへ行ってしまいました。
メダイチドリ冬羽。一時期より数を減らしましたが、まだ各地の海岸で滞在中。
シロチドリ冬羽。こちらもピーク時に比べるとずいぶん減りました。
コチドリ冬羽。海岸や田んぼで滞在中。
Category:野鳥
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