日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2023年9月21日

たまにはカタグロトビの写真でも撮ってやろうと餌場で待ち伏せしました。時間通りに現れて目の前でホバリングするなど獲物を探していました。いつもは2羽で来るのですがこの日は1羽だけでした。

石垣島のカタグロトビはずいぶん増えて、今では主な田んぼで朝と夕方、必ず訪れます。警戒心は強いので、ポイントを決めて待ち伏せするのが常套手段です。

カタグロトビ成鳥。雌雄は不明。

2023年9月21日

今季初となるチョウゲンボウとコガモを確認しました。秋がどんどん深まっていきます。ジャワアカガシラサギは長期に渡って逗留中。一時は同じ田んぼに2羽いましたが、この日は1羽だけ。

タマシギは2回目の繁殖でしょうか。あちこちの田んぼで小さなヒナを連れた親鳥を見ます。

コアオアシシギ、アオアシシギ、アカアシシギ、タカブシギ、ヒバリシギ、トウネン、クサシギ、セイタカシギ、ジシギ3種あたりは数を増減させながら滞在中です。

ツメナガセキレイを捕まえたチョウゲンボウ幼鳥オス。

2023年9月18日

子どもの運動会を見に行く前に近所を一回り。リュウキュウアカショウビン5羽とキンバト3羽を観察。アカショウビンはそれなりに個体数も多く、見ることができます。キンバトは巣材を何度も運んでいました。宮古島と同様にこの時期でも繁殖する個体がいるようです。年に2回の繁殖なのでしょうか?

近所のアカショウビン。そろそろ旅立ちの時なので終認すべく、毎朝、滞在を確認しています。すぐそばにもう1羽います。

2023年9月15日

石垣島のジシギ3種そろいました。調子に乗ってハリオシギ、チュウジシギ、タシギを撮りまくってしまいました。尾羽付きの写真もかなり集まっています。今回は力作と自負しております。^^

飛ぶハリオシギ幼鳥。

2023年9月15日

シベリアオオハシシギの幼鳥が飛来しました。田んぼでアオアシシギやセイタカシギと共に行動しています。

キリアイは各所の田んぼに入り、3エリアに4羽います。当然のことながら全て幼鳥。たまには成鳥が見たい…。

エリマキシギも複数飛来。オジロトウネンも少しずつ増えて来ました。

今季初のチュウシャクシギ幼鳥も確認。田んぼは秋が深まるごとに、にぎやかになってきました。

シベリアオオハシシギの幼鳥。農家の軽トラックが通るたびに驚いていた。

2023年9月15日

8月下旬から滞在のジャワアカガシラサギ は相変わらず警戒心なしで餌探ししていました。

リュウキュウヨシゴイは今年巣立ったヒナの分散期であちこちで出会います。道路を横断する個体も多く、1カ月で2個体の交通事故を目撃しました。

ハジロクロハラアジサシはクロハラアジサシの群れに1羽だけ交ざっていました。

警戒心ゼロのジャワアカガシラサギ。1週間以上の滞在となりました。

2023年9月12日

仕事で北部へ行くとシマアカモズが増えていました。南部の個体も増えてくると思います。ツメナガセキレイはマミジロツメナガセキレイばかり、そろそろ(キマユ)ツメナガセキレイなどがやってくるはずなのですが…。

シマアカモズ第1回冬羽。

2023年9月11日

リュウキュウアカショウビンはまだまだ出会えます。わが家の周辺でも複数個体が観察できます。9月中には渡って行ってしまうと思います。4月から半年もの間、朝のさえずりなど生活に彩りを与えてくれました。^^

カラムクドリ1羽をインドハッカの群れの中で今季初確認しました。これから石垣島で越冬するカラムクドリ、ギンムクドリ、コムクドリ、ホシムクドリ、バライロムクドリなどがやって来ます。

一番ご近所さんのアカショウビン。ここでは 数日前に撮影した個体 と合わせて、少なくとも2羽がここで渡りに備えているようです。

2023年9月11日

キリアイとオジロトウネンを今季、初めて確認しました。いずれも幼鳥でした。ハリオシギとチュウジシギも少しいました。タシギは相変わらず確認できず。

田んぼにはセイタカシギやアオアシシギ、コアオアシシギ、タカブシギ、ヒバリシギ、トウネン、コチドリ、ムナグロ、ソリハシシギなどがいました。

クロハラアジサシは小さな群れが、エサをとったり水浴びしたりしていました。

娘が見つけた今季初のキリアイ。秋はいつも幼鳥です。

2023年9月7日

朝の出勤途中に3羽、昼間に1羽、家族で外食に向かう道すがら3羽と7羽アカショウビンを確認しました。夕方のアカショウビンは3羽が同じガードレールに止まっていました。夜、渡るための準備でしょうか?

カンムリワシの出会いも増えてきて、この日は3羽に出会いました。

ツメナガセキレイは全てマミジロツメナガセキレイで幼鳥、成鳥入り混じった大きな群れがあちこちに入っています。

近所のアカショウビン。毎朝、この個体に挨拶してから出社します。^^ 数日前はみすぼらしかった、頭部の換羽は済んだようですね。

2023年9月7日

今季初となるキアシシギの幼鳥を確認しました。チュウジシギとハリオシギは台風明けに激減。ほとんどいなくなってしまいました。第2波が来るまで、ジシギはお預けです。

タマシギは今年1回目の繁殖で生まれたヒナたちはすっかり大きくなっていますが、まだ兄弟で行動を共にしているようです。第2回の繁殖も行われ、小さなヒナを連れた親鳥を見ます。

アマサギは200羽ほどの群れが田んぼに飛来していました。まだまだ増えます。

キアシシギ幼鳥を今季初認。5羽の群れは全て幼鳥でした。

2023年9月2日

第1回石垣島ジシギ合宿の番外編では、2日間のジシギ探しの間に出会った野鳥を紹介します。

ジャワアカガシラサギは石垣島で今季4羽目となる個体を発見。アオアシシギとクサシギ、トウネンは今季初の幼鳥を確認。ウズラシギ成鳥は今季初認。タマシギは小さなヒナを連れた親子に出会いました。

合宿の 1日目2日目 もご覧ください。

滞在数日のジャワアカガシラサギ。

2023年9月2日

第1回石垣島ジシギ合宿の2日目です。この日が最終日となるので早朝からスタートと行きたいところですが、子どもの世話などあるので、午前9時からのゆっくりスタート。

近所の田んぼで石垣島で今季4羽目、与那国島の初記録個体と合わせると今季5羽目のジャワアカガシラサギが出迎えてくれました。

同じ田んぼでハリオシギ、チュウジシギとも見るのですが、ど逆光だったり、草丈が高かったりで条件が悪いので、例年、島の中で最も個体数が多く見やすいポイントへ早々に移動しました。

その後もポイントをいくつか周り、参加者の帰りの飛行機の時間ギリギリまで最終日を堪能しました。^^

合宿初日 はハリオシギを集中的に取りましたが、2日目は少し余裕も出てチュウジシギの尾羽もなるべく撮るようにしました。 番外編 はこちらです。

ハリオシギ幼鳥。アオシギを思わせる羽色がとても好みです。このタイプは少ないですね。下に動画もあります。

2023年9月2日

僭越ながら第1回石垣島ジシギ合宿を開催させていただきました。SHIMASOBA荘への無料ご招待付きでございます。

記念すべき初開催には、BIRDER誌の連載でジシギ類の野外識別などを執筆する方に参加いただきました。石垣島のハリオシギとチュウジシギはプロの目を持ってしても興味深いもののようでした。合宿中は本土のオオジシギ、チュウジシギについての渡りの時期や換羽の特徴など直接レクチャーいただき、大変勉強になりました。識別について執筆されているだけに、それぞれの特徴の言語化が適切で感心しました。

成果は上々で、たくさんのハリオシギと南西諸島によくいるタイプのいわゆるニシチュウジシギを成鳥、幼鳥含めて大量に観察することができました。ほとんどの時間をジシギに費やしたにも関わらず、副産物としてジャワアカガシラサギ2個体や今季初となるアオアシシギ幼鳥とクサシギ幼鳥、トウネン幼鳥、ウズラシギなども観察できました。

初日は参加者を午後1時半ごろに空港に出迎えて、午後2時すぎには、1羽目のハリオシギをゲットしました。午後6時まで観察し、写真が撮れた10個体のハリオシギの写真を貼り付けます。 2日目番外編 は別記事で紹介します。

今後もジシギ合宿は開催していきたいと思います。告知はこちらのウェブログやSNSで行います。開催時期は成鳥、幼鳥とも飛来し、換羽状況も多彩な8月下旬ごろを予定しています。ほかの鳥やシギチも楽しめる春の渡りのころ(4月上旬から中旬)も希望があれば実施したいですね。

合宿一発目のハリオシギはこんな状況の出会い…。^^; 貴重な成鳥でした。

2023年8月28日

与那国島で初記録のジャワアカガシラサギを発見。何十年も与那国島通いをするベテランや目録にもないので恐らく初記録でしょう。

島の南東に位置する立神岩には最大7羽ほどのヨナグニカラスバトがやってきました。何しに来るのでしょうか?

雨上がりの久部良小学校のグラウンドにはハリオシギ1羽とチュウジシギ2羽がいました。与那国島の田んぼは全滅しているので、行くところがないものと思われます。ムナグロ十数羽も降りていました。

与那国島初記録のジャワアカガシラサギ。東崎にいた。警戒心は強めの個体でした。

2023年8月22日

8月も下旬が近づくとジシギの数がどんどん増えてきます。多いところでは1枚の田んぼに7羽ほどがいました。数の多いチュウジシギの渡りがピークを迎えつつあるので、相対的にハリオシギの数が少なくなっています。

1週間後には、初開催の「石垣島ジシギ合宿」を開催します。本土からのジシギウオッチャーとともに、石垣島のジシギをなめ回すように観察したいと思います。

チュウジシギ幼鳥。

2023年8月22日

今季初となるジャワアカガシラサギとマミジロツメナガセキレイが到着。ジャワアカガシラサギはこれからパラパラと通過し、マミジロツメナガセキレイはどっと数を増やします。

今年生まれのリュウキュウヨシゴイは分散が進んでいるようで、同じエリアの個体は減ってきました。

オタマジャクシを捕まえたジャワアカガシラサギ。今季初確認。

2023年8月19日

ヒバリシギは幼鳥、成鳥ともに増えてきました。トウネンは成鳥のみで幼鳥の到着はまだ。コアオアシシギは成鳥、幼鳥ともぼちぼち通過しています。

ヒバリシギ幼鳥。順調に増加しています。