例年、幼鳥の到着が一番乗りのアカアシシギ。今季初となる幼鳥を確認しました。 昨年は7月27日に初認 なので、例年と同時期の到着ということになります。
ただ、ことしは幼鳥一番乗りはなんと 7月20日のセイタカシギ 。いつもは8月下旬以降の到着なので島内で繁殖した可能性もあるのかな。
ほかはいつものメンバーのアオアシシギ、タカブシギ、ヒバリシギなどが滞在中。
戻り組のアマサギも増えていました。
今季初確認のアカアシシギ幼鳥。幼羽から第1回冬羽へ換羽中。
6月6日に現れたソリハシセイタカシギ はまだ滞在しています。いつまで居る気なんでしょう。海岸ではチュウシャクシギ9羽の群れが飛来。早すぎるので秋の渡りとしてよいものなのか迷います…。
田んぼにはタカブシギやアオアシシギ、セイタカシギなどもぱらぱらと飛来しています。
季節外れにやってきてすでに滞在3週間以上。
標識付きのリュウキュウコノハズクが子育て中。大学の研究者の方に聞いたら、波照間島で標識を付けた個体だそうです。メスが出生地から拡散することはよくあることとのこと。
6月9日に孵化した卵の殻を見つけたリュウキュウアオバズク のヒナは大きくなっているようで、メスが巣の外に追い出されていました。よく見ると巣穴からヒナの顔が見えました。巣立ちはまもなくのようです。
昨年、2羽が巣立ったカタグロトビ のペアは今年も同所で繁殖中。オスが見張り代に立って目を光らせています。
標識付きのリュウキュウコノハズクのメス。
今季もツバメチドリの繁殖が始まりました。 昨年のコロニー とほぼ同じ場所に40ペア程度が抱卵。すでにヒナも何羽か確認できました。
順調にいけば、これから7月中旬ぐらいまで子育てが続くと思われます。カタグロトビやカラス、ムラサキサギなどが近くいくると警戒を強めていました。
ツバメチドリのヒナ3羽と親鳥。
毎日、雨が続く石垣島です。今月は雨の降らない日はほとんどなく、日照時間も例年の40%以下な異常事態となっています。
雨が小降りになった隙をついて少しだけ鳥見。
アカショウビンは抱卵に入っているペアがほとんどとなっているようです。
カタグロトビは同じサトウキビ畑に3羽。昨年生まれの若い個体は比較的近くで観察できました。
キンバトは新居近くで毎日、オス個体が現れます。雨が降ると電線や枯れ木にチュウダイズアカアオバトがたくさん並びます。
石垣島で当たり年なハジロクロハラアジサシはクロハラアジサシの群れに1羽。牧草地でバッタを捕まえています。
海岸のシギ、チドリも渡りが終わり寂しい限りですが、メダイチドリやキョウジョシギなどが少し滞在中です。
アカショウビンのオス。通勤路で毎日、見る個体です。交通量の多い県道沿いなので交通事故が心配です。