日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2015年12月4日

石垣島ではムナグロがほとんどですが、大浜海岸にダイゼンが1羽いました。もちろんムナグロはたくさんいて、他にはキアシシギやチュウシャクシギ、キョウジョシギなどがいました。チュウシャクシギは1羽が長い事滞在しています。

先日のK91のフラッグが付いたクロツラヘラサギ は1羽で浦田原の田んぼにいました。

夕日が当たって褐色がかっていますがダイゼン冬羽です。

2015年12月1日

今日は、一日中雨でした。風も吹き付けているので、野鳥はあまり見られず、カンムリワシが数羽とチョウゲンボウ、シロハラ、イソヒヨドリ、ハチジョウツグミが観察できた程度です。

カンムリワシの幼鳥が雨に濡れながら獲物を探していました。

2015年11月28日

夕方、少し時間ができたので、白水でレンカクを観察してきました。スイレンとウオーターレタスの繁茂する川でオオバンやバンに交ざって餌を探し回っていました。

ツグミも5羽ほどの小さな群れが入っていました。シロハラ、ツグミは先日から見かけ、ハチジョウツグミも本日、社の駐車場で観察しましたので、あとはアカハラの到着待ちですね。^^

スイレンの上を歩くレンカク。スイレンは夕方なので花が閉じています。正午ごろまでは開いているのですが。

2015年11月27日

平田原でキジバトの100羽ほどの群れにベニバトのメスが1羽交じっていました。ウオーキングの人に驚いて飛び立つたびにキジバトに交じって探すのに苦労しました…。^^;

浦田原には 先日観察したフラッグのついたクロツラヘラサギ がいました。韓国仁川で放されたものです。

昨日今日と寒い一日で、最高気温は21度ほどまでしか上がりませんでした。

体の小さなベニバトは稲の切り株より背が低く写真が撮りにくかったです。

2015年11月26日

1週間ぐらい前から鳴き声が聞こえているシロハラでしが、底地ビーチには随分人慣れしたシロハラがいました。ビーチの防風林を歩いていて、足元でガサガサしているのは、最初ネズミかと思ったらシロハラでした。底地ビーチの防風林には数羽のシロハラがいました。昨年も11月半ばから鳴き声が聞こえ始め、 11月22日に初撮影 でした。

浦田原にはクロツラヘラサギが、白水ではカンムリワシの幼鳥が餌を探していました。

今季初撮影のシロハラ。1週間ほど前から、夜にはシロハラの渡る鳴き声が聞こえています。

2015年11月24日

先日から広い行動範囲を移動するカタグロトビですが、本日は3羽撮影することができました。

2羽はカップルなのでしょうか、いつも近くにいて、今日も同じ木に休んでいるところをカラスにモビングされたりしていました。その2羽の撮影の帰り道、数百メートル離れたところでもう1羽のカタグロトビがホバリングしていました!!

カラスや、小鳥にモビングされてかわいそうなカタグロトビはいつまで石垣島に滞在してくれるのでしょうか。

オスかメスか分かりませんが、いつも2羽でいる方の片割れ。師匠と一緒じゃないと入れない場所から撮影です。今までで一番近いかも。^^

2015年11月22日

久しぶりにカタグロトビを探しに出たのですが、サシバ、チョウゲンボウ、ハイイロチュウヒ、カンムリワシぐらいしか見つかりませんでした。^^;

夜、シロハラなどの渡りの鳴き声が聞こえるのですが、出会いはなかった。

チョウゲンボウにはタヒバリらしき小鳥がモビングしていました。

2015年11月17日

2泊3日で西表島へ探鳥、イリオモテヤマネコ探しに行ってきました。

残念ながらイリオモテヤマネコは見つかりませんでしたが、ノドアカツグミをはじめ、45種の野鳥が観察できました。^^

カンムリワシは15個体ほど観察できました。石垣島よりも多い印象です。アオバズクも石垣島よりも多く観察できました。西表島のアオバズクは石垣島よりも警戒心があまりありません。かなり近くまで寄れました。コノハズクは石垣島の方が多い印象です。また、オオコノハズクと昨年も同じころ現れたシロガシラトビも狙っていたのですが、見つけられませんでした。^^;

西表野生生物保護センター の「 西表島クイズラリー 」も挑戦したのですが、クイズの設置場所すら分からないところがある難しさ…。とりあえず20問中の半分を解いて1問間違いでした。来月あたり、再チャレンジで西表島に渡ります!!

初日の昼ごろ南風見の牧場を回っていたら、シロハラのようなツグミのような鳥を見つけ、双眼鏡を覗いてみるとノドグロツグミ? よく見ようとしていると軽トラックが通って飛んで行ってしまいました。ツグミの仲間は飛ばされても同じ餌場に戻ってくるので、20分ほど待つとまた現れました。双眼鏡で再度見てみるとノドアカツグミのオスで第1回冬羽でした。さて、撮影というところで今度はチョウゲンボウに飛ばされてしまいましたが、やはり弁当を車内で食っている間に戻ってきました。^^

2015年11月14日

ムネアカタヒバリの群れを観察していたら、ハイイロチュウヒのメスが突撃してきました。背後から急に現れたので とっさの撮影でした…。^^;

ハイイロチュウヒがやってきて、慌てて逃げたチョウゲンボウ2羽のうち1羽はしばらくして戻ってきました。

近くにはサシバが2羽いてバッタなどを捕まえていました。上空をミサゴが飛んでいくのですが、カタグロトビには出会えず。

牛小屋の周りには、コムクドリ、カラムクドリ、ホシムクドリ、ムクドリなどが集まっていました。

明日から2泊3日で西表島で探鳥してきます。イリオモテヤマネコも見られたらなー。

愛知県一色町ではたくさん見たハイイロチュウヒ 。石垣島では少ないですね。

2015年11月11日

久しぶりにカンムリワシの飛翔を撮影。いつもと違う設定で撮影してみたらこれがバッチリでした。^^ 背景が近い時は、しばらくこの設定で撮影を試してみようと思います。

獲物めがけて急降下!!

2015年11月10日

取材の合間に浦田原をうろついていたら、「アンパルの自然を守る会」の方たちに会い、ゴルフ場予定地の調査に向かうとのことなので、同行させてもらいました。

帰り道、同じ浦田原の田んぼの一角にクロツラヘラサギが2羽飛来していました。1羽は左足を怪我しているようでした。 先日のフラッグ付きのクロツラヘラサギ もいるようなのですが、見つけられませんでした。

水のあまりない田んぼでしたが、2羽のクロツラヘラサギは一生懸命餌探ししていました。

2015年11月5日

新石垣空港近くの牛種子牧場に9月ぐらいからベニバトが何羽か入っています。入れ替わりもあるかと思いますが、現在は最低でもオス2羽とメス2羽がいると思われます。今日は、有刺鉄線にキジバトと仲良く並んで止まっていました。^^ ちなみにこの牧場は「石垣牛専門店いしなぎ屋」の直営牧場です。

キジバトと並ぶとベニバトの小ささが際立ちますね。

2015年11月5日

浦田原にフラッグを付けたクロツラヘラサギがいました。山階鳥類研究所へ報告しました。2010年6月16日に韓国の仁川で放された個体のようです。昨日の夕方、仕事帰りに平田原を通った時に見つけたクロツラヘラサギにはフラッグがついていませんでしたので、石垣島には2羽渡ってきているようです。 昨年は、10月14日に18羽確認 しています。

平田原にはアカガシラサギが飛来していました。少し警戒心の強い個体でした。同じ田圃のタカブシギたちは猛禽に襲われて完全に怖気づいて集まっていました。

クロツラヘラサギの右足に「K91」の文字が確認できます。嘴を左右に振りながら田んぼで餌取りをしていました。

2015年11月5日

アンパルの水路にカモが増えてきましたが、ミサゴの餌場でもあるので上空をミサゴが飛ぶたびにカモたちはパニックになっています。^^;

ミサゴが現れるとカモはパニック。

2015年10月31日

今日もカタグロトビを見に行ってきました。いつもの餌場にいつもの時間にやってきて午後6時にはねぐら入りするカタグロトビです。今日は、タヒバリと思われる小鳥にモビングされてかなり嫌がっていました。

撮影に余裕が出てきたので、カタグロトビの特徴的な飛翔姿の動画にもチャレンジしてみました。

撮影終了間近にやっと薄日が差し、カタグロトビのルビーのような赤い目がはっきりと見えました!! 何度見ても美しいですね。

2015年10月29日

例のカタグロトビ、石垣島にはもう1羽いました。合計2羽です。複数羽が入るなんて日本初です。^^

天気予報は午後から晴れる予定でしたが、あいにくの曇天。カタグロトビはここの餌場がお気に入りの様子で、2時間の観察中、何度もやってきました。西風が吹いたら順光でホバリングが撮り放題なのですが…。残念。

ねぐら入りはやはり午後6時すぎでした。

沖縄本島の読谷にいたカタグロトビは11月に抜けたそうなので、石垣島の個体も来月には抜けてしまうのでしょうか。

カタグロトビ独特のホバリングから急降下。美しくてかっこいですねー。

2015年10月29日

鹿児島出張がありましたので、急きょ有給を入れて1泊延泊し探鳥旅行をしてきました。下調べも全くない状態でしたのでとりあえず、20年間カラフトワシが越冬に来ていたという薩摩川内高江に行ってきました。カラフトワシは残念ながら2012年以降飛来しないということなのですが、探鳥には良さそうなので…。^^

薩摩川内高江ではノビタキやホオアカ、ビンズイ、モズ、チョウゲンボウなどがいました。ふらっと立ち寄った川内原子力発電所展示館の池にはオシドリ十数羽群れていました。また、ヨシガモや遠くて何かわからないカモも浮かんでいました。

翌日は、日の出とともに、出水市ツル観察センターに行ってまいりました。ツル観察センターが位置する西干拓と「東西干拓橋」を越えたところの東干拓があるのですが、多くのツルは東干拓にいました。ほとんどがナベヅルですが、クロヅルとカナダヅルを1羽ずつ確認できました。

西干拓ではニュウナイスズメの30羽ぐらいの群れとミヤマガラス数十羽の群れに驚かされました。いるところにはいるもんだねー。^^; タゲリやカワラヒワ、セキレイ類なども多く見られました。

カモも見たことないぐらいたくさんいました。ヒドリガモとかオナガガモとかマガモとか。

ツル目的だったので、日の出とともにナベヅルを。

2015年10月25日

カタグロトビ遭遇率100パーセントです。^^

今日は、師匠が先日の場所でスタンバイ、私は遊撃手として牧草地帯を車で探しました。すると遠くに何やら獲物を襲う鳥影が。双眼鏡でのぞいてみると、お目当てのカタグロトビでした。すぐに師匠に電話して、二人で駆けつけるとスプリンクラーの上でクマネズミを食っていました。しばらくして飛んでしまったのですが、午後6時に戻ってきて、ねぐら入りも確認できました。どちらの場所も 先日の頻出ポイント より離れたところでした。

餌場とねぐらゲットです。^^

他は、チョウゲンボウ3羽とハヤブサの幼鳥1羽、サシバなど猛禽類が多く観察されました。また、クロハラアジサシはあちこちの牧草地で数羽の群れが観察されました。赤土地帯では、ムナグロ40羽とツバメチドリ30羽の群れも確認できました。

ほんの2時間でこれだけ観察できる石垣島を、あらためて素晴らしいと実感。^^

明日からは、鹿児島へ取材なのでカタグロトビとはしばらく会えません…。

おや、遠くに何かいるぞと思ったら、カタグロトビがクマネズミをつかんで飛んでいるところでした!!

2015年10月23日

10月5日と10月20日に観察したカタグロトビ が再び現れました。「炯眼人を射る」じゃないですが、この鋭く赤い目はすべて見通されているようでゾクゾクしますねー。

そして、このカタグロトビ、石垣島が気に入ったようです。^^ この日も先日とほぼ同じような場所に現れましたが軽自動車しか入れない場所。^^; 先日より少し警戒心が強いようでした。

カタグロトビは、アフリカや南ヨーロッパ、インドや東南アジアに分布するそうですが、どうやって石垣島までやってきたのでしょうか。石垣島以外にも与那国島や沖縄本島で記録されたことがあります。このまま越冬してくれると嬉しいのですが。

カタグロトビは、真っ赤な目と目の周りの黒い模様の鋭い顔つきが特徴です。かっこいいですねー。

2015年10月20日

白変種のアオアシシギがいました。他のアオアシシギと比べて警戒心強目でした。 アカアシシギの白変種 は見たことありますので、あとはキアシシギの白変種を見たら「赤、青、黄」でそろいますね。^^

アオアシシギ自体、白っぽいシギではありますが、白変種はほぼ真っ白で美しかったです。