日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

July 14, 2024

アオバズクが巣立ちました。カップル成立が例年より遅かったので巣立ちも遅れました。カップルのどちらかが変わったのでしょうか。

アカショウビンはどこも巣立ちが終わって、親鳥たちはほっと一息。巣立ったヒナたちは親の縄張りに止まっていますが、獲物は自分でとっています。

リュウキュウヨシゴイも子育て終わり、あちこちの田んぼで幼鳥が出だしています。ムラサキサギも独り立ちした幼鳥が田んぼに現れだしました。アカガシラサギやクロツラヘラサギは秋の渡りで飛来しています。

シギやチドリは少しずつ動きだしています。秋の渡りが本格化するにつれ、どんどん数と種類を増やしていきます。

アジサシ類は子育て真っ最中。エリグロアジサシは孵化後1週間から2週間程度たったヒナたちの姿が見えだしました。

今季、最後の巣立ちとなったアオバズク。巣内にはまだ残っていました。

June 27, 2024

巣立ち後のリュウキュウコノハズクのヒナを継続観察。先日よりは多少見やすいところにいました。近くにはメス親が見張り番です。

アオバズクも次々と巣立っていますが、まだヒナが小さいところではオス親が巣の近くで見張りに立っていました。

サンコウチョウの繁殖も順調にいっているようで、以前から観察中のペアから巣立ちしたヒナはだいぶ大きく成長していました。親鳥は2回目の繁殖に入ると思いますので、巣立った個体はヘルパーにつくかもしれませんね。

見やすい位置へ移動したリュウキュウコノハズクのヒナ。全身を見ることができました。

June 6, 2024

今季の巣立ち第1号はリュウキュウアオバズクでした。昨年と同じ場所で2羽が無事に巣立ちました。アオバズクの巣立ちといては、かなり早いタイミングでした。

アカショウビンの巣穴掘りを確認。今季はアカショウビンの個体数が多く、見つけた巣の数も多すぎていくつだか忘れました…。どこも無事に推移していくことを願うばかりです。

今年は全国的に数が少ないように感じるソリハシシギを石垣島でも確認。遅いのは例年のことですが、数が少ないのが気になります。近くにはアカアシシギが1羽寂しくいました。キアシシギは複数が滞在。沖縄本島ではメリケンキアシシギも出ているので、石垣島でも期待しています。

アオバズクの巣立ちビナとメス親(右)。

May 31, 2024

あまり行かない雑木林を久しぶりに訪れるとリュウキュウサンコウチョウのペアがうろうろしていました。同じ枝に並ぶこともあり、ペアリングが済んでいる模様。おそらく繁殖すると思うので推移を見守りたいと思います。

リュウキュウコノハズクは複数個所で抱卵していますが、まだまだヒナは小さいようです。一方、リュウキュウコノハズクで早期に繁殖に入ったペアはヒナがすでに大きくなっているようで、メスも巣外に出ています。間もなく巣立ちすると思われます。

リュウキュウサンショウクイの巣だった幼鳥がわが家に訪れました。メジロやシジュウカラと虫を取っているようでした。

サンコウチョウのメス。

May 29, 2024

ホトトギスが近距離で観察できました。成鳥と若い個体で、松林で採餌していました。周辺にはオニカッコウが6羽ぐらいいて、トケンが集中して多いエリアでした。

大雨などありましたが、リュウキュウアオバズクの抱卵は順調のようで、オスがしっかり見張りをしていました。年々、警戒心がなくなり、散歩の人が目の前を通っても気にする様子はありません。

コアジサシは昨年に続き、クルーズ船用のターミナルビル建設予定地に30羽近く飛来。すでに抱卵している個体もいました。
昨年はPAC3配備で巣が全滅 <https://shimasoba.com/blog/2230/> して今いましたが、果たして今季はうまくいくのか…。シロチドリはふ化して間もないヒナから少し飛べるようになっているヒナまで数羽が走り回っていました。

シロハラクイナは子育て真っ最中でヒナを連れたペアによく遭遇します。繁殖期は長いので、しばらくは成長のステージがさまざまな家族連れにであると思います。

稲刈りが終わった田んぼではムラサキサギやアオサギ、チュウダイサギ、コサギなどが獲物を狙って集まっています。

幼羽が残るホトトギス。近くで観察できました。

May 6, 2024

リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズクともに繁殖シーズンに入りました。どちらも複数箇所で抱卵スタートです。6月下旬ごろには巣立ちが見られると思います。

リュウキュウコノハズクのオス。このペアは、昨年とほぼ同じタイミングでの繁殖スタートです。リュウキュウコノハズクは3巣確認。

April 18, 2024

昨年、ヒナが3羽巣立ったリュウキュウアオバズク が今年も同じ営巣木に帰ってきました。今季は少し早めの繁殖スタートのようですので、6月下旬には巣立ちそうですね。

リュウキュウアカショウビンも個体数が増え、あちこちで見られます。

カンムリワシの幼鳥は16号が安定して見られるようになりました。

今季はシギもチドリも少なく寂しい限りですが、ハリオシギやアカアシシギ、コアオアシシギ、アオアシシギ、タカブシギなどがほんのわずかだけいます。

今季も帰ってきたアオバズク。これはオス個体。

Dec. 23, 2023

オオノスリやシベリアハヤブサ、チュウヒ、サシバ、チョウゲンボウ、コミミズクなど石垣島で越冬する猛禽類がそろってきました。

獲物となるカモやオオバン、小鳥たちは猛禽が現れるとピリピリしています。

オオノスリ幼鳥。毎年、現れますがこの個体は警戒心も弱く、観察撮影がしやすいです。

July 22, 2023

今季、8個目となるリュウキュウコノハズクのペアを見つけました。何日か前に巣立ったアオバズクのヒナの様子を見に行ったら偶然に発見。オスもメスも巣の外にいたので、ヒナの巣立ちは間も無くだと思われます。

リュウキュウコノハズクのメス。

July 6, 2023

リュウキュウサンコウチョウの子育ては順調に推移。まもなく巣立ちです。リュウキュウアオバズクは1羽が巣立ちましたが、夕方には再び巣に帰って行きました。

自宅近くのではリュウキュウコノハズク、小学校の校庭ではリュウキュウアカショウビンが子育て中です。マンゴー農園のアカショウビンは1羽巣立ちました。まだ巣の中に3羽ほど残っていそうです。

サンコウチョウのヒナは2羽いるようです。オス親がやってきました。餌を与えた後は糞をくわえて巣外に運び出しています。

July 1, 2023

リュウキュウツミのヒナたちの枝渡りが始まっています。一番子はすでに飛び回っていました。

リュウキュウコノハズクは2カ所で巣立ち。合わせて5羽のかわいらしいヒナたちに出会えました。

リュウキュウアオバズクも間もなく巣立ちそうです。

リュウキュウサンコウチョウはヒナがかえったばかりで、七夕のころに巣立ちそうです。

リュウキュウアカショウビンは今季は、繁殖が遅く、まだ巣穴掘りをしているペアがいました。

3兄弟の長男。短い距離なら飛べるようです。

June 20, 2023

いつも鳴き声は聞こえるのですが、なかなか姿が見えないリュウキュウキビタキが林道の脇でさえずっていました。地上から1メートル以下の低い位置で鳴いています。本土のキビタキは高いところにいますが、石垣島などはコマドリなどがいないので競合せずに地面近くを使っているのでしょうかね?

リュウキュウアカショウビンの繁殖ステージはいろいろで、いまだに巣作りしていないペアもいます。

リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズクの繁殖はどこも順調。

リュウキュウキビタキ成鳥オス。

June 18, 2023

先日の大雨被害が心配だったので、リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズクの巣の見回りをしてきました。リュウキュウコノハズク4、アオバズク3の巣は変わりなく順調に推移しているようでした。

いつもの枝で見守りリュウキュウコノハズク。

June 7, 2023

リュウキュウアカショウビン、リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズクはどこも抱卵中です。台風2号の影響はなかった模様。このまま順調に推移することを願いたいところ。

まだ島に残っているオオバンがいました。けがなどで越夏したことはありますが、この個体は健康そう。渡らなくていいんでしょうか。

田んぼにはセイタカシギぐらいしかいないのですが、その中で元気のなさそうなアオアシシギを発見。くちばしが欠損しているようにも見えました。

警戒心ゼロのアカショウビン。

May 24, 2023

リュウキュウアオバズク3カ所、リュウキュウコノハズク4カ所で抱卵中。リュウキュウアカショウビンも複数箇所(多すぎて数えてない…。^^;)で営巣しています。

リュウキュウサンコウチョウは複数でペアにはなっていますが、どこも巣作りはこれからのようです。

アオバズクのオス(左)と奥にメス。ここのペアは営巣木が切られたりとかで毎年、巣が違う場所。

May 12, 2023

渡りは落ち着いた石垣島では、島で繁殖するリュウキュウアカショウビンやリュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズク、リュウキュウツミ、ズグロミゾゴイなど造巣や抱卵など活発に動き回っています。

特にアカショウビンはとても活発で、この日は本業の仕事をしながらも午前中に13羽、午後に7羽の合計20羽をダブることなく確認しました。今年はアカショウビンの個体数が多いような気がします。

カンムリワシはこの時季、抱卵中で出会う機会が減ります。カタグロトビは年中、繁殖していますので、今も何箇所かは抱卵中です。

サンコウチョウも増えてきて、さえずりがあちこちから聞こえてきます。

林道でオスのアカショウビンが至近距離でさえっずってくれました。細かいディテールまで録音できています。

July 8, 2022

今季3カ所目のリュウキュウアオバズクの巣立ちを確認。こちらも一人っ子のようでした。5月の記録的な長雨、大雨が影響しているのか?

アオバズクの巣立ちビナ。営巣木のとなりのアカメガシワに止まっていた。

June 29, 2022

標識付きのリュウキュウコノハズクが子育て中。大学の研究者の方に聞いたら、波照間島で標識を付けた個体だそうです。メスが出生地から拡散することはよくあることとのこと。

6月9日に孵化した卵の殻を見つけたリュウキュウアオバズク のヒナは大きくなっているようで、メスが巣の外に追い出されていました。よく見ると巣穴からヒナの顔が見えました。巣立ちはまもなくのようです。

昨年、2羽が巣立ったカタグロトビ のペアは今年も同所で繁殖中。オスが見張り代に立って目を光らせています。

標識付きのリュウキュウコノハズクのメス。