2015年9月18日(旧暦では2015年8月6日)
佐賀県にあるラムサール条約湿地の「東よか干潟」に行ってきました。鳥屋の間では、「大授搦(だいじゅがらみ)」と呼ぶそうです。シチメンソウの紅葉には少し早かったですが、午前の大潮満潮に当たり、狭くなった干潟に飛来、密集するヘラシギ、ホウロクシギ、ダイシャクシギ、ダイゼン、ハマシギ、メダイチドリなどシギチの姿が観察できました。
すばらしい干潟でしたので、春の渡りの時期にもう一度足を運んでみたいですね。^^
ヘラシギ
たくさん休むシギチの群れの中にヘラシギが1羽だけいました。双眼鏡で探しまくってやっと見つけられました。^^ 自宅に帰ってから調べると、ヘラシギは3日前の9月12日に初認されたそうです。いいタイミングでした。^^
かなり遠いので超トリミング。^^;
ハマシギ
石垣島には小さな群れしかきませんが、東よか干潟には数千羽のハマシギが群れていました。
ホウロクシギ
ダイシャクシギ
ダイシャクシギも数羽の群れでいました。右はホウロクシギ。
オオソリハシシギ
ハマシギ
オバシギやハマシギ、ダイゼンなどが羽音を轟かせながら一斉に飛び立つ姿は圧巻でした。
ダイゼン
ダイゼンの群れ。後ろにうっすら見えるのはホウロクシギの群れ。
満潮なので体の小さなハマシギやメダイチドリなどは着水しては水深が深すぎて再び飛び立ったりしていました。
ホウロクシギ
ホウロクシギ
ホウロクシギ着水。石垣島で撮りにくい大型シギの飛翔も数が多いので簡単に撮れました。^^
カササギ
佐賀市内にはカササギも多くいましたが、電線止まりじゃないカササギを探すのに苦労しました。^^;
2015年9月9日(旧暦では2015年7月27日)
昨年の同じ頃にヤツガシラを見た場所に探しに行きましたが空振り…しましたが、帰り道に於茂登岳登山口の広場や嵩田林道、川平石崎、崎枝半島でそれぞれイワミセキレイを撮影、観察できました。1日で4羽も見たのは初めてです。^^
嵩田林道ではアカショウビンが2羽いました。
イワミセキレイ
かわいらしいイワミセキレイです。嵩田林道にて。警戒心の強い個体でした。
イワミセキレイ
こちらのイワミセキレイは川平石崎で。慣れた個体でした。
イワミセキレイ
於茂登岳登山口広場にて。こちらも慣れた個体でした。
イワミセキレイ
上と同じイワミセキレイ。この個体はこちらへどんどん近づいてきます。
イワミセキレイ
イワミセキレイ
バッタかなにかを捕まえました。イワミセキレイは登山道の端を体を横に振りながら歩き、次々と小さな昆虫を捕まえていました。
2015年9月9日(旧暦では2015年7月27日)
川平のカンムリワシ幼鳥はきょうもお気に入りの御嶽の木に止まっていました。
カンムリワシ
2015年9月9日(旧暦では2015年7月27日)
大里地区と裏田原の田んぼでシギチ観察。ツバメチドリやホウロクシギ、コチドリなどがいました。ジシギはチュウジシギだと思われます。
ツバメチドリ
田んぼでシギやチドリを観察しているとツバメチドリが急降下してきました。しばらく水を飲むと再び飛び立って行きました。
ホウロクシギ
ホウロクシギ3羽が田んぼで休憩していました。ここはねぐらのようで夕方になるとやってきます。
チュウジシギ
ジシギもいました。チュウジシギだと思われますが確実な証拠はつかめず…。
コチドリ
2015年9月7日(旧暦では2015年7月25日)
あすは白露です。きょうの夕方、浦田原を通るとバンナ岳の頂上付近から何やら大きめの鳥の群れがこちらへ向かってきます。双眼鏡で覗いてみるとアマサギ数百羽の大きな群れでした。コサギやチュウダイサギなども少し交ざっているようでした。
8月下旬から増えつつあるサギの仲間ですが、ここへきてどっと数を増やしたようです。
アマサギ / コサギ / チュウダイサギ
田んぼに降りて休憩していると散歩をする人に驚いて飛び出しました。
アマサギ / コサギ / チュウダイサギ
アマサギ / コサギ / チュウダイサギ
アマサギ / コサギ / チュウダイサギ
大きな群れはひとつになり数百羽が旋回する姿は感動的でした。
アマサギ / コサギ / チュウダイサギ
空高く旋回するサギの群れ。数が多く全てはとても写真に入りきりませんでした。