日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2016年10月18日(旧暦では2016年9月18日)

今朝は、下道、高速とも渋滞にはまって名護岳に着いたのは午前9時前。サシバを50羽ほど見て終了でした…。^^; そうです。遅刻したのは私。サシバは、時間通りに渡って行きました。

仕方ないので名護市から少し脚を伸ばして、沖縄本島最北端の辺戸岬まで回ってきました。途中、海上からやってくるサシバの群れも観察できました。かなり低い高度(50メートル以下)でやって来たので驚いた。田んぼや林道、ダムなどいたるところにサシバがおり、電柱から獲物を探したり、数羽のタカ柱をつくったり。

喜如嘉の田んぼには、5羽のサシバが休息していました。明日の渡りに備えているのでしょう。

サシバ

田んぼの上空をサシバの幼鳥が旋回します。

サシバ

成鳥のサシバ。カエルなどを捕食していた。

サシバ

サシバの幼鳥は、成鳥に見つかると追い回されていた。この幼鳥も成鳥に追いやられ、頭上にやって来ました。視線の先にいる成鳥のことを気にしている。手持ち撮影はきつかった…。^^;

サシバ

サシバのタカ柱。渡るときは喧嘩もせずに飛んでいます。

サシバ

サシバの幼鳥。

サシバ

サシバの幼鳥。

ミサゴ

ミサゴも渡って来ます。

真ん中の水平線に見えるのは与論島。天気も良く、風が心地よい一日でした。

Category: 野鳥
2016年10月16日(旧暦では2016年9月16日)

金武町の田んぼにクロハラアジサシが60羽ほどいました。ハジロクロハラアジサシも交じっていると思うので、識別に挑戦してみたのですが、難しい…。^^;

家に帰って、図鑑などで見れば見るほど分からなくなりますが、今日は、全てクロハラアジサシ。

クロハラアジサシ

獲物を探しながら低空飛行するクロハラアジサシ。

クロハラアジサシ

獲物を見つけると急旋回して急降下。

クロハラアジサシ

素のロクヨンはいいですね。クロハラアジサシが生き生きしています。^^

クロハラアジサシ

クロハラアジサシの幼鳥。

クロハラアジサシ

これもクロハラアジサシ幼鳥です。

クロハラアジサシ

こちらもクロハラアジサシ幼鳥。結局、ハジロクロハラアジサシはいないようでした。^^;

セイタカシギ

珍しくないセイタカシギですが、光がまわって美しく輝いていました。^^

Category: 野鳥
2016年10月16日(旧暦では2016年9月16日)

今季、2度目のタカの渡りを名護岳の天上展望台で見てきた。家を出るのが少し遅れたので、現地に着くと、すでに名護岳の麓からもサシバのタカ柱が見える。これは、出遅れたなと思いながら林道を展望台まで上がり午前8時20分ごろ到着。

早速、北に見える尾根に双眼鏡を向けてみると、数十羽のサシバのタカ柱ができていました。今日はたくさん飛びそうな予感。^^

結局、午前10時まで観察して600羽ほどカウントできました。ダブルカウントはほぼないはず。アカハラダカも何羽か渡って行きました。しかし、ほとんどの群れがかなり遠くを飛ぶのでなかなか写真に収められない…。

前回、たくさん渡っていたエゾビタキは一羽も見当たりませんでした。

帰りは、金武の田芋畑に寄ってみると、ここにも数羽のサシバがいて、田んぼで獲物を捕まえて長旅の疲れを癒し、越冬地を目指すさらなる旅に備えているようでした。

サシバ

サシバの成鳥が真上を通り過ぎますがかなりの高度があります。

サシバ

サシバの幼鳥。日本で春に生まれた幼鳥は、秋には遥か南の越冬地を目指す旅に出ます。

アカハラダカ

アカハラダカのメスも渡りました。アカハラダカの渡りは先月にピークを迎えています。

サシバ

画角に入りきらない群れ。60羽ほどのタカ柱でした。

サシバ

これも高い。あっという間に南へ飛び去りました。

サシバ

サシバのランデヴー。

サシバ

サシバの群れが現れるとやんばるの森の中で休んでいたサシバが追いつこうと必死に上昇します。

サシバ

二つの群れが一つのタカ柱になる。

サシバ

サシバの成鳥と幼鳥。

サシバ / ツミ

ツミに襲撃されるサシバ。ツミがサシバの尾羽に噛みついています。

サシバ / ツミ

ツミがサシバの背後をとり蹴りを入れています。

サシバ

金武町の田んぼで獲物を探すサシバ。両足とも泥だらけです。

サシバ

こちらのサシバも田んぼで獲物探し。沖縄本島など南西諸島で越冬するサシバもいます。

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2016年10月12日(旧暦では2016年9月12日)

10月8日、寒露の日のアカハラダカ、サシバの渡り を境に越冬組と思われるサシバが増えだし、代わりにサシバのことを恐れるミフウズラはほとんど見なくなった。^^;

今日は、伊計島のサトウキビ畑でサシバを3個体発見。石垣島の越冬サシバと違って沖縄本島のサシバは警戒心が弱いですね。サシバの止まる木の下をレンタカーが走るのですが、全く気にすることなく大きなバッタらしき獲物を捕らえていた。

チョウゲンボウは、伊計島の手前にある宮城島で2羽観察。サシバとチョウゲンボウが住み分けているのは偶然なのか。今冬の観察課題とします。

サシバが見られるようになると、すっかり姿を潜めてしまったミフウズラをなんとか発見できました。いつもいるような開けた場所でなく、上空から死角になる木の下で餌探ししていました。

サシバ

ミフウズラの天敵、サシバ。この日、伊計島で3羽のサシバを発見。

サシバ

このサシバの下をレンタカーが行き来するが、気にしないようす

サシバ

こちらはすでに満腹なのか、目の前の畑に大きなバッタが飛んでも見ているだけでした。

サシバ

サシバとヒヨドリ。

ミフウズラ

ミフウズラは、サシバに見つからないよう木陰での餌探し。手前はオス、奥にぼんやり見えるのがメス。

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2016年10月12日(旧暦では2016年9月12日)

宮城島の畑にツバメチドリが50羽ほどひとまとまりに。一様に疲れた様子だったのでどこかから渡ってきたばかりなのでしょうか。

ツバメチドリ

目を半分つむり、疲れた様子のツバメチドリ。

ツバメチドリ

暑いのか、くちばしを半開き。

ツバメチドリ

こちらもお疲れ。左の後ろ向きのツバメチドリも頭部の羽毛を立ててお疲れモード。

ツバメチドリ

ツバメチドリはここからさらに南へ渡るのでしょうか。

ツバメチドリ

こちらのツバメチドリは、時折居眠りをしていました。

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