2024年6月21日(二十四節気の夏至、旧暦では2024年5月16日)
石垣島ではアカショウビン、リュウキュウコノハズク、アオバズク、サンコウチョウ、ズグロミゾゴイ、エリグロアジサシなど多くの鳥が繁殖シーズン真っ只中です。
リュウキュウアカショウビン
リュウキュウアカショウビン
リュウキュウコノハズク
リュウキュウコノハズクのオス。2年連続で同じ場所で繁殖の個体。
リュウキュウアオバズク
リュウキュウアオバズクのオス。アオバズクはすでに 巣立った ところもありますが、最盛期は7月に入ってからです。
リュウキュウサンコウチョウ
リュウキュウサンコウチョウ
低い枝を伝って移動していたリュウキュウサンコウチョウのメス。子育て中だと思われますが、詳細は不明です。
ズグロミゾゴイ
イシガキシジュウカラ
イシガキシジュウカラの幼鳥。木の窪みにできた水たまりで水浴びしていました。
エリグロアジサシ
抱卵中のエリグロアジサシ。腹の下に卵が二つ見えます。
2024年6月18日(旧暦では2024年5月13日)
今季3羽目のレンカクが飛来しました。沖縄本島でも複数羽が確認されています。今回の個体は、これまでで一番夏羽への移行が進んでいました。警戒心もなく、観察しやすい個体です。
同じ田んぼにツバメチドリやタマシギも現れます。リュウキュウヨシゴイは鳴き声のみ確認。
レンカク
水浴び後、羽ばたくレンカク。成鳥夏羽へ移行中のようです。
レンカク
レンカク
稲刈りの終わった田んぼを歩き回りながら小さな巻貝などを食っていた。
ツバメチドリ
タマシギ
アオアシシギ
2024年6月8日(旧暦では2024年5月3日)
ついに工事が始まってしまいました。絶滅危惧種のコアジサシが抱卵していようが、お構いなし。今頃になって鳥よけのテープや凧が設置されました。優しさがかけらも感じられませんね。環境省の示す「コアジサシ繁殖地の保全・配慮指針」の内容にも沿っていないやり方です。
コアジサシ
抱卵するメス(右)に餌を運んできたオス。鳥よけのために設置された猛禽類を模した凧に怯えながらなんとか給餌していました。
コアジサシ
メスの腹の下には卵が二つ見えます。ほかにもいくつか抱卵中の巣があったのですが、見ている限りは鳥よけを恐れて巣に戻れないようでした。
コアジサシ
鳥よけが怖くて降りれず、警戒の鳴き声を上げながら上空を舞うコアジサシ。
シロチドリ
シロチドリも怯えながらなんとか抱卵。かなりのストレスがかかっていると思われます。
コアジサシとシロチドリが繁殖する現場。すでに繁殖中にもかかわらず、猛禽型の凧や蛍光色のテープが設置されました。
2024年6月7日(旧暦では2024年5月2日)
まもなく始まる工事現場でコアジサシとシロチドリが繁殖中。コアジサシは抱卵中のペアが複数。シロチドリは少し飛べるようになったヒナから抱卵中のペアまでさまざま。
コアジサシ
シロチドリ
リュウキュウアカショウビン
お隣さんの倉庫に止まるアカショウビン。後ろの赤い瓦はわが家の屋根。^^ 餌をとりに毎日、オス個体がやってきます。
2024年6月6日(旧暦では2024年5月1日)
今季の巣立ち第1号はリュウキュウアオバズクでした。昨年と同じ場所で2羽が無事に巣立ちました。アオバズクの巣立ちといては、かなり早いタイミングでした。
アカショウビンの巣穴掘りを確認。今季はアカショウビンの個体数が多く、見つけた巣の数も多すぎていくつだか忘れました…。どこも無事に推移していくことを願うばかりです。
今年は全国的に数が少ないように感じるソリハシシギを石垣島でも確認。遅いのは例年のことですが、数が少ないのが気になります。近くにはアカアシシギが1羽寂しくいました。キアシシギは複数が滞在。沖縄本島ではメリケンキアシシギも出ているので、石垣島でも期待しています。
リュウキュウアオバズク
リュウキュウアオバズク
ヒナに餌を持ってきたメス親(奥)。昼間だというのに5分で2回も獲物を運んでいました。
リュウキュウアカショウビン
ソリハシシギ
数少ないソリハシシギ。繁殖地の状況が悪いのか渡りのコースが変わっているのか…。
アカアシシギ
キアシシギ