アオバズクの3営巣地を巡回してきました。二つはオスもメスも外にいたのでヒナは大きくなっていると思われます。一つは、オスのアタックが激しくてメスを探すことができませんでした。 カラスにはアタック するのを何度も見たことがありますが人間にこんなにアタックが激しい個体は初めて見ました。^^; このアオバズクはカラスにも相当激しくアタックしているようで、巣の近くにはカラスの羽が数枚落ちており、近くのカラスも懲りているのか全くアオバズクを攻撃しません。
どの営巣も1週間以内には巣立つと思います。親子揃った姿が見られるといいのですが。
こいつが気性の荒いオス。恐ろしかった…。^^;
沖縄地方は昨日(5月16日)、梅雨入りして向こう1週間は雨の予報です。やんばるにはいつも通り、自宅を午前2時に出て、現地に午前4時過ぎに到着しました。仮眠をとって、午前6時前に起きましたが土砂降りの雨。仕方ないので二度寝して午前10時半ごろ起きると雨は小雨になっていました。
ノグチゲラの営巣ポイントに行ってみるとオスがコオロギのような昆虫を持ってきました。しばらくするとメスもやはり同じ昆虫も持ってきました。その後は、オスは現れず、メスが立て続けに5回ほどやはり同じコオロギのような昆虫を運んできました。雨の日は、この虫がよく捕れるのでしょうか?
国頭村森林公園の林道を歩いているとサンショウクイやヤマガラ、シジュウカラ、メジロなどがたくさん集まっている木がありました。獲物となる虫が多くついているようです。
さらに奥に進むと、ホントウアカヒゲが林道の両サイドにたくさんおり、時折、隣同士の縄張りで争いごとも起きていました。縄張り争いをしている間は、人間のことはお構いなしのようで200mmのレンズでも十分に撮れました。
メスのノグチゲラがコオロギのような昆虫を運んできました。
仕事終わりでやんばるに車中泊で行ってきました。夜のヤンバルクイナとオオコノハズク狙いです。
ヤンバルクイナは首尾よく写真に収めることができましたが、オオコノハズクは2羽確認するも撮影には至らず。^^;
林道を歩いているとリュウキュウサンショウクイの求愛給餌に遭遇しました。石垣島でも何度か見ていますが、写真に収めることが出来たのは初めてのこと。^^
リュウキュウコゲラやヤマガラ、オキナワシジュウカラなどは子育て真っ最中のペアが多いようでした。アカショウビンは後ろ姿だけ、ホントウアカヒゲは10羽前後しか見られませんでした。サンコウチョウは鳴き声だけ確認。ノグチゲラは姿どころか鳴き声すら聞こえません…。
かなり高い木をねぐらにしていました。
いつも 塒で観察していたツミ に昼間、遭遇しました ( 追記: 後日、よく見たらメスでした。このオスとは違う個体です ) 。人を全く恐れず、5メートルぐらまで寄っても逃げる気配すらありませんでした。
先日は、18時35分に塒にやってきたので、今日も待ってみると18時39分にやってきました。「キッキッキッ」と小さく鳴いていつもの枝に止まりました。
また、リュウキュウコゲラの営巣もありました。枯れた木にゴルフボールほどの穴がきれいに開いていました。
カンヒザクラに止まるツミのオス。70-200に2倍のエクステンダーをつけてみたのですが逆光気味だとひどくコントラストが落ち、解像感も落ちます…。^^; Lightroom でコントラストは上げています。
本日、アカショウビンのヒナ3羽が巣立ちました。2羽は私が現場に着く前に巣立ったようで、1羽はスコールが来て避難しつつ昼飯を食ってる間に巣立ってしまった模様です。巣立ちを促すためか巣穴から見える場所に親鳥が止まったり、餌をヒナの口に入れてもなかなか餌を離さない行動をしていました。
餌渡しの動画もあります。
6/25に孵化を確認しているので、孵化後19日での巣立ちでした。アカショウビンの巣立ちとしては1日遅いです。残りの2羽も夕方には「ピーピー」という鳴き声から巣立ち直前の「ケッケッ」に変化したので明日には巣立つことでしょう。
今日運んできた餌は、カエルやイシガキモリバッタ、緑のバッタなどでした。
それと、フィールドでお会いしたバードウオッチャーのご夫婦に「shimasobaさんですか?」って聞かれちゃいました。^^; 車が緑だから分かるのかなー?
親鳥がバッタを運んできましたが、与えずに戻ってしまいました。
人工物に営巣していたコノハズク のヒナはやはり7/5の夜に巣立っていたようで、きょう、近くの木で見つけることができました。^^ もう1羽はまだ巣立っておらず、巣穴から上半身をのぞかせていました。
7/5日に巣立ったヒナ。コノハズクのヒナは、ボサボサでススキ細工のフクロウのようですね。^^