日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

April 26, 2023

田んぼや海岸のシギ、チドリの入れ替わりが激しくなっています。

田んぼにはウズラシギの群れの中に夏羽が美しいサルハマシギが入っていました。同じく夏羽のヨーロッパトウネンやオグロシギ9羽も飛来してにぎやかになっています。

ハリオシギ、チュウジシギ、タシギも滞在しています。中には長期滞在の個体もいます。

アカアシシギ、アオアシシギ、コアオアシシギは夏羽のコントラストが目立ち始めています。

海岸には、メダイチドリ、オオメダイチドリ、キアシシギ、キョウジョシ、トウネン、チュウシャクシギなどが数多く飛来しています。

赤く染まったサルハマシギ。

April 20, 2023

4月15日に確認されたアメリカウズラシギ は滞在5日目となりました。ウズラシギの群れの中で過ごしています。秋の幼鳥の記録がほとんどなので、春の成鳥は貴重です。

ハリオシギも複数箇所に数羽が滞在中。春のハリオシギは、飛来数がとても少ないのでこちらも貴重です。警戒心も弱く、長時間観察も可能で楽しませてくれます。^^ チュウジシギ、タシギも逗留中。

今季初のクロハラアジサシも飛来しました。代かきするトラクターの後をついてまわっていました。

貴重な春のアメリカウズラシギ。

April 15, 2023

数日の晴天続きで鳥が減っていた石垣島でしたが、今日の大雨でいろいろ降ってきました。

同じエリアの田んぼに、なんとコシャクシギ、アメリカウズラシギ、ハリオシギがそろい踏み。しかもコシャクシギとアメリカウズラシギが同じ写真に収まるという奇跡が起きました!!

コシャクシギとアメリカウズラシギ。この並びは二度と撮れないと思う!!

April 13, 2023

今季初となるハリオシギを確認。石垣島の春の渡りのハリオシギは貴重です。チュウジシギも入れ替わりながら滞在。一番多いのはタシギです。

シャクシギはチュウシャクシギに次いでホウロクシギが飛来しました。数日前、与那国航路に出た大学生たちが、石垣港を出航してすぐに海上で見た個体かもしれません。ちなみにこの春の与那国航路の海鳥はかなりよかったようです。その代わり海は荒れますので乗船には覚悟が必要です。^^;

昨年から越冬中のサンカノゴイに久しぶりに会えました。あいかわらず警戒心がありません。数羽滞在中のアカガシラサギは夏羽に変わりつつありました。

今季初のハリオシギ。

April 5, 2023

今季初のチュウジシギを確認しました。田んぼのあぜに2羽いました。タシギも何羽か。

ソリハシセイタカシギは6羽飛来。過去最高記録の群れの数と思われます。ほかにも田んぼにはアカアシシギやセイタカシギ、タカブシギ、ツバメチドリ、石垣島では数少ないケリなどが滞在中です。

ジャワアカガシラサギ、アカガシラサギ合わせて4羽の小群も逗留中。

島の西部の農耕地では、ジョウビタキが大量に飛来。西表島でも同様な状況のようです。

今季初となるチュウジシギ。やっとの再会はうれしいですね。

Dec. 29, 2022

年末、血を吐きながら年内の原稿を出稿し終えたので、短時間ですが2022年、最後の鳥見をしてきました。

12月に入り、ツグミやアカハラ、シロハラが一気に増えていました。ツグミはほとんどがハチジョウツグミで羽衣の色合いがバリエーションに富んでいて比較するだけで楽しいです。アカハラ、シロハラも渡り直後より警戒心が緩み、観察しやすくなっています。

ちょっとした草むらからはチョウセンウグイスやムジセッカの鳴き声が聞こえてきますが、昨年よりは若干少ないようです。

ジョウビタキ、ノビタキ、ムネアカタヒバリ、ツメナガセキレイなども越冬中。

以前から滞在中のアカツクシガモ3羽に加えてツクシガモ4羽も飛来しました。コハクチョウやクロヅル、ヘラサギなども引き続き滞在しています。

カモの仲間はハシビロガモが最も多く、次いでヒドリガモやコガモ、キンクロハジロなど。今季はメジロガモがまだ確認できていません。

多くのタシギが越冬中で、複数箇所の田んぼで合計200羽ほど見た中に、1羽だけチュウジシギがいました。

カンムリワシは幼鳥、成鳥とも見やすくなってきました。これから輪禍も増えるので石垣島や西表島でハンドルを握る時は注意が必要です。

この日、一番鮮やかだったハチジョウツグミ。成鳥。

Oct. 15, 2022

気温が下がり、カモたちが増えてきました。今季初のハシビロガモとヒドリガモを確認。 ハシビロガモは7月にも飛来 しましたが、渡りとしては今回が初でしょう。

シギ類の渡りのピークはすぎましたが、それでも田んぼにはオジロトウネンやトウネン、ヒバリシギ、チュウジシギ、タシギ、ヒバリシギ、タカブシギ、アオアシシギなどが滞在中です。

今季初のハシビロガモ。オス幼鳥。

Sept. 30, 2022

ムナグロの幼鳥がやっと確認できました。幼鳥が到着しないと繁殖がうまくいかなかったのかと心配です。

アカガシラサギ2羽、ジャワアカガシラサギ1羽、ヨシゴイがいました。ツバメチドリやクロハラアジサシなども滞在中です。

ツバメチドリの第1回冬羽。

Sept. 26, 2022

数日前からソリハシセイタカシギが滞在。石垣島では年中、見ている気がする。沖縄、八重山には越冬個体もいるのでしょう。

当たり年だったハリオシギですが、ほとんど渡っていき探すのに一苦労。20羽目になんとか確認。チュウジシギはたくさんいます。

田んぼに現れたソリハシセイタカシギ。

Sept. 22, 2022

久しぶりに石垣島にオオハシシギがやってきました。台風のおかげでしょうか。

オオハシシギ幼羽から第1回冬羽へ。

Sept. 10, 2022

7月から長逗留しているジャワアカガシラサギが見やすくなっています。台風後に増えたトンボを捕食しようと農道や畔に出てくるので見つけやすいです。

キリアイの幼鳥も滞在中。また台風が近づいてきているのでしばらくは渡れないでしょうね。

ハリオシギ、チュウジシギも滞在中。

農道に群れるトンボを狙うジャワアカガシラサギ。

Sept. 9, 2022

同じエリアにある田んぼにヨーロッパトウネン、ソリハシセイタカシギ、キリアイ、ハリオシギ、アカエリヒレアシシギのほか、トウネン、オジロトウネン、セイタカシギ、チュウジシギ、ウズラシギ、アオアシシギ、コアオアシシギ、ヒバリシギ、タカブシギ、クサシギ、コチドリ、ムナグロ、ツバメチドリなどが大集結していました。石垣島のシギチファンにはたまりませんね。^^

ヨーロッパトウネン幼鳥。

Sept. 2, 2022

台風11号襲来直前にハリオシギが、これまでに経験したことのないくらい増えました。

チュウジシギ十数羽の群れの中にハリオシギを2羽見つけて写真を撮っていると風が強くなる中、7羽のハリオシギの群れが空から目の前に降ってきました。全て幼鳥でした。

他の田んぼに移動すると、ハリオシギ6羽の群れを発見。今季は異常なほどハリオシギが多い印象です。尾羽写真もじゃんじゃん貯まります。^^

「針尾が見えてるか見えていないか」の観察条件が悪い時のパターンも、かなり経験を積むことができました。

着陸寸前のハリオシギ幼鳥。針のような尾羽がしっかり写ったお気に入りの写真となりました。^^

Aug. 27, 2022

今季初のタシギを確認しました。これで石垣島のジシギ3種はそろい踏み。現在、ハリオシギがピークを迎えており、石垣島では、この後チュウジシギが優勢になり、最後はタシギだらけになります。

今季初となるタシギは幼鳥でした。

Aug. 26, 2022

チュウジシギの群れが入ったようでジシギの数が増えていました。ほとんどが幼鳥でした。その中で、1羽だけハリオシギを発見しました。

遠くの畔にいたチュウジシギの群れにハリオシギ幼鳥。

Aug. 25, 2022

きょうもジシギの群れの中からハリオシギの抽出作業。近くで2羽のハリオシギが同時に水浴びをしてくれるチャンスにも恵まれました!!

ハリオシギ成鳥。

Aug. 24, 2022

時間がなくてなかなか観察できませんが、きょうもジシギポイントでハリオシギとチュウジシギの識別。

ほとんどチュウジシギですが、その中に2〜3羽のハリオシギがまじっている感じです。

夕方にはアカガシラサギを確認。ゴイサギも暗くなるとカエルなどを狙いに田んぼにやってきます。

ハリオシギ幼鳥。

Aug. 23, 2022

キセキレイから遅れること約2週間でマミジロツメナガセキレイを初確認しました。一夜にしてまとまった数が渡ってきたようです。

ハリオシギとチュウジシギも順調に渡っているようで、全てではありませんが識別できる個体を見ていてもメンバーは入れ替わっているようです。

イソシギも幼鳥が増え出しました。

今季初のマミジロツメナガセキレイ成鳥。幼鳥は遅れてやってきます。

Aug. 20, 2022

きょうもハリオシギとチュウジシギの識別業務。

一つの田んぼに10羽でハリオシギは成鳥2、幼鳥1、チュウジシギは幼鳥7でした。前日の美しいハリオシギの幼鳥は再発見できず残念。入れ替りながら数を増やしているようです。

ハリオシギ成鳥夏羽後期。