2022年7月23日(二十四節気の大暑、旧暦では2022年6月25日)
1カ月ほど前に掲載した標識付きのリュウキュウコノハズク が巣立ったヒナを連れて再び現れました。
最初は足環が見えていなかったのですが、とても特徴的なメスなのでもしやと思い、しばらく見ていると左足につけられた標識を確認することができました。営巣木から約70メートル東に離れたところにいました。
近くには巣立ってしばらくしたヒナを1羽見つけることもできました。
リュウキュウコノハズク / 足環・フラッグ付き 石垣島ではほとんどいないタイプなので気付くことができました。リュウキュウコノハズクの成鳥メス。
リュウキュウコノハズク 巣立って2週間は経過していると思われるヒナ。顔の周りを吸血虫が飛び回ってうっとうしそうでした。
リュウキュウコノハズク / 足環・フラッグ付き 2022年7月20日(旧暦では2022年6月22日)
7月20日にもうセイタカシギの幼鳥がお目見えしました。成鳥の飛来数もまだまだ少ない中での登場にびっくり。もしかして石垣島内で繁殖しちゃった?
タカブシギはどんどん増えています。こちらの幼鳥の到着はまだ。ヒバリシギ、アオアシシギ、コチドリも増えてきました。
セイタカシギ セイタカシギの幼鳥。同じエリアの田んぼには数羽のセイタカシギしかいないのに…。
アオアシシギ アオアシシギ タカブシギ コチドリ 2022年7月16日(旧暦では2022年6月18日)
数日中に巣立ちそうなリュウキュウアカショウビンを見てきました。時間帯的に給餌回数は少なかったですが、親鳥はクマゼミをヒナに与えていました。
7月19日追記
3日後の19日にヒナ2羽が無事に巣立ちました。巣内にはまだヒナ残っており、20日には巣立つものと思われます。
リュウキュウアカショウビン リュウキュウアカショウビン 2022年7月16日(旧暦では2022年6月18日)
台風襲来もなく、エリグロアジサシの繁殖はどこも順調に進んでいます。陸地から一番近い営巣地に行ってみると2羽のヒナが育っていました。半分人工物でできた岩礁で、ヒナたちが隠れる場所もあることから巣立ちまで順調に推移しそうです。
河口にはシロチドリの幼鳥が2羽いました。島内での繁殖個体だと思われます。年々、シロチドリの繁殖地が少なくなっているような気がしますが今季も確認することができました。
エリグロアジサシ エリグロアジサシの親鳥が獲物の小魚を持って帰ると岩陰から2羽のヒナが口を開けながら飛び出してきました。
エリグロアジサシ エリグロアジサシのヒナ。孵化後、十数日でしょうか。
シロチドリ シロチドリの幼鳥。同じようなステージの幼鳥がもう1羽いました。
シロチドリ シロチドリ夏羽後期。上の幼鳥の親鳥かもしれません。
2022年7月13日(旧暦では2022年6月15日)
夏羽のエリマキシギ成鳥オスが飛来しました。まさか石垣島で夏羽が残ったオスを見られるとは思ってもいませんでした。最初見つけた時は、何かわからず戸惑いました…。
田んぼにはコアオアシシギ、タカブシギ、ヒバリシギ、セイタカシギ、コチドリなどが増え出して秋の渡りが始まったことを感じさせてくれます。
昨年の石垣島の秋の渡りは大当たりで、かなりの人が訪れてフィーバーしておりました。今季はどんな鳥が飛来するか今から楽しみです。^^
エリマキシギ エリマキシギ エリマキシギ 夏羽のオスに会えたのは初めてでした。遠くから見つけた時は何か分かりませんでした…。^^;
コアオアシシギ ヒバリシギ タカブシギ セイタカシギ セイタカシギの負傷個体。足を骨折しているようでした。
コチドリ コアジサシ コアジサシは田んぼに何度か水を飲みにやってきていました。