2022年9月30日(旧暦では2022年9月5日)
前日に情報をもらっていたヒメカッコウを見てきました。やぶに入って出てこないと思いきや、獲物を取りに開けた場所をツバメのように軽やかに飛び回って飛んでいる小さな虫を捕まえたようです。
石垣島の秋の渡りは昨年は非常によくて11月から珍しい鳥がひっきりなしに確認できたのですが、今季はそれ以上の鳥たちが出現する予感がします。
今季の石垣島はこれまでにコウライウグイス、ハイイロオウチュウ、シベリアムクドリ、マミジロキビタキ、ベニマシコなどが現れています。
イシガキヒヨドリの群れの中にバフ変の個体が1羽まじっていました。かなり目立っていて、一瞬、ど珍鳥かと思ってしまいました。
イシガキヒヨドリ
ヒメカッコウ
ヒメカッコウ
翼を広げるヒメカッコウ。換羽状況はこんな感じでした。
ヒメカッコウ
警戒心はなさそうでしたが、ヒメカッコウまでの距離が少しありました。
イシガキヒヨドリ
左の普通のヒヨドリと比べるとかなり色が薄いですね。
2022年9月30日(旧暦では2022年9月5日)
ムナグロの幼鳥がやっと確認できました。幼鳥が到着しないと繁殖がうまくいかなかったのかと心配です。
アカガシラサギ2羽、ジャワアカガシラサギ1羽、ヨシゴイがいました。ツバメチドリやクロハラアジサシなども滞在中です。
ツバメチドリ
ムナグロ
アカガシラサギ
飛ぶアカガシラサギ。複数羽確認したほか、ジャワアカガシラサギもいました。
チュウジシギ
ジシギもずいぶん減りました。残っているのはチュウジシギとタシギ。
チュウジシギ
クロハラアジサシ
クロハラアジサシ
オオヨシキリ
オオヨシキリは草の合間を移動しながらバッタなどを捕まえていました。
2022年9月28日(旧暦では2022年9月3日)
数日前から何度もコウライウグイスが現れているエリアで鳥探し。肝心のコウライウグイスは見つけられませんでしたが、コムシクイ、センダイムシクイ、サメビタキ、エゾビタキが多く現れました。
エゾビタキ
アカハラダカの時季にまとまった数が渡ってくるエゾビタキ。
サメビタキ
サメビタキ
こちらもサメビタキ。石垣島ではほとんどがエゾビタキでサメビタキとコサメビタキは非常に少ないですが、今年は結構な数を見ています。
コムシクイ
コウライウグイスを待っているとコムシクイが現れました。
センダイムシクイ
オオルリ
茂みの奥にオオルリのメスを発見。オオルリは全部で3羽ほどいました。
イシガキシジュウカラ
2022年9月26日(旧暦では2022年9月1日)
数日前からソリハシセイタカシギが滞在。石垣島では年中、見ている気がする。沖縄、八重山には越冬個体もいるのでしょう。
当たり年だったハリオシギですが、ほとんど渡っていき探すのに一苦労。20羽目になんとか確認。チュウジシギはたくさんいます。
チュウジシギ
チュウジシギ
タシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
ハリオシギ
ハリオシギ
トウネン
2022年9月24日(旧暦では2022年8月29日)
今季初のコガモが飛来。群れ6羽が疲れて寝ていましたが、その中にシマアジも交っていました。しばらく待っていると餌をとったり、羽繕いしたりしだしました。
シマアジ
シマアジ
コガモ