日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2022年6月11日(旧暦では2022年5月13日)

来月にはシギやチドリの秋の渡りが始まろうかという時期にソリハシセイタカシギが田んぼに飛来しました。2日間滞在したのち、旅立って行きました。北上したのか南下したのか…。

海岸ではメダイチドリ30羽ほどの群れの中にオオメダイチドリが1羽だけ混じっていました。ムナグロ、キアシシギ、キョウジョシギなども滞在中。

リュウキュウツバメが複数羽、頻繁に砂浜に降りるのですが何をしているのでしょうか? 塩分補給?

ソリハシセイタカシギ(アボセット)

ソリハシセイタカシギ第1回夏羽。

ソリハシセイタカシギ(アボセット)

2羽で仲良く採餌と思いきや、たまにいざこざが起きていました。

ソリハシセイタカシギ(アボセット)

ソリハシセイタカシギとセイタカシギ。両者とも第1回夏羽。

オオメダイチドリ

メダイチドリの群れの中にオオメダイチドリが1羽いました。

ムナグロ

ムナグロも十数羽滞在中。繁殖に参加しない個体たちかな?

メダイチドリ

メダイチドリは数を増減しながら年中いる感じです。

キアシシギ

キアシシギ第1回夏羽。

リュウキュウツバメ

流木に止まるリュウキュウツバメ。数羽がたまに砂浜に降りていました。

Category: 野鳥
2022年6月10日(旧暦では2022年5月12日)

リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズクとも複数箇所での繁殖は順調に推移しています。どのペアもすでにヒナがかえっているようで、7月中旬ごろから巣立ちが確認されると思われます。

リュウキュウコノハズク

巣を見張るオスのリュウキュウコノハズク。毎年、2羽程度のヒナが巣立ちます。

リュウキュウアオバズク

巣に座り翼がのぞくアオバズク。近くの枝に止まる見張りのオスも尾羽だけが見えていた。^^; こちらは毎年、3羽が巣立ちます。

リュウキュウアオバズク

アオバズクの巣の下に落ちていた卵の殻。まだ孵化して間もないようです。

Category: 野鳥
2022年6月6日(二十四節気の芒種、旧暦では2022年5月8日)

今季もツバメチドリの繁殖が始まりました。 昨年のコロニー とほぼ同じ場所に40ペア程度が抱卵。すでにヒナも何羽か確認できました。

順調にいけば、これから7月中旬ぐらいまで子育てが続くと思われます。カタグロトビやカラス、ムラサキサギなどが近くいくると警戒を強めていました。

ツバメチドリ

ツバメチドリのヒナ3羽と親鳥。

ツバメチドリ

外の世界は危険がたくさんなので、ほとんどの時間を親鳥の腹の下で過ごしていました。

ツバメチドリ

餌をヒナに運んできたツバメチドリ。

ツバメチドリ

大きなバッタを与えました。ヒナはなんなく飲み込んでいました。

ツバメチドリ

別個体のツバメチドリ。こちらは繁殖準備中のようでした。

Category: 野鳥
2022年6月1日(旧暦では2022年5月3日)

カラシラサギが2羽、河口に飛来しました。午前中は1羽でいたが、午後には2羽に増えました。後日、さらにもう1羽やってきました。

エリグロアジサシは十数羽が飛来。すでにペアになっているようで、産卵、子育ても間もなく始まることでしょう。

カラシラサギ

カラシラサギ2羽。満潮に追いやられて岩の上で仲良くしていました。

カラシラサギ

少し距離を置くこともありましたが、基本的には穏やかに過ごしていました。しかし、潮が引いてエサ取りタイムに入ると小競り合いが絶えません…。^^;

カラシラサギ

2羽の滞在は2日間でしたが、数日後には、もう1羽のカラシラサギが飛来してきました。

クロサギ

近くにはクロサギもいました。

エリグロアジサシ

十数羽が飛来したエリグロアジサシ。すでにつがいになっています。

エリグロアジサシ

エリグロアジサシのペア。

エリグロアジサシ

エリグロアジサシやベニアジサシがやってくると「いよいよ石垣島も夏だなぁ」という気分になってきます。

Category: 野鳥
2022年5月28日(旧暦では2022年4月28日)

毎日、雨が続く石垣島です。今月は雨の降らない日はほとんどなく、日照時間も例年の40%以下な異常事態となっています。

雨が小降りになった隙をついて少しだけ鳥見。

アカショウビンは抱卵に入っているペアがほとんどとなっているようです。

カタグロトビは同じサトウキビ畑に3羽。昨年生まれの若い個体は比較的近くで観察できました。

キンバトは新居近くで毎日、オス個体が現れます。雨が降ると電線や枯れ木にチュウダイズアカアオバトがたくさん並びます。

石垣島で当たり年なハジロクロハラアジサシはクロハラアジサシの群れに1羽。牧草地でバッタを捕まえています。

海岸のシギ、チドリも渡りが終わり寂しい限りですが、メダイチドリやキョウジョシギなどが少し滞在中です。

リュウキュウアカショウビン

アカショウビンのオス。通勤路で毎日、見る個体です。交通量の多い県道沿いなので交通事故が心配です。

リュウキュウアカショウビン

新居に隣接する雑木林のアカショウビン。ペリットを吐き出す瞬間。

キンバト

こちらも新居近くで毎日見られるキンバト。オスです。

カタグロトビ

若いカタグロトビ。まだ幼羽が残っています。

チュウダイズアカアオバト

枯れ木に止まるチュウダイズアカアオバト。雨が降ると枯れ木や電線に多く現れます。

ハジロクロハラアジサシ

牧草地を飛び回るハジロクロハラアジサシ夏羽。

ハジロクロハラアジサシ

急旋回しながらバッタなどをとっていました。

ハジロクロハラアジサシ

今季は何羽のハジロクロハラアジサシを撮ったのか分からないぐらい、多くの個体が確認できました。

キョウジョシギ / メダイチドリ

メダイチドリのキョウジョシギ。春の渡りが終わり、海岸は寂しくなりましたが、7月になれば秋の渡りが始まります。

Category: 野鳥