2024年3月28日(旧暦では2024年2月19日)
2月にハリオシギ、チュウジシギを初認しましたが、それ以降は全く確認できず、タシギばかりが増えていっています。4月中旬になればハリオシギ、チュウジシギともに増えると思いますが、実際に見るまでは心配です…。
タシギ
タシギ
タシギ
このタシギは、とても素晴らしい個体です。このタイプはなかなかお目にかかれません。
タシギ
稲もどんどん伸びてきて、あぜ以外では見つけるのが難しくなります。春のジシギはこれがやっかいです。
タシギ
タシギ
伏せながらあぜを移動するタシギ。カタグロトビを警戒しています。
2024年3月26日(旧暦では2024年2月17日)
石垣島の春のカモと言えば、シマアジ。オス2羽が小さな沈砂池で休憩していました。ヒシクイは北上組とみられる個体が単独で飛来。100羽近いガン類が島の上空を渡っていった目撃情報がありましたが、そのうちの脱落組なのでしょうか。
キンクロハジロは越冬組で生殖羽に変わってきています。オナガガモのメスはなぜか1羽だけカルガモの群れとともに行動。わたるタイミングを逸しているように感じます。
シマアジのオス2羽。美しい生殖羽が春らしさを感じさせます。
ダムでは多くのキンクロハジロが越冬していますが、この個体はなぜか小さな沈砂池で越冬しています。
2024年3月21日(旧暦では2024年2月12日)
ヤツガシラの第2波もそろそろ終わりに近づいているようです。今季の石垣島にはヤツガシラ40〜50羽は飛来しています。ヤツガシラを探していると婚姻色が深まったズグロミゾゴイ複数羽に出会えました。
ムネアカタヒバリ、タヒバリは数の増減が激しく、群れがどんどん通過していっているようです。今季初のアマツバメやオジロトウネンも現れました。コチドリもすっかり夏羽になって通過していきます。ハジロコチドリの美しいオスの夏羽もいましたが撮り損ねました…。^^;l
ジシギはタシギばかりです。 肝心のハリオシギは、2月20日 、 チュウジシギも2月21日 に確認したきりで後が続きません。
ヤツガシラ
ヤツガシラ
ヤツガシラの鉄板ポイントを車で流していると枝に止まる個体を発見。
ヤツガシラ
この日の石垣島はヤツガシラ少なめでしたが、翌日からは再び増えました。
ズグロミゾゴイ
ズグロミゾゴイ
ムネアカタヒバリ
換羽中のムネアカタヒバリ。換羽のステージはさまざまで一羽ずつの観察が楽しい時期です。
タヒバリ
タヒバリの換羽の進行状況はどの個体も似たような感じでした。
アマツバメ
オジロトウネン
コチドリ
コチドリはすっかり夏羽で美しい姿に変わっています。
タシギ
タシギ
2月にはまとまった群れで入ったタシギですが、いまはばらばらとやってくる感じです。
タシギ
2024年3月15日(旧暦では2024年2月6日)
仕事の休憩時間にヤツガシラを4羽確認。島内ではほかでも出ていて、この日は少なくとも7羽がいたようです。
ハチジョウツグミに見える少し変わったツグミがいました。胸や脇の模様がハチジョウツグミらしくなく、どことなくワキアカツグミを感じさせる個体です。ハチジョウツグミとワキアカツグミとの雑種の可能性が高そうです。
マミチャジナイ、アカハラ、シロハラはタブノキの実を食っていましたが、枝の中に入ってしまって写真は撮れず。
石垣島の越冬コムシクイは、暖かくなるに従い、数を減らしています。どんどん北へ渡っていっているようです。わが家の周辺で越冬していた個体もいつの間にか見えなくなりました。
ヤツガシラ
1週間以上の長逗留のヤツガシラ。春の渡りで、これだけの期間滞在するのは珍しいですね。
ヤツガシラ
牧場にいたヤツガシラ。もう一羽いましたが、カラスに追われていました。
ヤツガシラ
公園のヤツガシラ。木の根元で餌を探していました。同じ所にクロウタドリもいましたが、こちらもカラスに追われて茂みに隠れてしまいました。
雑種
ハチジョウツグミと思ったけど違和感が…。ハチジョウツグミとワキアカツグミとの雑種の可能性がありそうです。
ギンムクドリ
ギンムクドリのオス。落ちたオオバアコウの実を数羽の群れが食っていました。
コムシクイ
ヤツガシラを見ていたらコムシクイが登場。2羽が追いかけあっていました。
2024年3月9日(旧暦では2024年1月29日)
石垣島のヤツガシラは2015年の当たり年 に匹敵する多さです。 沖縄本島に赴任中の2019年もとてもたくさんのヤツガシラが飛来 しました。今年も毎日どこかで必ずヤツガシラに出会えます。どの個体も警戒心が薄く観察もしやすいです。この日は、石垣島の南部、西部、北部とまんべんなく確認されました。
クロウタドリも2羽が滞在中。こちらも警戒心のあまりない個体で安心して撮影できます。^^ 餌場も分かったのでさらに見やすくなりそうです。
石垣島北部で初めてカタグロトビを確認しました。2016年に初めての繁殖行動が確認され、2017年にはヒナが巣立ってから7年ほどで、島内全域に分布を広げたことになります。今後は、宮古島や沖縄本島に生息域を拡大する可能性もありますね。
ホオジロハクセキレイは最大50羽の群れを筆頭に、島内どこでハクセキレイを見てもほとんど本亜種です。ハクセキレイを探す方が大変です。ムネアカタヒバリも戻り組が多く飛来。コチドリも一緒に採餌しています。
面倒なので写真は撮っていませんが、カラムクドリ、ギンムクドリ、ホシムクドリやツメナガセキレイ
今月、本土から鳥関係の知人が5組来島しますが、このままならいい鳥旅行になると思われます。^^
ヤツガシラ
草むらにヤツガシラ発見。例のごとくゴキブリを捕食していました。
ヤツガシラ
ヤツガシラ
健啖家のヤツガシラは一日中、餌を探して動き回っています。
クロウタドリ
ホオジロハクセキレイ
ホオジロハクセキレイ
ホオジロハクセキレイのオス。第1回冬羽から夏羽へ。
ハクセキレイ
ハクセキレイ
ムネアカタヒバリ
除草作業が行われた田んぼにはムネアカタヒバリがたくさん。
コチドリ
ムネアカタヒバリに混じってコチドリも採餌。だいぶ夏羽に変わっています。