2021年4月25日(旧暦では2021年3月14日)
今季初のオグロシギとコアジサシを確認。
タマシギは先日の同じエリアの巣作りカップルとは別のペア。タマシギは一妻多夫ですが、ここはメスのなわばりが隣接しているのでしょうか。
コアオアシシギとタカブシギはここ数日で結構な数を確認しました。タシギとチュウジシギはそこそこいるのですが、今季はハリオシギがまだ確認できていません。まもなく5月になってしまうので今季は厳しそうです。
海岸にはたくさんのメダイチドリとその群れの中にオオメダイチドリやトウネンなどが混じっています。ホウロクシギもやってきましたが、警戒心が強いので浜で遊ぶ子どもたちを警戒してすぐに飛び立って行きました。
オグロシギ
今季初のオグロシギ。成鳥のオスでした。夏羽に変わりつつあります。
コアオアシシギ
オグロシギを一緒に降り立ったコアオアシシギ。ほぼ第1回夏羽に仕上がっています。
コアオアシシギ
こちらは上の群れとは別にいました。同じく第1回夏羽。
タカブシギ
タマシギ
タマシギのメス成鳥。ペアのオスが近づくと羽を何度か広げていました。なんの合図?
タマシギ
上の個体とペアのオス。石垣島で繁殖する唯一のシギ。
タマシギ
タマシギ
タマシギのオス。メスの後をひょこひょことついて回っています。
チュウジシギ
タシギ
コアジサシ
今季初確認のコアジサシ。初列風切の一部を残して夏羽になっているようです。
オオメダイチドリ / メダイチドリ
メダイチドリ / 足環・フラッグ付き
トウネン
ホウロクシギ
ホウロクシギ成鳥。成長の割にくちばしが短いのでオス個体でしょうか?
ホウロクシギ
目の前に降り立ったのですが、すぐに飛んでいっていまいました。
2021年4月23日(旧暦では2021年3月12日)
春の渡り中のシギやチドリを台風2号が直撃したため、飛翔力が高く天候が良ければ石垣島に降りずにノンストップで行ってしまうような大型のシギが多く降り立ちました。また、波が高いことから沖合の岩礁での休憩ができず、いつもより多くのシギチが海岸に身を寄せていました。
この日、一番の収穫はコオバシギ。スポッターさんに教えてもらって現場に出向いたのですが、散歩の人に飛ばされてロストしたとのこと。近くを探してみると200メートルほど西の海岸に降りていました。
別の海岸にはオオソリハシシギ。こちらはノンストップで1万1000キロを飛べるとあって天候に恵まれた年は会えませんが、今回は台風の影響で4羽が飛来しました。
ホウロクシギも台風の影響が出だしてから立て続けに確認。この日は2羽が砂浜で採餌していました。
沖縄本島や宮古島では多くみられますが、なぜか石垣島では少ないチュウシャクシギも到着。オバシギ3羽とハマシギは数日前から場所を変えつつ滞在している模様。キアシシギは一気に数を増やして30羽ほどをカウント。ダイゼンは越冬組は抜けて渡り組が到着。キョウジョシギ、ムナグロ、アオアシシギ、メダイチドリなども台風で足止めを食らっていますが、これからどんどん北上していきます。
コオバシギ
オバシギ
オオソリハシシギ / 足環・フラッグ付き
オオソリハシシギ
ホウロクシギ
ホウロクシギ
ホウロクシギの成鳥。少し夏羽が出ています。砂浜でミナミスナガニかツノメガニの巣穴にくちばしを突っ込んでいました。
チュウシャクシギ
ダイゼン
ダイゼン
キアシシギ
キアシシギ
キョウジョシギ
オバシギ
メダイチドリ
アオアシシギ
キョウジョシギ
オオソリハシシギ / 足環・フラッグ付き
ホウロクシギ
ムナグロ
オバシギ / ハマシギ / メダイチドリ
アオアシシギ
オオソリハシシギ
オオソリハシシギ飛翔。この日はよく飛んでいました。早く渡りたいのかな?
コチドリ
ツバメチドリ
ハマシギ
オオソリハシシギ
キアシシギ
メダイチドリ
オオソリハシシギ / キアシシギ / キョウジョシギ / ムナグロ
オオソリハシシギは2羽とも成鳥冬羽。周りにはキアシシギ、キョウジョシギ、ムナグロ。
アオアシシギ
ハゼを捕まえたアオアシシギ。魚を求めて波打ち際を走り回っていました。
メダイチドリ / 足環・フラッグ付き
オオソリハシシギ / 足環・フラッグ付き
標識付きのオオソリハシシギ。「CZS」のフラッグとメタルリングは全部は読めず「0737529」までを確認。下のくちばしが欠けているようで餌が取れるのか心配です。
2021年4月21日(旧暦では2021年3月10日)
ブロンズトキ19羽が石垣島やってきてからちょうど3週間が経ちました。田んぼで水稲農家の敵ジャンボタニシをせっせと食って引き続き貢献しています。^^
田んぼでは今季初のアカアシシギの飛来を確認しました。石垣島では一部、越冬しますが、それとは別の春の上り個体です。
いつも同じ場所にいる真っ白なインドクジャクは雨上がり、マツの枝に止まっていました。
ブロンズトキ
田んぼを歩きながらジャンボタニシを食いまくっています。農家の強い味方です。^^
ブロンズトキ
アカアシシギ
今季初確認のアカアシシギ。第1回冬羽から第1回夏羽へ。
真っ白のインドクジャク。石垣島内に多く生息しますが、外来生物です。
2021年4月21日(旧暦では2021年3月10日)
4日前、1羽だったサルハマシギ は2羽になりました。換羽状況から先日のサルハマシギとは別の個体が飛来したようです。ミユビシギも2羽に増えました。
キアシシギも数を増やしています。メダイチドリ、シロチドリ、ムナグロ、トウネン、ウズラシギ、シロチドリ、イソシギ、アオアシシギ、キョウジョシギなども滞在中です。
サルハマシギ
サルハマシギ
サルハマシギ
サルハマシギ
キアシシギ
キアシシギ
キアシシギ
イソシギ
かわいらしいイソシギ。歩いてきて目の前に座りました。
ウズラシギ
ミユビシギ
トウネン
トウネン
ムナグロ
メダイチドリ
シロチドリ
2021年4月21日(旧暦では2021年3月10日)
4月1日に石垣島に現れたブロンズトキは滞在20日となりました。当初19羽だった群れは少し数を減らしていますが、この日は13羽と3羽の群れに分かれていました。それぞれ田んぼでジャンボタニシを食いまくっていました。ペアのように行動を共にする個体もいてこのまま滞在したら繁殖するかもしれませんね。ジャンボタニシを食ってくれるなら水稲農家の味方になるのかもしれません。
リュウキュウアカショウビンは数を増やして林道や公園などあちこちで出会えます。
ツバメチドリも群れの出入りが激しいです。そんな中、単独で畑で休む個体がいました。
田んぼのシギはアオアシシギやヒバリシギ、セイタカシギが数を増やしています。
ブロンズトキ
ブロンズトキ
ブロンズトキ
驚いて飛び上がったブロンズトキですが、同じ田んぼに降り立ちました。
リュウキュウアカショウビン
リュウキュウアカショウビンのメス。パートナーのオスも近くの茂みにいました。
ツバメチドリ
単独でいたツバメチドリ。渡ってきたばかりなのか疲れた様子。
アオアシシギ