日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2021年3月24日(旧暦では2021年2月12日)

今季初となるハリオシギとタシギを確認しました。少なくとも合わせて5羽の群れが田んぼの畔にいました。

石垣島では最近、インドハッカが増えてきました。繁殖は数年前から確認されていましたが、ここにきて個体数が増えています。

カンムリワシは活発に動き回り、この時季、あちこちで見ることができます。

ハリオシギ

比較的警戒心の緩かったハリオシギ。数メートルの距離を車内から撮影しました。

タシギ

上の個体から10メートルほど離れてもう1羽。こちらはタシギ。

インドハッカ

最近、増えてきたインドハッカ。グラウンドゴルフ場に7羽がいました。

カンムリワシ

田んぼを横切るカンムリワシ。この時季はとても見いやすいです。

Category:野鳥
2021年3月24日(旧暦では2021年2月12日)

石垣島内でも分布が局所的で生息数も少ないと思われるオリイヤマガラの家族連れを撮影、観察することができました。これも私の師匠である「石垣島BIRD観察」さんのおかげです。^^

オリイヤマガラは少なくとも親鳥2羽、幼鳥2羽で行動していました。給餌なども行っていたので親子と思われます。単独で出会うとあっという間に移動してしまうオリイヤマガラですが、子連れだと移動がゆっくりで見やすいです。

また、きょうのポイントはオリイヤマガラの餌探しの順路の一部のようでいなくなったと思ったらしばらくして再び現れるを繰り返していました。

人間への警戒心はほとんどありませんが、カラスなどがくると一目散に逃げます。この辺りはリュウキュウツミも多いので一番恐ろしいのはそちらでしょう…。

西表島に行っている友人も同じような日齢の幼鳥をつれた群れを見ているのでオリイヤマガラの繁殖は年が明けたらすぐに始まるものと思われます。

オリイヤマガラ

オリイヤマガラの親鳥。雌雄は不明。

オリイヤマガラ

オリイヤマガラの幼鳥。成鳥にならないとヤマガラやアマミヤマガラとの違いは分かりませんね。

オリイヤマガラ

親鳥たちはカラスやツミを常に警戒しています。

オリイヤマガラ

イシガキシジュウカラとは違ったかわいらしさがオリイヤマガラにはあります。

オリイヤマガラ

木の枝にぶらさがって小さな虫を捕まえているようでした。

Category:野鳥
2021年3月24日(旧暦では2021年2月12日)

春の渡り組としては今季初のホウロクシギ1羽とシマアジ5羽とアカガシラサギ2羽が現れました。アオサギは中継組の群れが沖合の岩礁で休憩していました。

昨日、1羽だったオジロトウネンは3羽に増えていました。同じ田んぼには警戒心ゆるゆるのアカガシラサギ。

ほぼ夏羽に変わった(キマユ)ツメナガセキレイやハクセキレイ、キセキレイなども田んぼで多く見かけます。

ことし1月から滞在のコハクチョウはまだいます。渡る気あるのかないのか分かりませんが、植え付けられた水稲の苗を食害していました…。^^; 田んぼの持ち主は「かわいそうだから追い払わない」とのこと。

ホウロクシギ

ホウロクシギ第1回冬羽。夏羽も少しだけ。

シマアジ

シマアジのオス成鳥(右)とメス成鳥。両方とも生殖羽。

シマアジ

シマアジ3羽。全て生殖羽。

アカガシラサギ

アカガシラサギは同じ田んぼに2羽。第1回冬羽。

オジロトウネン

オジロトウネン成鳥冬羽。3羽がコチドリの群れと行動を共にしていました。

アオサギ

渡り途中に立ち寄ったとみられるアオサギの群れ。婚姻色が出つつあり、いかにも春の渡りという感じがしますね。

ツメナガセキレイ

ほぼ夏羽に衣替えした(キマユ)ツメナガセキレイのオス。

アオアシシギ

アオアシシギもぽつぽつと増えてきました。まだまだ冬羽です。ほかにはキョウジョシギやメダイチドリ、オオメダイチドリなどが海岸にいました。

コハクチョウ

植えられたばかりの苗を食うコハクチョウ。心優しい農家でよかったです。

Category:野鳥