日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2018年8月2日(旧暦では2018年6月21日)

久しぶりにやんばるで夜探してきました。リュウキュウコノハズクの巣立ちがピークを迎えているようで7家族20羽の巣立ちビナを見つけることができました。ヒナたちはずいぶん大きくなり、自由に飛び回っていた。

リュウキュウオオコノハズクの餌場では、コノハズクとオオコノハズクのバトルが勃発。もちろんオオコノハズクが勝ち、コノハズクは退散しました。2羽同時に観察すると、図鑑などの数値で見るより大きさがずいぶん違いました。

ヤンバルクイナも7羽ほど確認。なぜか2羽は深夜0時ごろに連れ立って道路を横断していきました。何があったんだろう?

コノハズクのヒナたちは何時ごろまで起きているのか確認しようとある家族を観察していたのですが、あまりにも眠くなり2時ごろまでしか彼らが活動しているのを確認できませんでした。

リュウキュウコノハズク

顔つきは成鳥と変わりませんが、まだまだ幼羽が目立ちます。

リュウキュウコノハズク

親からオキナワキノボリトカゲをもらった。

リュウキュウコノハズク

コノハズクの全長と変わらない大きさのキノボリトカゲだったので呑み込むのに苦労していた。

リュウキュウコノハズク

2羽で親からのエサ待ち。

リュウキュウコノハズク

こちらでも2羽で仲良く並んでいた。

リュウキュウコノハズク

草むらで何かが動いているようでしばらく凝視していた。

リュウキュウオオコノハズク

オオコノハズクの餌場に行ってみるといつもの個体がゴキブリやセミの幼虫をとっていた。コノハズクやアオバズクより一足早く子育てが終わってるオオコノハズクは、すでに目の周りから換羽が始まっています。

リュウキュウコノハズク

オオコノハズクの縄張りに入り込み追い払われていたコノハズクの成鳥。

ヤンバルクイナ

木の上で眠るヤンバルクイナ。同じ個体かどうか不明ですが、だいたい同じ木で寝ている。

リュウキュウカジカガエル

小雨が降っていたので、リュウキュウカジカガエルがあちこちで鳴いていた。

ホルストガエル

リュウキュウカジカガエルの次によくみるのがホルストガエルです。こちらはかなり大きくかっこいいカエルです。

サガリバナ

サガリバナも満開になりあたりに甘い香りを漂わせていた。

Category:野鳥
2018年8月2日(旧暦では2018年6月21日)

沖縄でもシギやチドリ、カモなどの秋の渡りが始まりました。

いつもの水路には全くいなかったシギ、チドリが田起こしたあとに雨水がたまった田んぼに大集合していました。タカブシギ50、コチドリ30、トウネン10、アオアシシギ10、コアオアシシギ3、セイタカシギ2です。

近くには渡ってきたカルガモが2羽いました。カモ渡りが始まるのはもう少しあとです。ツバメも数を増やし、電線に数えきれないほど止まっていました。多分、300羽ほど。留鳥のリュウキュウヒクイナは目の前を通過していったけど、イグサに阻まれてうまく写りませんでした。^^;

今年の春の渡りは沖縄は、石垣島なども含めて全く鳥がいませんでしたが、秋の渡りはなんとか楽しめそうな予感がします。

帰り道、海岸にはベニアジサシ数十羽の群れが休んでいた。エリグロアジサシも数羽。ソリハシシギが1羽とシロチドリが数羽いた。

コアオアシシギ

コアオアシシギ。夏羽から冬羽に移行中。

アオアシシギ

アオアシシギも冬羽から夏羽へ生え変わっている最中。

トウネン

トウネン成鳥。長旅で擦り切れみすぼらしくなった夏羽。

セイタカシギ

セイタカシギ成鳥オス。少しだけ冬羽が出ています。

タカブシギ

タカブシギはたくさんいた。

コチドリ

コチドリ。

カルガモ

カモの渡りで先陣を切ったのはカルガモ。

リュウキュウツバメ

数百羽いたツバメ。

リュウキュウヒクイナ

リュウキュウヒクイナが目の前を横切った。

エリグロアジサシ / ベニアジサシ

沖の岩礁にはベニアジサシとエリグロアジサシが休んでいた。

Category:野鳥