中国江蘇省からフラッグ付きメダイチドリと衝突死
2016年12月26日(旧暦では2016年11月28日)
久しぶりにフラッグ付きのチドリに会えました。^^ フラッグのカラーリングから中国の江蘇省で装着された個体だと思われます。メタルリングの方のナンバーは、遠くて読めませんでした。
このメダイチドリは、40羽ほどの群れの中にいました。同じ場所にシロチドリ100羽、ハマシギ20羽、キョウジョシギ10羽ほどがいましたが、それらの中にフラッグ付きはなし。
近くの海岸には、満潮に追いやられたホウロクシギやムナグロ、ハマシギなどが滞在。渡りの季節のような大きな動きはありませんが、越冬個体がそこそこいて楽しめます。
メダイチドリを観察していると戦闘機の爆音に驚いて群れが飛び立ち、うち1羽が電線に激突して墜落。近くに駆け寄った時には、すでに絶命していた。
はるばる大陸の地から越冬のため、約束の地「沖縄」にやって来たメダイチドリだけど、電力会社の電線により無念の死。
電線地中化は、鳥類はもちろん、ウチナーンチュ、人類に共通の大きな願い。
中国江蘇省からやってきたメダイチドリ。
左足には、メタルリングもしているのですが、番号は読み取れず。
第1回冬羽になったハマシギ。パラパラと20羽ほど休んでいました。
シロチドリのオス冬羽。
満潮で休憩中のホウロクシギ。
電線に激突し即死のメダイチドリ。
かわいそうに。早急な電線地中化を求めたい。
Category:野鳥
Tagの付いた記事:EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM / EF600mm F4L IS II USM / EXTENDER EF1.4×III / EXTENDER EF2×III / シロチドリ / ハマシギ / ホウロクシギ / メダイチドリ / 足環・フラッグ付き
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