ニシツメナガセキレイかロシアツメナガセキレイか!!
ハクセキレイ、ツメナガセキレイ、ムネアカタヒバリ合わせて100羽ほどの群れの中に1羽だけ異彩を放つ個体を発見。
周りの(キマユ)ツメナガセキレイとは換羽の進み具合が違うこともさることながら、明るい青灰色の頭部や太く長い眉斑、白い目の下や喉元などニシツメナガセキレイ( Motacilla flava beema )かロシアツメナガセキレイ( Motacilla flava flava )の可能性があります。
ちなみにニシツメナガセキレイはツメナガセキレイとは別種とする分類もあるそうで、その場合、ロシアツメナガセキレイはニシツメナガセキレイの亜種となります。
ただ、この個体は第1回冬羽なのでもう少し換羽が進まないと決め手にならないようです。大量にいるセキレイの中からこんな個体を探し出すのも楽しいですね。
ハクセキレイの群れには、ハクセキレイのほかにタイワンハクセキレイとホオジロハクセキレイがいました。
かなりの違和感を放つニシツメナガセキレイかロシアツメナガセキレイと思われる個体。ただ、マミジロツメナガセキレイの第1回冬羽から夏羽への換羽中も目の下が白くなるケースがあります。
上と同個体。頭部の明るい青灰色と喉元が白いのが印象的です。
真ん中に上と同個体。
こちらはふつーの(キマユ)ツメナガセキレイの第1回冬羽。
こちらも(キマユ)ツメナガセキレイの第1回冬羽。マミジロツメナガセキレイは混じっていなかった。
タイワンハクセキレイ第1回冬羽。
同じくタイワンハクセキレイ第1回冬羽。
ちょっと気になるハクセキレイ。
こちらもハクセキレイ。
タイワンハクセキレイ第1回冬羽。
ホオジロハクセキレイ第1回冬羽。
ムネアカタヒバリは20羽ほど。
こんな感じで草に隠れていることが多くて観察が厳しいですね。
畔に出てきても遠い…。
関連記事
- 年越ししたニシオジロビタキ(動画あり)(2019年1月8日)
- ニシオジロビタキとジョウビタキ、シロハラ、部分白化のスズメ(2018年12月23日)
- 滞在4日目のニシオジロビタキ(2018年12月24日)
- ジャワアカガシラサギ、ツバメチドリ、シベリアツメナガセキレイほか(2023年3月31日)
- ニシオジロビタキ撮り直し(2018年12月24日)
- シベリアツメナガセキレイ、マミジロツメナガセキレイ、ツメナガセキレイ(2023年4月29日)
- シベリアツメナガセキレイ、タヒバリ、ムネアカタヒバリ(2025年1月16日)
- まだいた越冬ニシオジロビタキ(2019年3月27日)
- 金武の田んぼ、三角池、漫湖干潟にて(2017年9月7日)
- 与那国島で季節外れの探鳥(2019年5月3日)