ツバメチドリ、ハリオシギ、ウズラシギほか
2020年4月14日(旧暦では2020年3月22日)
3月下旬から断続的に観察されているツバメチドリを見てきました。多いときは30羽ほどいたそうですが、今日は10羽ほどが畑で休んでいました。キビ刈りが終わったばかりのようで、ムラサキサギが大きなクマネズミを仕留めていた。
田んぼでは、こちらも3月下旬から確認されていたウズラシギ。同じ個体ではないと思いますが、少数が中継地として島を訪れます。春は秋より少ないです。
畦道にはジシギが。尾羽の確認はできませんでしたが、プロポーションや顔つきからハリオシギと思われます。
満潮の海岸では、今季初のダイシャクシギに出会えたほか、オオメダイチドリやムナグロ、キョウジョシギなどいつものメンバーが休んでいました。クロサギは黒色型と白色型が餌場を争っていた。
美しい夏羽をまとったツバメチドリ。
見つけた時はすでに終わっていましたが、サトウキビの収穫に驚いて飛び出てくる虫でも探していたのでしょう。
ムラサキサギ成鳥は、大きなクマネズミをゲット。
昨年生まれの若い個体もクマネズミを捕まえていました。
今季初のハリオシギ。
ハリオシギは畔で餌を探したいのですが、営巣で気が立っているバンに何度も追われていた。
今季、やっと撮影できたウズラシギ夏羽。
今季初確認のダイシャクシギ。
夏羽に変わりつつあるオオメダイチドリ。八重山や沖縄にはオオメダイチドリに似たメダイチドリの亜種・通称チュウメダイチドリもやって来るようです。
満潮に追いやられたムナグロとキョウジョシギが岩礁の上で休んでいた。
黒いクロサギ。白色型のクロサギを追いかけ回していた。
Category:野鳥