日々の記録。主に沖縄県は石垣島の自然を写真で紹介します。

西表島と与那国島でバードウオッチング

2019年9月23日(二十四節気の秋分、旧暦では2019年8月25日)

西表島と与那国島の連続出張。空いた時間で軽くバードウオッチングしてきました。

今年は全国的に長雨や台風の影響のなのか秋の渡りが遅れており、ピークにはわずかに早かったようですが、西表島では大量のマミジロツメナガセキレイの群れに数羽のマミジロタヒバリが入っていたり、農耕地の電線にはブッポウソウがいたりしました。1泊でしたが、翌日には北風が強くなり上原航路は欠航。大原から帰る羽目になりました。

与那国島では、エゾビタキ、シマアカモズ、ツメナガセキレイの3種が大量に入っていました。エゾビタキは農道に数羽が固まって降りてたり、シマアカモズは10メートルから20メートル間隔であちこちに、ツメナガセキレイは数種の亜種が牧草地や畑、牛舎に群れていました。

初日と2日目はシギチはセイタカシギぐらいしかいなかったのですが、4日目には、タシギやハマシギ、エリマキシギなどが入りだしました。

台風の北風が強まると鳥たちは風裏に避難してきたのか、宇良部岳の南側では高密度でアカハラダカとエゾビタキ、シマアカモズ、ツメナガセキレイが林道に集まっていた。その中で、1羽の青い鳥がいると思ったらなんとオオルリの幼鳥でした。

ほかには、田んぼや沈砂池でクロハラアジサシ、林道ではコサメビタキ、牧場ではキタツメナガセキレイかシベリアツメナガセキレイと思われる幼鳥などに出会えました。

与那国島では4泊の予定でしがた、帰る予定の19日から北風がさらに強まり飛行機が欠航。結局、台風17号も発生し、1週間もの間、与那国島に閉じ込められました。風も強く、やることもないので、宿で仕事をして過ごすという最悪のパターンに…。食材確保も大変で石垣島に帰ってくる頃には1キロほど体重が減っていました…。^^;

オオルリ

与那国島宇良部岳付近でオオルリのオス第1回冬羽。八重山や沖縄での出会いは非常に少ないです。

オオルリ

上と同じ個体。夕方、再び同じ場所に寄ってみるとまだいました。天気が悪いのでしばらくは滞在でしょう。

ブッポウソウ

西表島古見でブッポウソウの幼鳥。くちばしに成鳥のような赤みがありません。

アカハラダカ

与那国島でアカハラダカ幼鳥。

アカハラダカ

こちらも与那国島のアカハラダカ幼鳥。林道などで十数羽見たうち、成鳥は2羽だけでした。

マミジロタヒバリ

西表島の古見では、たくさんのツメナガセキレイの中にマミジロタヒバリがいました。

マミジロタヒバリ

上と同じ個体。コマミジロタヒバリも期待して前後左右から撮りましたが、マミジロタヒバリです。

ツメナガセキレイ(亜種キタツメナガセキレイ、亜種シベリアツメナガセキレイ、亜種マミジロツメナガセキレイ)

与那国空港近くで撮影。キタツメナガセキレイかシベリアツメナガセキレイの幼鳥と思われる個体(左)。右はツメナガセキレイ幼鳥。

ツメナガセキレイ(亜種キタツメナガセキレイ、亜種シベリアツメナガセキレイ、亜種マミジロツメナガセキレイ)

西表島古見にたくさんいたツメナガセキレイの幼鳥。

シマアカモズ

与那国島ではシマアカモズが無数にいました。北風が強かったので、特に南側の地域で多く見られました。

エゾビタキ

エゾビタキも林道のそこかしこにいます。

エゾビタキ

エゾビタキ幼鳥。成鳥に比べると警戒心がないので近くで観察、撮影できます。

コサメビタキ

警戒心が強かったコサメビタキの第1回冬羽。現場ではサメビタキだと思ってたけど、写真を見返したらコサメビタキでした。

エリマキシギ

エリマキシギのオス(右)とメス。両方とも幼鳥。

ハマシギ

ハマシギの幼鳥。八重山で見る機会は少ないです。

タシギ

タシギ2羽。両方とも幼鳥。

クロハラアジサシ

クロハラアジサシ幼羽から第1回冬羽(左)と成鳥冬羽。

北風で荒れる与那国島の海。この後、台風17号も発生して島に閉じ込められた…。^^;