救護ヤンバルクイナの放鳥と今季初のエリグロアジサシ
May 30, 2018(旧暦では2018年4月16日)
4月15日に救護されたヤンバルクイナの放鳥を見てきました。というか取材してきました。^^;
環境省とNPO法人どうぶつたちの病院沖縄の指示に従い、報道陣はV字に整列。V字の狭い方からヤンバルクイナを放すとあっという間に森の中に消えて行きました。右足には環境省のメタルリングが装着されています。
帰り道、辺土名のエリグロアジサシの営巣地をのぞいてみると8羽ほどがいました。古宇利大橋付近にもたくさんのエリグロアジサシが飛び交っていました。ベニアジサシはまだ確認できず。
ヤンバルクイナは、段ボール箱から放たれると琉球新報の記者の前で90度ターン。
寝そべる沖縄タイムス写真部の隣を走り抜け。
脱兎のごとく走り去っていった。
右足にはメタルリングが見えます。
保護した時は、足に麻痺があったそうですが、この走りを見る限りは大丈夫そうだな。
非公開の飼育・繁殖施設も見せてもらった。この日が報道へも初公開。
こちらは4日前に孵化したヤンバルクイナのヒナ。餌は、トキ用のペレットにヤンバルクイナに必要な栄養素を配合した特製のものだそうです。
エリグロアジサシは、営巣地にやってきていた。
昨年は、台風被害に遭わずたくさんのヒナが巣立った。ことしもたくさんのヒナが巣立つことを願って!!
イノシシにも会いました。やんばるで遭遇するイノシシはいつも鈍臭いので近くまで接近できます。
Category:野鳥
Tagの付いた記事:EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM / EF600mm F4L IS II USM / EXTENDER EF2×III / エリグロアジサシ / ヤンバルクイナ
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