まだまだ、途中書きです。随時、加筆します。
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八重山の自然について
八重山諸島は、石垣島を始め、西表島や竹富島、与那国島など10の有人島と周辺の無人島からなります。その中でも、石垣島、西表島両島とその間に広がる石西礁湖(サンゴ礁海域)やそこに点在する隆起サンゴでできた島々は、西表石垣国立公園に属しています。この西表石垣国立公園は、西表国立公園だったものに2007年8月1日、石垣島が編入されたことにより、現在の西表石垣国立公園へと改称されました。
これにより、2005年にラムサール条約指定湿地に登録された名蔵アンパルや国内最大の面積を持つ宮良川河口のマングローブなども国立公園に属することになりました。石垣島には、イシガキと名のつく動植物も多く、イシガキヒヨドリ、イシガキシジュウカラ、イシガキニイニイ、イシガキスミレなどが生息します。たまに間違える人もいますが、イシガキダイは石垣島と関係はなく、八重山ではガラサーミーバイと呼ばれています。
お隣、東洋のアマゾン西表島にもイリオモテと名のつく動植物があり、みなさんご存知のイリオモテヤマネコを筆頭に、イリオモテボタルやイリオモテスミレ、イリオモテコキクガシラコウモリなどが生息します。
石垣島は島の90パーセントが森林に覆われた西表島と違い、以前からの土地改良や開発で森林面積が少なくなっています。
八重山でのバードウオッチング
八重山諸島でのバードウオッチングですが、石垣島が圧倒的に観察しやすいでしょう。もちろん、西表島の方が手付かずの自然が豊富なので魅力的なのですが、ことバードウオッチングとなると内陸部まで道路が走る石垣島に移動の面などから軍配が上がります。
私自身、西表島には何度かバードウオッチングに行ったことがあるのですが、田んぼや畑、牧草地の野鳥は観察しやすいのですが、アカショウビンやサンコウチョウ、キンバトとなるとかなり難しかったです。ただし、コノハズクは夜になると街路樹で何羽も観察でき、撮影も簡単でした。
その他、竹富島や小浜島も意外と面白いフィールドですが、初めてだと乾燥した何もいなさそうな島に見えるかもしれません。与那国島は珍鳥狙いの人にはいいところだと思います。私は、あまり珍鳥に興味がないので、詳しい状況は分かりませんが、春の渡りの時季が面白いようです。
また、石垣島の野鳥観察は基本的に車中から行います。車から出た途端に、野鳥たちは逃げてしまうことでしょう。都会の都市公園にいる慣れた野鳥とは勝手が違いますのでよろしくお願いしま!す。特に繁殖期の初期に当たる4、5月は注意が必要です。
石垣島の探鳥ポイント
(※季節によって観察できる野鳥は 野鳥暦をご覧ください。おすすめです)
カンムリワシ(通年だが、繁殖期の5~8月は見つけにくい)
名蔵地区の水田地帯や崎枝半島のサトウキビ畑や牧草地が主な観察ポイントになります。繁殖期は基本的に見つけにくいですが、台風後は田んぼなどに出てくるのでチャンス。
猛禽にしては警戒心が薄い個体が多いですので観察や撮影はしやすいでしょう。冬のサトウキビ倒しや秋の稲刈りシーズンは狩りの様子が間近で見られます。
白く美しい幼鳥は、8月下旬から見られるようになります。西表島の方が個体数は多いです。
アカショウビン(4~9月)
5月が一番見やすく、繁殖期に入ると若干見つけにくくなります。繁殖期が終わるとみすぼらしい個体ばかりになります。
バンナ公園、嵩田林道が主なポイントです。撮影しやすい場所はバンナ公園ですが、くれぐれも芝生に車両を乗り入れたりしないようにお願いします。地元のバーダーの肩身が狭くなりますので...。^^;
ヤツガシラ(1~3月末)
年により通過する個体数にばらつきがあります。最近だと、2012年春と2014年末から2015年春の渡りが当たり年でした。
石垣島北部の東海岸、崎枝半島周遊道路、川平石崎半島で観察できることが多いです。秋よりも春の方が圧倒的に数は多いです。
クロウタドリ(1~3月末)
クロウタドリもヤツガシラと同じような時季、同じような場所に入ります。ほとんど単独で渡ってくるようです。
コノハズク(通年だが、5月以降が見やすい)
街灯近くの暗がり(夜間)で昆虫などを狙っていることが多いです。繁殖期の初期のころは、撮影には十分注意してください。西表島では集落の街灯などに出没します。
アオバズク(通年だが、5月以降が見やすい)
街灯近くの暗がり(夜間)で昆虫などを狙っていることが多いです。コノハズクよりは警戒心が強い個体が多いです。
繁殖期の初期のころは、撮影には十分注意してください。
西表島では田んぼなどにも出没します。個体数は石垣島より多い模様。
サギ類(通年)
アカガシラサギやカラシラサギは渡りの季節に少数が入ります。浦田原、平田原などの田んぼや大浜海岸、新川川河口など。ムラサキサギは牧草地、キビ倒しをしているサトウキビ畑。クロサギは名蔵湾や大浜海岸などの波打ち際で観察されます。八重山のクロサギは白型、黒型とも同程度か白型が少し多い程度で生息します。
アジサシ類(6~9月)
エリグロアジサシ、ベニアジサシ、オオアジサシ、オニアジサシなどは夏になると新川川河口や大浜海岸、富崎の海岸、川平のクルマエビの養殖所などにやって来ます。クロハラアジサシは8月下旬ごろから渡ってきて、牧草地や田んぼなどを数羽から多いときは数十羽の群れで飛びながら獲物のバッタなどを捕まえています。
シギチ(9~4月)
大浜海岸、浦田原、平田原、白水で春(4月)と秋(8月下旬)の渡りの時季に観察できます。秋の渡りは、そのまま越冬する種もいます。
タマシギは留鳥として生息しており、平田原が主なポイントです。
キンバト(通年だが、5月以降特に台風後が見やすい)
バンナ公園、嵩田林道で朝か夕方。竹島農園はもうありません。
サンコウチョウ(4~8月)
バンナ公園、前勢岳林道などですが、見つけにくいです。宮古島がおすすめです。
リュウキュウキビタキ(通年だが、5月以降が見やすい)
バンナ公園、嵩田林道。声を聞く機会は多いが藪の中にいることが多いので撮影は難しい。
タカの渡り(9月下旬はアカハラダカ、10月初旬はサシバ)
バンナ公園の渡り鳥観察所。アカハラダカは午前7時から昼前まで、サシバは午後3時から日没前までが通過するタイミングです。
他に、チゴハヤブサやオオタカ、ミサゴ、ツミ、ハチクマなども渡っていきます。
サンショウクイ(通年だが5月以降が見やすい)
バンナ公園、嵩田林道。独特の鳴き声ですぐに見つけられます。移動は速いので、双眼鏡やカメラはすぐに取り出せるように。