日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

June 30, 2020

子育て中にもかかわらず、昼間の見張りが見つからない不思議なリュウキュウアオバズクが今夜は、雌雄そろって夜の見張りをしていました。どちらがオスでどちらがメスなのか分かりにくいペアなので今後、検討してみます。

アオバズクを確認した後、リュウキュウコノハズクのポイントへ到着すると早速コノハズクを発見したのですが、何か闇の方から聴き慣れない叫び声がします。懐中電灯片手に車を降りて声のする方へ行ってみると高さ3メートルほどの木の根本から「ギャーギャー」という声。よくよく調べてみるとヤエヤマオオコウモリの幼獣が草の中に落ちていました。

親も近くにいるのですが、地面に降りることができないようで木にぶら下がって心配そうに幼獣を眺めているばかり。仕方がないので親指にあたる翼から飛び出た爪をつまんで草むらから引っ張り出した上で三脚を使い、木の枝へぶら下げることに成功しました。しばらく見ていると親がやってきて感動の再会を果たし、暗闇へ消えていきました。

クマネズミほどのサイズの小さな幼獣でしたが、翼から伸びる親指の爪と足の爪のゴツさと鋭さに驚きました。これはとても素手ではつかめないですね…。

救助中、何より怖しかったのは、私の頭上を「バッサ、バッサ」と終始、飛び回る母親オオコウモリでした…。^^;

メスだと思われるアオバズク。

April 24, 2018

ヤンバルクイナを見るため、久しぶりにやんばるへ行ってきました。5個体発見のうち、4羽はペアになっているようで同じ木で休んでいました。

リュウキュウオオコノハズクは4年前に初めて見つけたポイントの個体。以前はカエルを捕まえにこの場所へやってきていましたが、2年前からは池の水を抜かれてしまい、カエルの数が激減。でも、たまにこうやって池のほとりに現れる。警戒心は強めの個体です。

リュウキュウコノハズクは、オオコノハズクのポイントへ向かう途中、川沿いの松の木で鳴いていた。コノハズクの鳴き声もだんだん増えてきました。

アオバズクもいたのですが、写真撮影はかないませんでした。

ヤンバルクイナの林道を車で流していると変な物体が視界に飛び込んできた。なんだろうと通り過ぎた車をバックさせると、桜の木にケナガネズミでした。何かドロっとしたものを食っていましたがナメクジか何かでしょうか? 全く警戒心がなく懐中電灯で照らしていてもウラジロガシの新芽を食ったりしていた。

お休み中のヤンバルクイナ。リュウキュウマツの木にペアでいました。

March 1, 2014

今回はキタキツネをたくさん見ました。

ピョンと跳んで、ネズミをしとめました。