日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2017年2月16日

きょうもあちこちでサシバに出会いました。タイワンツチイナゴが主な獲物のようです。タイワンツチイナゴは、日本最大級のバッタだそうなので食い出があることでしょう。

獲物をめがけて飛び出したサシバ。この後、大きなタイワンツチイナゴを捕まえた。

2017年2月2日

越冬するサシバを多くみた一日。成鳥10羽に幼鳥4羽を観察した。

沖縄の越冬サシバは、北はやんばるから南は糸満まで少しの緑があれば見つけることができます。商業ビルや官公庁の建物に囲まれた那覇市の新都心公園「沖縄の杜ゾーン」には、2羽のサシバが居着いています。本土では、里山に住むサシバですが、沖縄では都会で生き抜くすべも身に付けたようです。

サシバの幼鳥。気温があまり上がらず、餌探しに苦労している。

2017年1月19日

午前中は、ぐずついた天気でしたが、午後からは晴れ間も見えだしました。

昆虫が活動的になると、それを狩るサシバも活発になります。数羽であったサシバのうち、人間をあまり警戒しない個体を観察しているとバッタやカエルなどを捕まえていました。

獲物を発見。サシバは、一直線に飛んで獲物に飛びかかります。

2016年12月31日

年末年始休みに入ったので、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM と 7D Mark II のお散歩セットを携えて、沖縄本島中部を妻とドライブがてらバードウオッチング。

先週は、このセットでシロハラを撮ってみたけど、前のモデルと比べて逆光耐性や解像度などかなり基本性能が上がっていた。今日は、サシバの飛翔なども撮って動体の手ぶれ補正なども試してみたが、なかなかの手応え。ロクヨンを持ち出すのが億劫な時のこのセットは非常に有用だと感じた。

公園の松林には、ビンズイが10羽ほどと、シロハラにいたっては20羽ほどが越冬のためやってきていました。近くのサトウキビ畑では、越冬サシバが「ピックィー、ピックィー」と何羽か鳴いていた。

夕方になると、西の方からウの群れが上空を横切った。最初の群れは100、次の群れは60、その次の群れは40ほどで合計200羽ほどが東の方へ飛び去った。ねぐら入りするのだろうか。ウのこれだけの群れは、沖縄では珍しいのではないだろうか。壮観なねぐら入りを見られて満足。^^

サシバの飛翔。元々の横の画素5472ピクセルを1192ピクセルになるまで超トリミングしてもこの解像感。手持ち撮影ですが、手ぶれ補正もよく効いています。^^ ちょっとノイジーなのはAPS-Cだから仕方がない。

2016年10月21日

サシバの渡りも終盤に差し掛かったようで、今日の野底岳は、午前6時半から午前9時半までの間に100羽を少し超える程度でした。最大の群れでも30羽ほど。

代わりにヒシクイが3羽渡って行きました。

アマミヤマガラやリュウキュウコゲラ、メジロなどが展望台の近くに多く現れる一日でした。

一番近くを飛んだサシバの幼鳥。

2016年10月18日

今朝は、下道、高速とも渋滞にはまって名護岳に着いたのは午前9時前。サシバを50羽ほど見て終了でした…。^^; そうです。遅刻したのは私。サシバは、時間通りに渡って行きました。

仕方ないので名護市から少し脚を伸ばして、沖縄本島最北端の辺戸岬まで回ってきました。途中、海上からやってくるサシバの群れも観察できました。かなり低い高度(50メートル以下)でやって来たので驚いた。田んぼや林道、ダムなどいたるところにサシバがおり、電柱から獲物を探したり、数羽のタカ柱をつくったり。

喜如嘉の田んぼには、5羽のサシバが休息していました。明日の渡りに備えているのでしょう。

田んぼの上空をサシバの幼鳥が旋回します。

2016年10月16日

今季、2度目のタカの渡りを名護岳の天上展望台で見てきた。家を出るのが少し遅れたので、現地に着くと、すでに名護岳の麓からもサシバのタカ柱が見える。これは、出遅れたなと思いながら林道を展望台まで上がり午前8時20分ごろ到着。

早速、北に見える尾根に双眼鏡を向けてみると、数十羽のサシバのタカ柱ができていました。今日はたくさん飛びそうな予感。^^

結局、午前10時まで観察して600羽ほどカウントできました。ダブルカウントはほぼないはず。アカハラダカも何羽か渡って行きました。しかし、ほとんどの群れがかなり遠くを飛ぶのでなかなか写真に収められない…。

前回、たくさん渡っていたエゾビタキは一羽も見当たりませんでした。

帰りは、金武の田芋畑に寄ってみると、ここにも数羽のサシバがいて、田んぼで獲物を捕まえて長旅の疲れを癒し、越冬地を目指すさらなる旅に備えているようでした。

サシバの成鳥が真上を通り過ぎますがかなりの高度があります。

2016年10月12日

10月8日、寒露の日のアカハラダカ、サシバの渡り を境に越冬組と思われるサシバが増えだし、代わりにサシバのことを恐れるミフウズラはほとんど見なくなった。^^;

今日は、伊計島のサトウキビ畑でサシバを3個体発見。石垣島の越冬サシバと違って沖縄本島のサシバは警戒心が弱いですね。サシバの止まる木の下をレンタカーが走るのですが、全く気にすることなく大きなバッタらしき獲物を捕らえていた。

チョウゲンボウは、伊計島の手前にある宮城島で2羽観察。サシバとチョウゲンボウが住み分けているのは偶然なのか。今冬の観察課題とします。

サシバが見られるようになると、すっかり姿を潜めてしまったミフウズラをなんとか発見できました。いつもいるような開けた場所でなく、上空から死角になる木の下で餌探ししていました。

ミフウズラの天敵、サシバ。この日、伊計島で3羽のサシバを発見。

2016年10月8日

今日は、二十四節気の寒露です。冬鳥たちがやってくる季節ですね。

今朝は、午前5時半に起床し、午前7時半には名護岳の天上展望台に到着しました。到着後、1時間ぐらいは何も飛びませんでしたが、午前8時半ごろから北の方角からアカハラダカの群れがやってきました。今日最大のタカ柱は100羽ほどでかなり迫力がありました。

午前9時までも観察で250羽ほどが南へ渡って行きました。

また、サシバも十数羽がアカハラダカの群に混じって南に渡って行きました。石垣島では、アカハラダカは早朝にサシバは午後15時以降に飛ぶので両者が同じタカ柱をつくることはなかったのですが、名護岳では、アカハラダカとサシバの交ざったタカ柱が観察でき得した気分!!

エゾビタキも小さな群れがいくつも南に飛び去って行きました。田んぼには、ヒシクイが5羽やってきていました。季節の移ろいを感じさせます。

10月10日追記: この日は、最終的にアカハラダカ500オーバー、サシバ40ほどが飛んだそうです。

アカハラダカのメス。今年は、秋の渡りが遅れているそうです。

2016年3月23日

昨夜、仕事を終わってやんばるに行ってきました。ヤマシギとリュウキュウオオコノハズク狙いです。

3時間ほどかけて、現場に到着するもツアーガイドがナイト営業しているのでヤマシギは恥ずかしがって出てきません。^^; ツアー営業も終わり2時間ほど餌場で待ち伏せると日付が変わって午前1時ごろ、今日は2羽でやってきました。私の目の前、15メートルほどに1羽、もう1羽は草地の反対側に位置する餌場へ降りたので数十メートルの距離でした。動画もありますが、全く動きません。^^;

リュウキュウコゲラは県道70号線の安田から奥の間でヤンバルクイナを探していると、頻繁に遭遇しました。こんなにたくさんいるのにリュウキュウは初見です。^^;

ヤマシギが近くてまんぞく。^^

電波通信ワイヤレス機能がついてる430EX III-RTが大活躍。2灯使っています。

2016年2月24日

三角池は相変わらずのメンバーでした。ヘラサギ、ツクシガモ、ソリハシセイタカシギ、セイタカシギ、コガモ、ハシビロガモ、バン、オオバンなど。

豊崎干潟にはチュウシャクシギが5羽いました。

サシバは、一昨日北部へ行った時に撮影したものです。

ヘラサギが泥の上を悠々と歩いていました。

2016年2月12日

先月末からのツクシガモとソリハシセイタカシギがまだ豊見城市の三角池に滞在しています。豊崎干潟にはクロツラヘラサギ10羽ぐらいの群れとムナグロが2羽いました。カワセミポイントには常連さんがたくさんで車を停める場所もないほどでした。場所が狭いので、カワセミ撮影に挑戦するのはしばらく難しそうです。

宜野座のプロ野球の取材帰りに寄った金武の田芋畑には、マングースがたくさんいました。ほんの短時間しかいませんでしたが、4頭確認しました。道路や芝生など開けたところにも出てくるようです。

田芋畑にはセイタカシギやイソシギ、コチドリ、サギ類などがいました。アカガシラサギがどこからともなく飛んできたのですが、カメラを準備する前に田芋の葉に隠れてしまいました。

猛禽類のサシバ、ミサゴは相変わらずたくさん見ます。石垣島よりもずっと多いし逃げないです。サシバの密度が高いのはカンムリワシがいないので競合しないからでしょうか。海岸林ではアオバズクも一瞬確認しました。

引き続き滞在中のツクシガモ。

2016年2月8日

街中のちょっとした資材置き場に越冬サシバがいました。例に漏れず、人間を恐れません。^^;

獲物は小鳥(シロハラ?)らしきものを襲っていました。

石垣島では目があった瞬間に逃げるサシバがほとんどですが、沖縄本島の野鳥はサシバも含めて基本逃げません。^^

2015年12月9日

取材の合間に島の西側を回ってきました。川平石崎には、ハチジョウツグミやツグミ、ジョウビタキ、シマアカモズなど、崎枝には小さな沈砂池にハシビロガモやコガモがいました。帰り道にはサシバが獲物を狙って枝から牧草地を見下ろしていました。

川平石崎に到着するとジョウビタキのメスが出迎えてくれました。

2015年11月22日

久しぶりにカタグロトビを探しに出たのですが、サシバ、チョウゲンボウ、ハイイロチュウヒ、カンムリワシぐらいしか見つかりませんでした。^^;

夜、シロハラなどの渡りの鳴き声が聞こえるのですが、出会いはなかった。

チョウゲンボウにはタヒバリらしき小鳥がモビングしていました。

2015年11月14日

ムネアカタヒバリの群れを観察していたら、ハイイロチュウヒのメスが突撃してきました。背後から急に現れたのでとっさの撮影でした…。^^;

ハイイロチュウヒがやってきて、慌てて逃げたチョウゲンボウ2羽のうち1羽はしばらくして戻ってきました。

近くにはサシバが2羽いてバッタなどを捕まえていました。上空をミサゴが飛んでいくのですが、カタグロトビには出会えず。

牛小屋の周りには、コムクドリ、カラムクドリ、ホシムクドリ、ムクドリなどが集まっていました。

明日から2泊3日で西表島で探鳥してきます。イリオモテヤマネコも見られたらなー。

愛知県一色町ではたくさん見たハイイロチュウヒ 。石垣島では少ないですね。

2015年10月25日

カタグロトビ遭遇率100パーセントです。^^

今日は、師匠が先日の場所でスタンバイ、私は遊撃手として牧草地帯を車で探しました。すると遠くに何やら獲物を襲う鳥影が。双眼鏡でのぞいてみると、お目当てのカタグロトビでした。すぐに師匠に電話して、二人で駆けつけるとスプリンクラーの上でクマネズミを食っていました。しばらくして飛んでしまったのですが、午後6時に戻ってきて、ねぐら入りも確認できました。どちらの場所も 先日の頻出ポイント より離れたところでした。

餌場とねぐらゲットです。^^

他は、チョウゲンボウ3羽とハヤブサの幼鳥1羽、サシバなど猛禽類が多く観察されました。また、クロハラアジサシはあちこちの牧草地で数羽の群れが観察されました。赤土地帯では、ムナグロ40羽とツバメチドリ30羽の群れも確認できました。

ほんの2時間でこれだけ観察できる石垣島を、あらためて素晴らしいと実感。^^

明日からは、鹿児島へ取材なのでカタグロトビとはしばらく会えません…。

おや、遠くに何かいるぞと思ったら、カタグロトビがクマネズミをつかんで飛んでいるところでした!!

2015年10月15日

今日もサシバの渡りを見てきました。場所もいつものバンナスカイラインです。数十羽の群れがいくつか出るのですが、いまいち絵になるタカ柱にはなりませんでした。かなりの数がねぐら入りしたので明日も渡りが楽しめるでしょう!!

夕日に輝くサシバの幼鳥。かっこいいですねー。^^

2015年10月15日

2時間ほど時間が空いたので、仕事中にバンナの渡り鳥観察所でサシバの渡りを見てきました。少し時間が早かったので、100羽ほどしか確認できませんでしたが、ハチクマを1羽見ることができました。 先日のハチクマ と比べてみると初列風切の破れ具合と尾羽の模様が違うので別個体のようです。

先日のハチクマとは違う個体のようです。

2015年10月13日

今日のサシバの渡りは不発でした。昨日、曇天のもとたくさんのサシバが飛んだので、期待したのですが、100羽そこそこでした。また、出たサシバも遠い…。^^;

バンナスカイラインの渡り鳥観察所からサシバを見ていると、近くの小枝にはムシクイなどが群れていました。

成鳥。綺麗な青空だったのですがサシバのタカ柱にはならず。