日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2018年2月14日(旧暦では2017年12月29日)

昨年8月15日に沖縄本島で初めて確認されたナンヨウショウビンは、漫湖で長逗留中。今月でちょうど6カ月が経ちました。

曇りがちな冬の沖縄ですが、ここ数日、晴れ間がのぞくようになりました。いつになるか分かりませんが、ナンヨウショウビンが繁殖地へ戻ってしまう時が日に日に近づいています。いつ抜けてもおかしくないので、この休日、ラムサール条約湿地の漫湖でナンヨウショウビンを拝んで来ました。

漫湖水鳥・湿地センターの木道からナンヨウショウビンお気に入りの枝を見ると早速、現れました。しかし、まだ潮が高く木道からは死角になり、とよみ大橋から見える位置へ飛んで行ってしまった。

重たい機材を担いで橋まで移動するのも難儀なので潮が満ちてくるのを待つと、30分後、先ほどの場所へカニをくわえて戻って来ました。それからは、木道から見える場所で数匹カニを捕まえて数人の観察者を楽しませてくれました。

ナンヨウショウビン

お気に入りのヤエヤマヒルギの支柱根に止まるナンヨウショウビン。足元にはカニを叩きつけたときに付着した泥が見えます。

ナンヨウショウビン

カニをくわえて戻って来たナンヨウショウビン。

ナンヨウショウビン

カニは足がついたまま丸呑みにします。

ナンヨウショウビン

くちばしも泥だらけ。カニを呑み込みしばし休憩。来月ごろには繁殖地へ旅立つのだろうか。

ナンヨウショウビン

このメヒルギの枝もお気に入り。またカニを捕まえた。

Category:野鳥