短時間バードウオッチングでしたが、石垣島の留鳥が勢揃いしました。^^
公園や林道などでリュウキュウアカショウビン数羽。巣穴堀りをしている個体やすでに抱卵に入っているペアなど出会えました。
キンバトの出会いは5月中旬ごろから非常に多くなり、ご多分に漏れず落下して裂開したオオバギの種子をついばんでいます。
リュウキュウキビタキは今年生まれの個体がすでにさえずりながら縄張りを主張。警戒心は弱めで縄張りの見回りなどしっかり観察できました。
リュウキュウコノハズクも数ペアが抱卵中です。
自宅近くのカタグロトビ の子育てを観察していたら、リュウキュウツミの巣を見つけました。カタグロトビの巣からほんの20〜30メートルしか離れておらず驚きました。ツミはほかのツミが近くを通ると追いかけて縄張りから排除していましたが、カタグロトビに対しては知らんぷり。カタグロトビもカラスにはアタックするのですが、ツミのことは気にかけていないようでした。不思議です。
リュウキュウアカショウビンのオス。巣穴を掘っていました。
八重山、石垣島の夏の小鳥と言えばリュウキュウキビタキでしょうか。この時季、鳴き声は聞こえるのですが姿はなかなか見せてくれませんが、根気よく探せば枝でさえずる姿を拝めます。このオスのリュウキュウキビタキは、縄張りの見回りなのか、さえずっては枝を変えて移動していました。
アカショウビンはどこに行ってもいます。警戒心の薄い個体なら長時間の観察も可能です。もちろん観察、撮影する車内の人影が見えないような簡易的なブラインドを利用したりしますが…。
カンムリワシは現在抱卵中のペアがほとんどで田んぼやサトウキビ畑でめぐりあう機会は減りましたが、林道などでは遭遇します。
リュウキュウキビタキのオス。人に対する警戒心はそれほど強くないですが、藪の中で生活しているので声だけ聞こえて姿が見えないことが多いです。
石垣島の留鳥たちの繁殖は早いです。 オリイヤマガラはすでに巣立ち 、私の勤める会社の社屋に巣を作ったリュウキュウツバメは3月後半に巣立ちしました。
シロハラクイナは親鳥2羽で6羽のヒナを連れて歩いていました。前の日にも見ているのでお気に入りの場所のようです。
昨日、自宅のベランダからアサクラサンショウクイを発見したので、付近を探しているとカタグロトビのペアを発見。何度か自宅前のサトウキビ畑で見ている個体だと思われます。農地にぽつんとある小さな雑木林で繁殖しそうです。
リュウキュウツミも繁殖期に入っており、メスが鳴いて威嚇しながらカラスを追い払っていました。オスは見当たりませんでしたが、昨年、一昨年も同所で子育てしているので今年も期待がかかります。
リュウキュウキビタキもあちこちで盛んにさえずっています。農地を車で走っているとリュウキュウキビタキのさえずりが聞こえてきました。小さな雑木林なので、よく探してみるとさえずっている若い個体を発見。まさかこんな場所にまでいるとは思いませんでした。
リュウキュウコノハズクもすでにペアができており、オスがメスを営巣木に誘っています。 先日は、昨年も繁殖に成功しているペアと思われる オスが樹洞からメスを呼ぶ姿 が観察できました。今夜は、新規の場所でオスがメスを巣穴に呼ぶ姿が確認できました。最近、自宅に引き込まれる電線にリュウキュウコノハズクのオスがやってきてしきりにメスを呼んでいます。通風口を狙っているのかもしれません…。^^; 近々、巣箱をかけたいと思います。
キンバトは姿は見えませんが「ウー、ウー」というさえずりと呼ぶにはあまりにも低音の鳴き声がよく聞こえるようになりました。
シロハラクイナの親子。
この時期、公園や林道などあちこちから聞こえてくるリュウキュウキビタキの鳴き声ですが、その美しい姿を見る機会は非常に少ないです。
今朝は、リュウキュウキビタキを撮影するため、公園内の林道をいくつか歩き足で探しました。結構な密度でさえずりは聞こえるのですが、やはり茂みの奥や谷の底などからで姿はおがめず。
あきらめかけたころ、車道と林道の間の比較的奥行きが薄い茂みからはっきりとリュウキュウキビタキのさえずりが聞こえてきました。これはいけるんじゃないかと探すも見つからず。念のため、裏の県道に出て探すと浅い水路にかかる木の枝でリュウキュウキビタキのオスを発見!! やっと今季初撮影に漕ぎ着けました…。^^;
林道ではサクラランが数カ所で花をつけていました。これから夏までかわいらしいサクラランの開花を楽しむことができます。
リュウキュウキビタキのオス第2回夏羽。3暦年目なので、繁殖には参加しているものと思われます。足の色が薄いことと、羽衣は、本土のキビタキを参考にすると第1回かとも思ったのですが、第2回のようです。
昨日から愛鳥週間が始まりましたので、久しぶりにやんばるに赴き、繁殖シーズンに入ったホントウアカヒゲやリュウキュウキビタキなどをめでてきた。アオバズクは、求愛給餌をしたり、メスが樹洞に入って座り心地を確認していたので近いうちに産卵するようです。ヤンバルクイナは、何羽か道路を横切ったりするのですが、写真に収められず…。残念ながらリュウキュウオオコノハズクには、全く出会えなかった。^^; アカショウビンやサンコウチョウも鳴き声は聞こえるのですが、やんばるの深い森では姿を見ることはなかった。
林道を歩いているとホントウアカヒゲのメスに警戒されました。近くで営巣していたようです。
沖縄本島では、鳴き声は聞こえてもなかなか姿が拝めないリュウキュウキビタキが小枝にいました。数枚撮影したのち森の奥へ帰って行った。偶然の出会いにドキッとした瞬間でした。
警戒して鳴き声をあげるホントウアカヒゲのメス。
盛大にさえずっているリュウキュウキビタキがいました。^^
三脚にカメラを据えてじっとしていると私の頭上に来たりしていました。成鳥にしては警戒心の薄いリュウキュウキビタキでしたが、 昨年のリュウキュウキビタキ のように動画が撮れるほど同じ場所でさえずってはくれませんでした。^^;
藪の中でさえずることが多いのでなかなか撮れないリュウキュウキビタキですが、このオスは、林縁の枝まで出てきてさえずっていました。^^
本土のキビタキとの違いは、鳴き声と喉から胸の色、背中の色です。本土のキビタキの鳴き声は複雑ですが、リュウキュウキビタキは「フィーフィー」と単純です。また、リュウキュウキビタキはキビタキのように喉にオレンジがかったところがなく、喉から股の間まで鮮やかな黄色です。そして、本土のキビタキの背中が黒いのに対し、リュウキュウキビタキはオリーブ色がかった黒で少しくすんでいます。