日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

June 22, 2017

4巣観察しているうちの2巣で巣外から姿が確認できるぐらいにヒナが大きくなっていました。梅雨明け間近に連日警報が出るほどの大雨だったので心配していましたが杞憂でした。^^

沖縄戦全戦没者追悼式の取材の帰りに寄った巣は、すでに巣立ったようでもぬけの殻でした。この巣は、全く観察していなかったのでいつごろ巣立ったのか全く不明。^^;

ことしが初めての子育ての思われる若いカップル も無事にヒナが孵っていました。ヒナは結構大きく成長しているのですが、なぜかメスはそのヒナたちを抱いている。^^: 初めての子育てで過保護なのか?

June 21, 2017

今日は、二十四節気の一つ夏至でした。例年、沖縄ではこのころ梅雨が明けます。昨日は、夏至南風も吹いたので平年並みの梅雨明けなら慰霊の日の23日前後に梅雨明けです。沖縄の夏本番です。

1カ月ほど前に見つけたツミのペアの巣作りが完了していました。人を全く恐れないペアです。先月見つけた時は、子どもたちが遊んでいる横で求愛給餌していました。^^;

散歩の人が数メートル横を歩いても逃げません。初めて見つけた時は、メスは翼を広げて威嚇してきましたが、きょうは、こちらのことは全く気にしていないようでした。オスのツミは、地面に降りて翼を広げ虫干しを始める始末!!

完成した巣は、コバテイシの高さは4メートルないぐらいのところに掛けられていました。

ツミのオス。昨年生まれた若い個体です。

June 8, 2017

数日前に芒種を迎えた沖縄は、梅雨真っ盛りのはずなのですが、ここ数日いい天気です。しかし、梅雨明けはまだ先になりそうな予報。

職場からほど近い公園をのぞいてみると駐車場近くにツミがちょうど巣作り中でした。松やモクマオウの葉をちぎっては巣に運んでいた。

この巣を合わせて4巣を観察中ですが、見やすいのは今回見つけた営巣です。警戒心も強くないので時間の許す限り観察できそうです。

巣材の松の葉を持ってきたツミのメス。

May 19, 2017

先日、巣作りを確認したツミのペア が求愛給餌していた。獲物を持ってきたオスが松の木でしきりに鳴いていると思ったら、メスが飛んできてメジロらしき獲物をもらっていた。すでに羽は綺麗にむしられて調理済み。^^

メジロを食うツミのメス。

May 3, 2017

きょうは、憲法記念日∩ごみの日∩世界自由報道デーです。昨日は、夏も近づく八十八夜、明後日は二十四節気の一つ立夏。沖縄本島は蒸し暑い一日でした。

雨上がりの松林では、ツミの繁殖シーズンが始まり、きょう見つけた新規のツミのカップルが巣作りに勤しんでいました。巣は、概ね完成している様子です。

オスが主に巣材の小枝やモクマオウの葉などを運んで来ていた。メスは、オスがたまに捕まえて来た小鳥のような獲物を求愛給餌され、茂みで食っているようでした。まったく、よく働くオスだなー。^^

オスの羽衣が成鳥に比べるとずいぶん褐色がかっている羽が残っています。ツミの羽衣が何年で完全な成鳥羽に変わるのか分かりませんが、推測すると昨年生まれの初繁殖の個体なのでしょうか? メスの方も若干、褐色味がありこちらも若い個体だと推測できます。

両方とも若いツミのカップルの可能性があります。引き続き、観察を続けてみようと思います。

ツミのメス。 成鳥だとこれぐらいグレーがかる のでこれは、若い個体だと予想。

July 22, 2016

15日ぶりにバードウオッチングしてきました。こんなに長期間バードウオッチングしないと体調がおかしくなるね。^^;

成果は、いつものメンバーでホントウアカヒゲ、サンコウチョウ、アカショウビン、ヤンバルクイナ、ノグチゲラなど。ヤンバルクイナは、いつも通り道路を横断する個体ばかり。たまに林道で見つけたと思ったら撮影する間もなく藪の中へ…。ノグチゲラも数はそこそこいるのですが、撮れる場所には出てこない。

ホントウアカヒゲは、日の出から1時間も経たずして目視30以上、鳴き声を合わせると100近くが確認できました。巣立ちしたヒナも独り立ちし、ホントウアカヒゲが一年で一番個体数を伸ばす時期ですね。さえずってる個体も時々います。午前10時を過ぎると森の中に入ってしまい探すのは困難。

アカショウビンは、やっとやんばるで撮れたのですが、いざ撮影を始めたら枝にいた獲物を捕まえて谷へ降りてしまいました。獲物を枝に叩きつける音は聞こえるのですが、藪で姿が確認できず。タイミングの悪いこと…。^^;

ツミのメスもいましたが、やんばるの個体は警戒心が強いです。市内の公園に住むツミとは大違い。

やっとアカショウビンが撮れたと思ったらこんなの。この後すぐに獲物をくわえて藪の中へ。石垣島なら撮り放題なのになー。

March 12, 2016

先日、撮影したねぐらのツミ を本日、再度確認したらメスでした。なので、公園には 3月7日に撮影したオス とこのメスが同じ縄張り内で生息していることになり、営巣の可能性は非常に高いです。5月には子育てシーズンに入るので観察が楽しみです。^^

オスメスともに非常に人馴れした個体なので、以前からこの公園にいるのでしょうね。

p.s. 最新の日本鳥類目録では、沖縄本島のツミは八重山のリュウキュウツミとは別亜種のツミとご指摘いただきました。主な特徴は沖縄本島以北のオスのツミの虹彩が赤いのに対し、八重山の繁殖個体のオスの虹彩の色は橙色か黄色( これ とか こっち )であることです。過去の写真を確認してみると確かに石垣島で撮影したリュウキュウツミのオスの虹彩は橙色です。そして、今回沖縄本島で撮ったオスの虹彩は深い赤色でした。沖縄のレッドリストではリュウキュウツミと記載なのですが、今後は最新の日本鳥類目録に準拠することにします。 しまのとり さん、ご指摘ありがとうございました。

時間通り、18:30すぎにねぐらに戻ってきたツミのメス。同じ公園にオスも住むので繁殖に期待です。

March 7, 2016

いつも 塒で観察していたツミ に昼間、遭遇しました ( 追記: 後日、よく見たらメスでした。このオスとは違う個体です ) 。人を全く恐れず、5メートルぐらまで寄っても逃げる気配すらありませんでした。

先日は、18時35分に塒にやってきたので、今日も待ってみると18時39分にやってきました。「キッキッキッ」と小さく鳴いていつもの枝に止まりました。

また、リュウキュウコゲラの営巣もありました。枯れた木にゴルフボールほどの穴がきれいに開いていました。

カンヒザクラに止まるツミのオス。70-200に2倍のエクステンダーをつけてみたのですが逆光気味だとひどくコントラストが落ち、解像感も落ちます…。^^; Lightroom でコントラストは上げています。

March 3, 2016

夕方の公園を7D Mark IIをぶら下げて散歩してきました。いつも1D X使ってると軽さに驚いた!! これだけ軽いと手軽に持ち出せますね。ただ、ファインダーが小さくて見にくいですね。APS-Cだからしょうがない? 高感度も1D Xと比べると落ちます。また、シャッター音が軽すぎて撮れてるのか不安に…。^^;

シロハラがたくさんいたので200mmで撮影してみました。また、ツミが毎晩同じねぐらで寝ています。都会のツミは警戒心薄いねー。営巣もしてるかも。^^

ツミは毎晩この枝で寝ています。あくびをしているところです。