衆院選取材で沖縄本島へ出張したついでに鳥見。沖縄4区は当確が出たのが、午後23時すぎ。急いで記事を書いて出稿してホテルへ帰ってシャワー。日付が変わって午前3時ごろにやんばるへ到着しました。
ほぼ3年ぶりのやんばるでの夜探でしたが、鉄板ポイントを2カ所巡ってリュウキュウオオコノハズク3個体に出会えました。フラッシュを忘れたので、レンタカーのヘッドライトとハンディライトでなんとか撮影もできました。午前5時前には車内で仮眠。帰りは金武と泡瀬干潟を経由してダイシャクシギやホウロクシギ、カモ、シギなどを見てきました。
リュウキュウオオコノハズクが繁殖もしているいつもの場所にいくとやはりいました。一般にも有名な「ウオッ、ウオッ、ウオッ、ウォー」という尻下がりの鳴き声も聞くことができました。
先月から滞在のエリマキシギ 。田んぼにいない時は水路とかに入っているそうです。アカアシシギやヒバリシギ、トウネン、ハマシギ、アオアシシギ、コアオアシシギ、セイタカシギ、タカブシギなど滞在中。
エリマキシギに再会。田んぼにいない時は水路にいるとか。
石垣島で繁殖する個体とは少し違うハシボソシロチドリが飛来。シロチドリはあまり真面目に見ていませんでしたが、この個体は目立っていました。
今季初のクロハラアジサシも確認。2羽で田んぼの上を飛び回っていました。ヘラサギの幼鳥も滞在中。くちばしが妙に白い個体です。タカブシギやセイタカシギも増えてきましたが、今季はなかなか田んぼのシギのピークが来ないです。コチドリやヒバリシギも少しずつ増えています。
シマアカモズは繁殖地へ移動で数を減らしています。越冬のハヤブサのカップルはまだ滞在。自宅近くの片目のカンムリワシはなんとか生きながらえています。イシガキシジュウカラは子育てに忙しそう。
ハシボソシロチドリのオス夏羽。美しいですね。沖縄で繁殖する個体群はもっと淡色です。
10月12日に見つかったレンカク は発見から6日たったいまもまだ滞在中です。トラクターの農作業が入りましたが、あまり気にしていない様子で餌をとっています。
カリガネ2羽も逗留中で、こちらは10日目になります。相変わらずヒシクイと行動をともにしています。マガン12羽も飛来して一時は合流したのですが、結局別れて過ごしています。
レンカク幼鳥。トラクターを恐れることなく、作業で浮いてきた獲物を捕まえていました。