日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

Oct. 31, 2015

今日もカタグロトビを見に行ってきました。いつもの餌場にいつもの時間にやってきて午後6時にはねぐら入りするカタグロトビです。今日は、タヒバリと思われる小鳥にモビングされてかなり嫌がっていました。

撮影に余裕が出てきたので、カタグロトビの特徴的な飛翔姿の動画にもチャレンジしてみました。

撮影終了間近にやっと薄日が差し、カタグロトビのルビーのような赤い目がはっきりと見えました!! 何度見ても美しいですね。

Oct. 29, 2015

例のカタグロトビ、石垣島にはもう1羽いました。合計2羽です。複数羽が入るなんて日本初です。^^

天気予報は午後から晴れる予定でしたが、あいにくの曇天。カタグロトビはここの餌場がお気に入りの様子で、2時間の観察中、何度もやってきました。西風が吹いたら順光でホバリングが撮り放題なのですが…。残念。

ねぐら入りはやはり午後6時すぎでした。

沖縄本島の読谷にいたカタグロトビは11月に抜けたそうなので、石垣島の個体も来月には抜けてしまうのでしょうか。

カタグロトビ独特のホバリングから急降下。美しくてかっこいですねー。

Oct. 25, 2015

カタグロトビ遭遇率100パーセントです。^^

今日は、師匠が先日の場所でスタンバイ、私は遊撃手として牧草地帯を車で探しました。すると遠くに何やら獲物を襲う鳥影が。双眼鏡でのぞいてみると、お目当てのカタグロトビでした。すぐに師匠に電話して、二人で駆けつけるとスプリンクラーの上でクマネズミを食っていました。しばらくして飛んでしまったのですが、午後6時に戻ってきて、ねぐら入りも確認できました。どちらの場所も 先日の頻出ポイント より離れたところでした。

餌場とねぐらゲットです。^^

他は、チョウゲンボウ3羽とハヤブサの幼鳥1羽、サシバなど猛禽類が多く観察されました。また、クロハラアジサシはあちこちの牧草地で数羽の群れが観察されました。赤土地帯では、ムナグロ40羽とツバメチドリ30羽の群れも確認できました。

ほんの2時間でこれだけ観察できる石垣島を、あらためて素晴らしいと実感。^^

明日からは、鹿児島へ取材なのでカタグロトビとはしばらく会えません…。

おや、遠くに何かいるぞと思ったら、カタグロトビがクマネズミをつかんで飛んでいるところでした!!

Oct. 23, 2015

10月5日と10月20日に観察したカタグロトビ が再び現れました。「炯眼人を射る」じゃないですが、この鋭く赤い目はすべて見通されているようでゾクゾクしますねー。

そして、このカタグロトビ、石垣島が気に入ったようです。^^ この日も先日とほぼ同じような場所に現れましたが軽自動車しか入れない場所。^^; 先日より少し警戒心が強いようでした。

カタグロトビは、アフリカや南ヨーロッパ、インドや東南アジアに分布するそうですが、どうやって石垣島までやってきたのでしょうか。石垣島以外にも与那国島や沖縄本島で記録されたことがあります。このまま越冬してくれると嬉しいのですが。

カタグロトビは、真っ赤な目と目の周りの黒い模様の鋭い顔つきが特徴です。かっこいいですねー。

Oct. 20, 2015

10月5日に見て以来、2度目のカタグロトビです。前回の牛種子牧場の牧草地から、直線で1キロの牧草地にいました。前回は、遥か遠くを飛んであまりよく観察もできなかったのですが、今回はなんと、目の前30メートルほどの距離でホバリングをしているじゃないですか!! しかし、空港に取材に向かう私の手元にあるレンズは、広角ズームレンズのみ…。^^; 仕方ないので、iPhone6で動画を撮影しました。

獲物を襲うために急降下するとき、普通の猛禽のように翼をすぼめるのでなく、メンフクロウのように翼を伸ばしたまま万歳の状態で降下していました。ぜひ動画をご覧ください。

師匠に電話したら、「5分で行ける」とのことなので、私は後ろ髪を引かれながら仕事に向かい、あとは師匠にお任せしました。 師匠は、写真もバッチリおさえていました !!

このカタグロトビ、石垣島に2カ月ほど滞在しているので、まだまだチャンスはありそうです。