Dec. 14, 2024(旧暦では2024年11月14日)
カタグロトビの幼鳥は、最近になってやっと独り立ちしたようです。石垣島のカタグロトビは、年に何回も繁殖するので生息数がどんどん増えています。昨年も越冬したハヤブサのペアが今年も同じ場所に訪れました。同じエリアにはオオノスリもおり、オオバンやサギたちは戦々恐々です。近くにいたカンムリワシの幼鳥はハヤブサの2羽に追い回されて驚いているようでした。
コハクチョウ2羽も引き続き滞在。タゲリは幼鳥ばかり10羽ほどが飛来。田んぼは、コアオアシシギやアオアシシギ、アカアシシギ、タカブシギ、ハシビロガモ、コガモなどでにぎやかです。今季初のキンクロハジロも確認しました。
カタグロトビ シベリアハヤブサ ハヤブサのメス。亜種シベリアハヤブサと呼ばれていましたが、亜種ハヤブサに統合されてしまいました。
カンムリワシ カンムリワシの幼鳥。ハヤブサのペアからちょっかいを受けてうっとうしそうでした
シマアカモズ コハクチョウ コハクチョウ2羽。西表島から移動してきた個体です。ダム湖や海岸、田んぼを転々としています。
タゲリ コアオアシシギ キンクロハジロ 今季初のキンクロハジロ。常にペアで行動していました。
ハシビロガモ ハシビロガモのオス。石垣島で一番個体数が多いかもです。
Dec. 13, 2024(旧暦では2024年11月13日)
稲刈りが終わった田んぼで採餌するツメナガセキレイの大群の中にキガシラセキレイが2羽入っていました。雰囲気が違うので肉眼でもよく目立ちますね。
水の張られた田んぼにはオグロシギやチュウシャクシギ、アカアシシギ、クサシギ、ツクシガモ、オオバンなどが越冬中です。オオバンも数が増えてきました。オオバンは、オオノスリやハヤブサのメインの獲物になっています。
キガシラセキレイ キガシラセキレイ キガシラセキレイ キガシラセキレイ オグロシギ オグロシギ第1回冬羽。アオアシシギたちの後をついて回っていました。
チュウシャクシギ アカアシシギ クサシギ ツクシガモ オオバン Dec. 13, 2024(旧暦では2024年11月13日)
ソリハシセイタカシギ3羽が数日前から滞在中。ほかでも単独で見つかっていますので、もしかしたら、 11月に11羽で飛来した群れ が分散したのかもしれません。
今季初のオグロシギがやってきました。田んぼにはアオアシシギやイソシギ、クサシギ、ハマシギ、タシギ、セイタカシギ、アカアシシギ、タカブシギなども越冬中です。
ソリハシセイタカシギ(アボセット) オグロシギ アオアシシギ イソシギ クサシギ ハマシギ セイタカシギ タシギ タシギ タシギ カンムリワシ カンムリワシ ユリカモメ マガモ / 雑種 シロハラ シロハラは先月末ぐらいから鳴き声は聞こえていましたが、姿を確認できたのはこの日が今季初でした。
Dec. 6, 2024(旧暦では2024年11月6日)
10月21日に交通事故に遭って保護されたカンムリワシが無事に放鳥されました。10年ほど前から浦田原を縄張りにして継続観察されている個体で右目にシミがあることから「ポイント」の愛称で親しまれていたメスの個体です。繁殖も数年前から確認されています。
今回の救護で右足に「6」と刻まれた黒い足環を個体識別用に装着されました。発見した方はお知らせください。関係機関に報告いたします。
カンムリワシ / 足環・フラッグ付き カンムリワシ / 足環・フラッグ付き カンムリワシ / 足環・フラッグ付き しばらくすると救護者や関係者、マスコミに見守られながら力強く飛んでいきました。
カンムリワシ / 足環・フラッグ付き 最近は、なぜか飛ぶ方向やマスコミの位置など私が現場を仕切ることになっているのですが、今回も予想通りのコースを飛んでくれたので、なんとか面目を保てました…。^^;
Nov. 30, 2024(旧暦では2024年10月30日)
ナンヨウショウビンが石垣島に現れて1カ月以上たちました。行動パターンが決まっているので、遭遇率はほぼ100%を継続しています。警戒心は強くなっているので、とにかくナンヨウショウビンに気づかれないように観察することが大切になっています。
西表島にいたコハクチョウが石垣島にやってきました。反対に 石垣島にいたコウノトリ は西表島に渡って行ってしまいました。
山林ではキビタキを発見。コムシクイやウグイス、チョウセンウグイスも越冬中です。
ナンヨウショウビン 長逗留のナンヨウショウビン。太陽の日が当たるとギラっと光りコントラストが高まります。
ナンヨウショウビン 日がかげってもこの青さ。こちらに気づいていないのでリラックスして膨らんでいます。
ナンヨウショウビン 当初と比較するとかなり羽のすれが進んでいます。沖縄本島で8カ月ほど滞在したナンヨウショウビンは年末ごろにはかなり換羽が進んでいましたが、この個体はまだかかりそうです。
ナンヨウショウビン 30分ほど休憩していたナンヨウショウビンは、お気に入りの岩から獲物を捕まえると木の中に隠れてしまいました。
ズグロミゾゴイ 獲物を捕まえたズグロミゾゴイ。一気に引き抜くことができず、少しずつ引き上げていましたが、車が横を通ったので驚いて逃げてしまいました。
アカガシラサギ 2羽滞在しているアカガシラサギのうちの一羽。警戒心がほとんどありません。
コハクチョウ 河口にコハクチョウが2羽。西表島で観察されていた個体です。
キビタキ リュウキュウキビタキではなくキビタキのメス第1回冬羽です。今季は、リュウキュウキビタキよりキビタキに出会う機会が多いです。