2023年5月12日(旧暦では2023年3月23日)
渡りは落ち着いた石垣島では、島で繁殖するリュウキュウアカショウビンやリュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズク、リュウキュウツミ、ズグロミゾゴイなど造巣や抱卵など活発に動き回っています。
特にアカショウビンはとても活発で、この日は本業の仕事をしながらも午前中に13羽、午後に7羽の合計20羽をダブることなく確認しました。今年はアカショウビンの個体数が多いような気がします。
カンムリワシはこの時季、抱卵中で出会う機会が減ります。カタグロトビは年中、繁殖していますので、今も何箇所かは抱卵中です。
サンコウチョウも増えてきて、さえずりがあちこちから聞こえてきます。
リュウキュウアカショウビン
林道でオスのアカショウビンが至近距離でさえっずってくれました。細かいディテールまで録音できています。
リュウキュウアカショウビン
リュウキュウアカショウビン
上とペアのオス個体。このペアはオスもメスも警戒心がありません。
リュウキュウアカショウビン
林道でアカショウビン。こちらも警戒心があまりない個体でした。
リュウキュウアカショウビン
これは歩いて出会ったアカショウビン。昨年も同じ場所で繁殖しており、人慣れが目立つ個体です。
リュウキュウアカショウビン
自宅の2軒となりの庭で巣を作っているアカショウビン。おとなりさんの屋根に止まっています。
リュウキュウコノハズク
こちらのリュウキュウコノハズクとの付き合いも長くなってきました。
リュウキュウコノハズク
リュウキュウコノハズクは、数カ所で繁殖に入りました。早いところではヒナがかえっています。昨年も繁殖が早かったペアで個体によって早い遅いがあるのでしょうか。
リュウキュウアオバズク
アオバズクも抱卵に入っているようです。こちらのペアの数年連続で繁殖を成功させています。
リュウキュウツミ
田んぼに現れたリュウキュウツミのオス。この時季、オスはよく見ますがメスは抱卵中で、あまり姿を現しません。
ズグロミゾゴイ
ズグロミゾゴイ
上と同個体。公園に暮らすズグロミゾゴイは人慣れしていて、こちらに向かって歩いてきます。
ズグロミゾゴイ
近所のズグロミゾゴイ。集落近くで暮らすので、こちらも人慣れしています。
シロハラクイナ
シロハラクイナも繁殖中。そろそろ子連れにも出会えると思います。
イシガキヒヨドリ
餌を運んで来たイシガキヒヨドリ。造巣中のペアもいれば、すでにヒナがかえった巣もあります。
リュウキュウサンコウチョウ
サンコウチョウのオス。まだ独身のようでさえずりながら林内を移動していました。
2023年5月8日(旧暦では2023年3月19日)
タマシギのオスがヒナを4羽連れていました。毎年、繁殖が確認されているエリアで今季も無事に子育てが終えられるといいですね。
タマシギ
ふ化してから数日は経っているでしょうか。親鳥の後をついて歩く姿はかわいらしいですね。
タマシギ
親鳥が餌を捕まえるとヒナたちっは、われ先にとねだっていました。
タマシギ
人に対する警戒心はあまりないようで、こちらに近づいてきました。チュウサギやバンが近づいてくると腹の下にわが子を隠していました。カタグロトビやカラス、ツミも現れるので油断できないですね。
2023年5月6日(二十四節気の立夏、旧暦では2023年3月17日)
ムナグロの群れの中にアメリカムナグロ的なあやしい個体を1羽発見しました。初列の突出量と羽色に違和感を覚え、PPは4枚に見えます。
写真をもっと撮りたかったのですが、カメラの画面で拡大して確認しているうちに、黒い大きな犬が海岸を走って飛んでいってしまいました…。^^;
海外サイトで本場のアメリカムナグロと比べてみますが、なかなか難しい…。
アメリカムナグロ
褐色味がなく、いつも見ているムナグロとはずいぶん違う印象。アメリカムナグロ感ありますね。
アメリカムナグロ
アメリカムナグロ
ほかのムナグロと比べるとこんな感じ。初列の突出が周りと比べると目立ちます。アメリカムナグロ的です。
2023年5月5日(旧暦では2023年3月16日)
渡り鳥でにぎやかな田んぼですが、そろそろシギやチドリの春の渡りも終盤でしょうか。天候が良ければ、2〜3日の滞在で次々と入れ替わっている感じです。
人気のハリオシギ、チュウジシギ、ヨーロッパトウネン、キリアイなども逗留中です。
ハリオシギ
チュウジシギ数羽に交じりながら、あぜを歩き回って餌を取っていたハリオシギ。
ハリオシギ
チュウジシギ
チュウジシギは複数羽を確認。個体は入れ替わっているようです。
チュウジシギ
ハリオシギ
距離がある上にこれ以上、姿を見せてくれませんでしたが、ハリオシギとよく分かる個体。
ハリオシギ
この個体もこれ以上の姿は見せてくれませんでした…。
ハリオシギ
キリアイ
キリアイは3羽いました。まだまだ冬羽を多く残します。
ヨーロッパトウネン
ヒバリシギ
オジロトウネン
オジロトウネン
セイタカシギ
セイタカシギのオス夏羽。日々、群れが入れ替わっているようです。
リュウキュウヨシゴイ
リュウキュウヨシゴイのオス夏羽。繁殖期に入り活発です。
シロハラクイナ
ジシギを見ているとシロハラクイナやバンが悪意を持って飛ばします。^^;
ツメナガセキレイ
(キマユ)ツメナガセキレイの夏羽。どんどん北上して数を減らしています。
2023年5月5日(旧暦では2023年3月16日)
アカショウビンは早いペアでは、すでに放卵に入っているところもあるようですが、近所のアカショウビンは巣作り中でした。別のアカショウビンのペアは2羽でいつも行動していいて、巣穴掘りはまだの様子。求愛給餌のそぶりもありません。
ツミもそろそろ繁殖シーズン。縄張り上空を飛び回る個体をよく見ます。鳴き声もひんぱんに聞こえてきます。
カンムリワシは抱卵に入っているようで、出会う機会が減っていますが、この日は2個体と遭遇しました。
リュウキュウアカショウビン
リュウキュウアカショウビン
こちらも自宅から近いアカショウビン。手前がメスで奥がオス。
リュウキュウアカショウビン
リュウキュウアカショウビン
リュウキュウツミ
リュウキュウツミ
警戒心が全くない個体で、バイクが下を通っても平気でした。
カンムリワシ
林道のカンムリワシ。顔の周りに吸血虫が飛び回って鬱陶しそうでした。
カンムリワシ
農地のカンムリワシ。農作業中のサトウキビ畑から獲物が飛び出すのを期待しているようです。