日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2023年7月22日(旧暦では2023年6月5日)

7月も中旬を過ぎるとシギやチドリの秋の渡りが盛り上がってきます。例年通り、タカブシギ、ヒバリシギが先頭を切ってやってきます。続いて、アオアシシギやキアシシギ、オオメダイチドリが続々と入り出します。

一方で、エリグロアジサシやコアジサシは子育て真っ最中。今季はベニアジサシの繁殖が見えません。今後、増えるといいのですが…。

アカアシシギ

アカアシシギ第1回夏羽。

ヒバリシギ

ヒバリシギ夏羽後期。

アオアシシギ

アオアシシギ夏羽。

アオアシシギ

アオアシシギ第1回夏羽。

アオアシシギ

アオアシシギ第1回冬羽。

タマシギ

タマシギのオス。第1回夏羽。

チュウシャクシギ

チュウシャクシギもぱらぱらと通過中。

キアシシギ

キアシシギは十数羽が滞在。

トウネン

遠くにトウネン。4羽ほどが越夏しています。

オオメダイチドリ

オオメダイチドリは十羽ほどが到着。

アオアシシギ / エリグロアジサシ / キアシシギ / コアジサシ

エリグロアジサシとコアジサシは子育て中。アオアシシギとキアシシギは移動中。

Category: 野鳥
2023年7月12日(旧暦では2023年5月25日)

今年は台風の襲来もなく、コアジサシの繁殖が順調に推移すると期待していたのですが、なかなかうまくいかないものです。 6月初旬はPAC3配備でコアジサシ、シロチドリが営巣放棄 。今回は、ビーチオープン前の整備で営巣放棄してしまいました…。

コアジサシは、環境省のレッドリストで絶滅危惧 II 類に指定されているほか、日豪の二国間渡り鳥条約の「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」で国際希少野生動植物種に位置付けられているのですが、この扱いです。

コアジサシ

1卵産んで放棄されたコアジサシの巣。

コアジサシ / 足環・フラッグ付き

ビーチを追い出された群れの中には標識付きの個体もいました。

コアジサシ

ビーチで魚をとるコアジサシ。

コアジサシ

コアジサシ夏羽(左)と第1回夏羽。

コアジサシ

70羽ほどの群れでした。新しい営巣地が見つかるといいのですが…。

コアジサシ

警戒鳴きしながらビーチで遊ぶ人に向かってモビングしていましたが、ほとんどの巣は重機で潰され、コアジサシの存在を気に留める人もいません。

Category: 野鳥
2023年7月8日(旧暦では2023年5月21日)

リュウキュウアオバズクは3羽全てが巣立ちました。 先日、巣立ちを確認したリュウキュウアカショウビンのヒナ はこの日も2羽確認できました。

リュウキュウアオバズク

営巣木にとまるアオバズクのヒナたち。

リュウキュウアカショウビン

2日連続で確認できたアカショウビンの巣立ちビナ。

リュウキュウアカショウビン

上と同個体。

リュウキュウアカショウビン

上のヒナの親鳥。

リュウキュウコノハズク

今季、7巣目のリュウキュウコノハズク。

リュウキュウコノハズク

外で見守っているのはオスだけだったので、巣立ちはまだ先の模様。

サクララン

山中では、サクラランの花が増えています。

Category: 野鳥
2023年7月7日(二十四節気の小暑、旧暦では2023年5月20日)

今季、2巣目のリュウキュウアカショウビンの巣立ち。サクラランを探して林道を歩いていたら、巣立ちしたヒナが出す独特の鳴き声を確認。息を殺して探してみると2羽のヒナを見つけることができました。

リュウキュウサンコウチョウは、これから巣作りするペアがいました。カラスがいない環境なので安心感は高いです。

リュウキュウアカショウビン

岩の上にとまるアカショウビンの巣立ちビナ。

リュウキュウアカショウビン

林内は暗いので実際の明るさはこの写真ぐらい。鳴き声がないと探すのは不可能ですね。

リュウキュウサンコウチョウ

巣作りに精を出すサンコウチョウのメス。

サクララン

開花するサクララン。

Category: 野鳥
2023年7月7日(二十四節気の小暑、旧暦では2023年5月20日)

今季はアジサシの到着が遅い石垣島で、やっとエリグロアジサシの繁殖がスタートしました。ベニアジサシはいまだ始まらず。オオアジサシは例年並みです。沖縄本島も同様らしく今年の県内のアジサシは不発に終わりそう…。

エリグロアジサシ

毎年、エリグロアジサシがコロニーをつくる岩礁。満潮時なので海面が上がっています。

ミサゴ

奥の岩礁には越夏中のミサゴ。

Category: 野鳥