2018年6月5日(旧暦では2018年4月22日)
都会の真ん中でサンコウチョウが営巣中。ヒナは2羽は確認できました。通常であれが4羽はいるでしょう。巣立ちまであと数日。野良猫がたくさんいるので、捕食されないか巣立った後が心配です。マングースもたまに見ますが、猫がいるところへはやってこないのでやはり、脅威は野良猫。^^;
時間がなく、親鳥が餌を運ぶところは見られませんでした。明日は、休日なので早い時間から見てこよう。^^
リュウキュウサンコウチョウ
サンコウチョウの巣に西日がもろに当たっていた。時間が遅かったので給餌時間は終わっていたのかもしれません。短時間の滞在だったので確認できず。
2018年5月31日(旧暦では2018年4月17日)
先日、見つけたリュウキュウオオコノハズクの3兄弟 を見てきました。きょうは、同じ枝に3羽並んでいたのですが、高いセンダンの木で手前に障害物がたくさんあり、なかなかうまいこと写真は撮れませんでした。^^;
横からの姿も見ることができたのですが、初列はほぼ生えそろい自由自在に飛び回れるようです。
枯れた木の下にはオオコノハズクのものと思われる糞がたくさん落ちていました。多分、夜間はこの枝で親から餌をもらっているのでしょう。夜、ヒナへの給餌も見たいのですが、ちょっと警戒心強目なのでやめておきます…。^^;
カラスバトも毎回、複数羽見ます。小さな群れでアカギやオオバギの実を食いに来ているようです。もっとも多い時で十数羽。きょうは4羽の群れでした。
リュウキュウオオコノハズク
ツル植物が絡み合う木の奥にいたオオコノハズクの3兄弟。
リュウキュウオオコノハズク
リュウキュウオオコノハズク
リュウキュウオオコノハズク
リュウキュウオオコノハズク
オオコノハズクは、森の小さな妖怪って感じだな。^^
こんな山道を入っていくとオオコノハズクのポイント。カラスバトも何羽かいて、アカギやオオバギの実を食いに来るようだ。
2018年5月31日(旧暦では2018年4月17日)
アオバズクがお互い見通せる場所で営巣していました。その距離たったの30メートル。 リュウキュウオオコノハズクの巣はそこから50メートル ほどで、この林にはアオバズク2ペアとオオコノハズク1ペアが半径40メートルほどの範囲で繁殖していることになります。
現在、観察中のアオバズクの営巣は、6ペアです。
リュウキュウアオバズク
営巣木らしきモクマオウを下から見上げると、アオバズクのメスと目があった。樹洞がかなり浅いようだ。
リュウキュウアオバズク
リュウキュウアオバズク
こちらは上のアオバズクとペア。近くで巣を見張っている。
リュウキュウアオバズク
30メートルほど離れた、こちらもモクマオウで営巣するアオバズク。樹洞の入り口は上を向いているので様子は分からない。
2018年5月30日(旧暦では2018年4月16日)
那覇転勤が決まった時、最初に頭に浮かんだのが「オオコノハズクの営巣見たいなー」だったのですが2年と3カ月、3シーズン目にして、やっと巡り会うことができました!! 夜のリュウキュウオオコノハズクはたくさん見ており、いつか昼間の明るいうちに見てみたいと思っておりました。
営巣確実なポイント3カ所で、可愛らしいオオコノハズクの親子を2018年こそは目に焼き付ける予定でしたが、忙しくてなかなか時間が取れず、あれよあれよとあちこちで巣立ってしまいました。
きょう、偶然にも巣立ちビナ3羽と親鳥2羽を見つけた場所は、赴任1年目に見つけたアオバズクの営巣木からわずか30メートルの場所。仲は悪いはずなのにこんなに近くで営巣するもんなんだなー。
アカショウビンも毎年、繁殖する場所なのでもう少し、ポイントを極めたいのですが、来年には那覇赴任も終わってしまいます。なんとも残念。
リュウキュウオオコノハズク
沖縄県内で繁殖するフクロウの仲間のヒナでは、オオコノハズクのヒナが圧倒的に可愛らしい。^^
リュウキュウオオコノハズク
親。メスかオスかは全く分からない。^^; なんとなくメスのような気はする。
リュウキュウオオコノハズク
リュウキュウアオバズク
オオコノハズクの親子から20〜30メートルのところにはアオバズクが営巣。3年連続で営巣している。
リュウキュウアオバズク
初めて見つけた年よりは、多少、人馴れしてくれた模様でこの距離でも撮れた。
リュウキュウアオバズク
リュウキュウアオバズク
夜も見張り番をしているようで時折、メスが抱卵している樹洞の方を見ていた。
2018年5月30日(旧暦では2018年4月16日)
4月15日に救護されたヤンバルクイナの放鳥を見てきました。というか取材してきました。^^;
環境省とNPO法人どうぶつたちの病院沖縄の指示に従い、報道陣はV字に整列。V字の狭い方からヤンバルクイナを放すとあっという間に森の中に消えて行きました。右足には環境省のメタルリングが装着されています。
帰り道、辺土名のエリグロアジサシの営巣地をのぞいてみると8羽ほどがいました。古宇利大橋付近にもたくさんのエリグロアジサシが飛び交っていました。ベニアジサシはまだ確認できず。
ヤンバルクイナ
ヤンバルクイナは、段ボール箱から放たれると琉球新報の記者の前で90度ターン。
ヤンバルクイナ
ヤンバルクイナ
ヤンバルクイナ
ヤンバルクイナ
保護した時は、足に麻痺があったそうですが、この走りを見る限りは大丈夫そうだな。
非公開の飼育・繁殖施設も見せてもらった。この日が報道へも初公開。
ヤンバルクイナ
こちらは4日前に孵化したヤンバルクイナのヒナ。餌は、トキ用のペレットにヤンバルクイナに必要な栄養素を配合した特製のものだそうです。
エリグロアジサシ
エリグロアジサシ
昨年は、台風被害に遭わずたくさんのヒナが巣立った。ことしもたくさんのヒナが巣立つことを願って!!
イノシシにも会いました。やんばるで遭遇するイノシシはいつも鈍臭いので近くまで接近できます。